地下鉄を降り、改札までエスカレーターで上がろうとしたときのこと。
目の不自由な年配の女性が白い杖を使って、エスカレーターの乗り場あたりに向かっていました。
乗り降りの慣れた駅かもしれませんが、黄色い点字ブロックを頼りにうまく進まれておられました。
そのとき・・・。
スマホを操作した男性が突然、乗り場手前で一瞬立ち止まり、もう少しで女性はぶつかりそうになっていました。
「あ~!」
と心の中で叫びかけて、ちょうど、女性がその男性の手前で「乗り場近く」だと気づいてか?スピードダウンしたおかげで、男性は女性に気づくこともなく、すっとエスカレーターに乗っていきました。
最近、ネットのニュースでも見かけましたが、スマートフォンが普及してから駅のホームに落ちる人や踏切の遮断機が降りているのさえ気づかずに進入してしまった人などが増えているようです。
私も偉そうなことは言えなくて、大阪市内ではしないのですが、江坂界隈だと、スマホを見ながら歩くことがあります。
前方から来た自転車に気づかずに、もう少しでぶつかりそうになった経験が
その時、びっくりしたのが、「まっすぐ歩道の端の方歩いていたつもり」なのに、知らない間に真ん中の方に来ていました。
その反対で、通勤ラッシュ時間に人の流れとともに歩いていたところ、突然、前の人がスピードダウンしてぶつかりかけたことがあります。スマホをしている人でした。
昔のガラケーのときは、片手でメールが打てましたし、ある程度は周りも見えた気がします。
しかし、スマホは、左手に持って、右で打ちする時点で、両手がふさがり危険な気が・・・。
事故などに遭った記事で、「なるほど」と思ったのはガラケーに比べて、画面を見入ってしまうのだそうです。
ガラケーに比べて、LINEとか瞬時に返事を打ったりする機会も増えてしまいましたし、動画とかも見ている人もいるかもしれませんし・・・。
歩きながらのスマホ操作は、目の不自由な方だけでなく、操作する人も、まわりの人も危ないな~とあらためて教えられた朝でした
どうしても・・・のときは、邪魔にならないところできちんと立ち止まってから操作しよう~と思いました。