モバイルSuicaで買えるお得な乗車券

以前、モバイルSuicaで購入できるフリーきっぷの1つとして、都区内パス・モノレール&都区内パスを紹介しました。
都区内パスは東京23区が対象エリアとなりますが、今回紹介するのんびりホリデーSuicaパスは関東地方の広範囲が対象エリアとなる発展版となりますので、活用術の幅が広がりますので紹介します。
(情報更新を行い、手直しをして再アップしています)
のんびりホリデーSuicaパスとは

JR東日本より
のんびりホリデーSuicaパスは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県など関東地方の広範囲が乗り放題となります。
また、JRに加えて、東京モノレール・りんかい線(東京臨海高速鉄道)もエリアに入っており、価格は2,850円です。
(2026年3月より値上がりしました)
都区内パスは通年販売ですが、こちらは名前の通り土休日(+GW・夏休み・年末年始)が利用期間となる点はご注意ください。

フリーエリア
ざっくりしたエリアの端は、小田原(東海道線)、大月(中央線)、神保原(高崎線)、自治医大(宇都宮線)、土浦(常磐線)、茂原(外房線)、君津(内房線)となります。
高崎、宇都宮、熱海、甲府、水戸、安房鴨川、館山など都区内パスと同様に絶妙に足りない気がしますが、東京から片道1時間半程度を目安として日帰り小旅行をするには丁度よいきっぷになっています。
のんびりホリデーSuicaパス(モバイルSuica)のメリット
メリットは3つあります(都区内パスと同様)。
- すぐに買える、どこでも買える
- 購入後はモバイルSuicaで通過するだけ
- 自動で乗り越し精算してくれる

すぐに買える、どこでも買える
モバイルSuicaのアプリで購入すれば、乗車する直前でも購入可能です。
どこでも買えるので、のんびりホリデーSuicaパスのエリア外にいるときでも購入できます。
購入後はモバイルSuicaで通過するだけ
普段のSuicaと同じように、アプリを開かずとも改札機にタッチするだけで良いです。
エリア内であれば、チャージした金額から残高が減ることはありません。
最近はSuica専用の改札機が多いので、どこの改札機からでも出入りできるのは便利です。
自動で乗り越し精算してくれる
最も便利な機能としてエリア外に出ても改札機の通過時にSuica残高から自動的に乗り越し精算してくれます。
裏を返せば、エリア外から乗車しても自動的に精算してくれるということです。
ちゃんとエリアの端からきちんと精算してくれます。
例えば、東海道線を使って東京から熱海へ向かう場合、通常であれば2,090円(IC利用)となりますが、自動的に小田原からの運賃となるので440円(IC利用)が残高から精算され、改札の外へ出られます。
紙のきっぷの場合、改札で駅員へお金を渡すか事前に乗り越し分を計算してきっぷを買っておくなど、やや面倒な準備が必要となりますが、そういった用意が不要なのはSuicaらしい便利な機能です。
休日おでかけパスとの違い

ほぼ同様の効力で比較されるのが休日おでかけパスです。
この2つには大きな違いが3つあります。
紙とSuica(自動精算の有無)
のんびりホリデーSuicaパスはモバイルSuica専用商品で、休日おでかけパスは券売機で購入する紙タイプのきっぷとなります。
そのため、休日おでかけパスはエリア外に出る場合には乗り越し精算への対応を行わないといけません。
価格
のんびりホリデーSuicaパスは2,850円、休日おでかけパスは2,950円で少し高いです。
きっぷの発券手数料とでも言うものでしょうか。
エリアが少し違う(新幹線・久留里線)

休日おでかけパスは久留里線と、特急券を購入することで東京~小山間の東北新幹線、大宮~熊谷~本庄早稲田間の上越新幹線に乗ることが出来ます。
久留里線はSuicaに対応していないためのんびりホリデーSuicaパスの範囲外となっているものと考えられます。
なお、東京~大宮間は新幹線とは言え速度が抑えられているため、上野東京ラインの普通列車とそれほど所要時間が変わらないので、新幹線を利用するメリットが薄いです。
以上の違いを踏まえるとモバイルSuicaのユーザーであれば、のんびりホリデーSuicaパスの方がおすすめです。
持っていない人は休日おでかけパスを使うといった形になると思います。
注意点
定期券になっているモバイルSuicaでは購入できない

これは最大にして一番痛い制約です。
私はApple Watchを持っていることからSuica2枚持ちで、制約をクリアしています。
普通は1枚しか持っていないので、人によっては購入を諦めるしかないかもしれません。
Suica残高から購入できない
購入代金は連携するクレジットカードか、もしくはiPhoneの場合だとApple Pay、Androidの場合だとGoogle Payからの支払いとなります。
Suica残高から購入することはできません。

なお、ビューカードの場合、VIEWプラスの対象となりますので、ボーナスポイントが付与されます。
ボーナスポイントは1,000円ごとに付与され、えきねっとやグリーン券の購入と合算されます。
改札へ入場後は購入できない
購入は改札機にタッチする前に購入しましょう。
活用術
熱海や宇都宮への小旅行に
エリア内を乗りまくるのが一番お得な使い方ですが、いっそエリア外へ少しはみ出して、熱海や宇都宮へ往復するだけでものんびりホリデーSuicaパスの威力を発揮させることが可能です。

東京~熱海間を往復すると4,180円が掛かりますが、このきっぷを購入すると3,730円(2,850+440+440)に抑えられます。

同様に東京~宇都宮間を往復すると4,180円が掛かりますが、このきっぷを購入すると3,532円(2,850+341+341)に抑えられます。
熱海は温泉に海鮮のグルメ、宇都宮は餃子に大谷資料館など、どちらも日帰り観光するにはちょうど良い都市となっています。
スタンプラリー

JR東日本では1〜3月にトレインスタンプラリー、7〜8月の夏休み期間中にポケモンスタンプラリー、最近は4〜6月にコナンスタンプラリーを行うのが恒例となっています。
このスタンプラリーはのんびりSuicaホリデーパスや休日おでかけパスにエリアが連動しており、1日ではちょっと難しいですが、何日かに分けることで何とか回り切れるような難易度設定になっています。
(ポケモンやコナンはやや難易度が低めに設定されている)
スタンプを押すことに合わせて観光してみるのも面白いと思います。
まとめ

当初の計画で決めていた目的地に向かう途中、景色が良かったり気になるお店を見つけたりした時に気軽に途中下車できるのがこのきっぷの魅力だと思います。
首都圏の列車は一部単線ローカルを除けば、長くても30分間隔で列車が運転されているので、そういった気軽さもあると思います。
是非参考にしてみてください。