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ぽちこ~おひとり様が行く~

「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

東大の市民後見人養成講座でご一緒させて頂いた横浜の方から、お手紙を頂きました。
お仕事をリタイアされたあと、勉強に来られていて、養成講座の修了時には、積極的に活動されていました。
今は、後見、介護に役立つ資格を取られて、ますます頑張っておられる様子。

お手紙によると、関東のある家庭裁判所では「後見人申立て」の際に成年被後見人の財産を「信託」することが条件になりつつあるようです。
ただ、関東でも、別の家庭裁判所では「信託」が条件にはなっておらず、家庭裁判所によってまちまちだな~と実感した・・・と書かれていました。

私たちが養成講座を受講したとき、後見制度の利用とともに「信託」が進んでいくのではないか?と言われていました。
さきがけとなって後見制度と信託活用について進められた銀行の説明も授業でありましたし、パンフレットも頂きました。

成年被後見人の財産は後見人が管理して、被後見人のための活用、支払等を行いますが、すぐには使わないお金を親族や専門職後見人が管理するのではなく、銀行などが預かって管理し、必要に応じて交付を行うというのがおおかまな仕組みです。
銀行などが信託された財産を一時交付したりする場合は、家庭裁判所の指示書が必要なようですから、代理人である後見人に多額の財産を横領されるのを防ぐ効果があると思います。

後見制度についてずいぶんと認知されてきましたが、横領についてもずいぶんニュースを見る機会が増えました。
信託をするということは、銀行等に手数料を払う必要性が出てきますが、横領される恐れを考えると家庭裁判所が条件にしたいと方向にあるのは分かる気がします。
そのうち、一定以上の財産がある場合は、全国的に「信託」が条件になるのかも知れないな~と思ったりしています。

でも・・・専門職の方が横領したニュースは、本当に悲しい気がします。
今朝の出来事です。

地下鉄を降り、改札までエスカレーターで上がろうとしたときのこと。
目の不自由な年配の女性が白い杖を使って、エスカレーターの乗り場あたりに向かっていました。
乗り降りの慣れた駅かもしれませんが、黄色い点字ブロックを頼りにうまく進まれておられました。
そのとき・・・。
スマホを操作した男性が突然、乗り場手前で一瞬立ち止まり、もう少しで女性はぶつかりそうになっていました。
「あ~!」
と心の中で叫びかけて、ちょうど、女性がその男性の手前で「乗り場近く」だと気づいてか?スピードダウンしたおかげで、男性は女性に気づくこともなく、すっとエスカレーターに乗っていきました。

最近、ネットのニュースでも見かけましたが、スマートフォンが普及してから駅のホームに落ちる人や踏切の遮断機が降りているのさえ気づかずに進入してしまった人などが増えているようです。
私も偉そうなことは言えなくて、大阪市内ではしないのですが、江坂界隈だと、スマホを見ながら歩くことがあります。
前方から来た自転車に気づかずに、もう少しでぶつかりそうになった経験が
その時、びっくりしたのが、「まっすぐ歩道の端の方歩いていたつもり」なのに、知らない間に真ん中の方に来ていました。

その反対で、通勤ラッシュ時間に人の流れとともに歩いていたところ、突然、前の人がスピードダウンしてぶつかりかけたことがあります。スマホをしている人でした。

昔のガラケーのときは、片手でメールが打てましたし、ある程度は周りも見えた気がします。
しかし、スマホは、左手に持って、右で打ちする時点で、両手がふさがり危険な気が・・・。
事故などに遭った記事で、「なるほど」と思ったのはガラケーに比べて、画面を見入ってしまうのだそうです。
ガラケーに比べて、LINEとか瞬時に返事を打ったりする機会も増えてしまいましたし、動画とかも見ている人もいるかもしれませんし・・・。

歩きながらのスマホ操作は、目の不自由な方だけでなく、操作する人も、まわりの人も危ないな~とあらためて教えられた朝でした
どうしても・・・のときは、邪魔にならないところできちんと立ち止まってから操作しよう~と思いました。
先日、高槻で行われた支部無料相談会に参加してきました。

開業してちょうど約1年。
仕事につながったかどうかは別として、相続・後見関係について相談していただいた方はしっかりした方が多くて、「話がさっぱり分からない」という状況に陥ったことはあまり経験がありません。

一方、無料相談会では、年配で、相談者さん自身が「何から何を話していいか分からない」
という方にも出会うことがよくあります。
相談会の事前案内を見て、準備をしてから来られる方もいらっしゃいますが、通りがかりで相談される方も結構いらっしゃるせいかな~とも思うのですが・・・。
あくまで感覚的なことですが、男性より女性の方が分かりにくい。
「どこが問題で、どうしたいか?あるいはどうなっているか?」というところに辿り着くまでに、長~い装飾部分のお話があります。

先日も、相続財産がどうなっているのかを把握するのに、先輩も私も「???」と時間がかかりました。
先輩の先生が少しずつアドバイスしていくと、さきほどまでの話がまた繰り返され・・・。同じ話が3回転くらいしたとき、
「あ~。そういうことだったのか。結局、相続財産はこれとこれなんだな」
と恐らく先輩と私は同じタイミングあたりで理解できました。

無料相談会で出会って相談してくださった方のおかげか、うちの叔母や義母が歳をとってきたおかげか分かりませんが、最初はワケの分からないような話でも、一通りか二通りくらい話を聞いて、ゆっくり少しずつ、話を分離したりすることによって明快にしていくということに慣れてきました。
年末年始、親御さんの話が「支離滅裂で何を言いたいのか分からない!」とイライラすることもあろうかと思いますが、すぐに怒らないで耳を傾けてやってください。
「装飾部分の話」は重要でなかったり、理解を妨げることもしばしばですが、特に女性は「聞いて欲しい」んです。
きっと、年配でなくても、私も・・・。よく主人に端的に!って怒られますから