仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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乗り物をメインにレビューしていきます。
FP2級所持、安さだけではないコストパフォーマンスの高い旅行を心がけています。

日本三名園のうち、金沢の兼六園、水戸の偕楽園は何度か行ったことがあったのですが、岡山の後楽園は今回初めて行きました。

 

 

 

後楽園と聞いて、東京都文京区あたりであったり遊園地やドームであったりを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、その由来は江戸時代初期に水戸徳川家が江戸の上屋敷内に作った小石川後楽園です。

 

小石川後楽園と岡山後楽園には全く繋がりはありません。

 

ただし、語源は同じです。

中国の「岳陽楼記」にある「先憂後楽」という言葉にちなんでいます。

「先憂後楽」とは『天下の憂いに先んじて憂え、天下の楽しみに後れて楽しむ』という政治を行うものとして守るべき態度を示しています。

 

つまり、君主(藩主)は庶民の楽しみをまず先に考えよ、ということになります。

 

岡山後楽園もほぼ同じ江戸時代初期に岡山藩主・池田綱政により造営され、国の特別景勝に指定されています。

 

後楽園のすぐ近くには岡山城があることから一緒に合わせた写真をよく見かけるかと思います。

 

もう一つ多いのは綱政の子、継政の時に築かれた唯心山(写真左の小さな山)からの眺めもよく写真で見かけます。

 

少し小高いところから360度…とは言いませんが、240度くらいのパノラマを楽しめます。

 

試しにパノラマ写真も撮ってみました。

 

正直なところ、北陸を代表する観光地である兼六園、都心からも近くて梅の花で有名な偕楽園に比べるといまいち目立っていない岡山後楽園ですが、川のように常にたくさんの水が流れていて、なおかつ水が澄んでいて、他よりも整った庭が広がっている印象を受けました。

 

岡山駅からはバスで10分くらい、藤原団地行という1時間に2本ペースの生活路線の途中に後楽園前バス停はありました。

岡電(路面電車)で向かう場合は城下で下車して、そこから徒歩15分くらい掛かります。

どちらも料金は160円です。

 

路面電車で向かう場合には先に岡山城を見学すると良いでしょう。

 

現在の岡山城の天守閣は1964〜1966年に再建したもので、オリジナルは1945年6月の岡山大空襲により焼失しています。

 

烏城と呼ばれるようにカラスのように黒い見た目であり、1階部分が不等辺五角形という変わった形をしているのが特徴です。

この姿へと変貌させたのは豊臣秀吉政権化で五大老の1人であった宇喜多秀家だったのですが、関ヶ原の戦いで西軍に付いていたため改易、その後、小早川秀秋が入城したのですが嗣子がいないまま亡くなったため、姫路藩の池田家がその後を治めています。

 

戦国時代に詳しい人からすれば、豊臣秀吉、宇喜多秀家、小早川秀秋、池田輝政と名だたる武将たちの名前が出てくるので、結構楽しめると思います。

 

アパホテルには最初からアパとして開業した店舗と、後に改装してオープンした2種類が存在します。

今回宿泊したアパホテル鳥取駅前南はこの見た目で2008年開業らしいので、おそらくシティホテルを改装し、最上階にレストランがあったホテルを改装したタイプだと思います。

 

私が宿泊したときはまだ開業していませんでしたが、すぐ近くにもう1店舗完成しており、こちらはアパホテル鳥取駅前です。

どちらのホテルも鳥取駅から徒歩2~3分、目の前にあるので立地はかなり良いです。

 

部屋はダブルでした。

通路が広めなので、通常のアパホテルの狭さに慣れているとかなり広く感じます。

2024年にリニューアルしているせいか壁紙や床は綺麗でした。

アパといえば、テレビとベッドが大きいところなので、改装組でも守られているののが嬉しいところです。

 

ベッドサイドのパネルにはコンセントとUSBタイプAがあります。

古さを感じる点として空調が集中管理方式なので、風量を調節することしかできません。

 

珍しいのはクローゼットが広く、きちんと扉まで付いていました。

 

水回りも新しくなっており、よく見る卵型の浴槽です。

結構節水型なのか水圧は若干物足りなさを感じましたが、新築されたアパホテル鳥取駅前には大浴場もあるのでそちらを利用するのもアリです。

 

夕食が付いたプランだったのですが、大山鶏の唐揚げが付いている定食で、アルコールもワンドリンクサービスでした。

朝食はバイキングでしたが、牛骨ラーメンや豆腐ちくわなどご当地名物があって良かった…と言いたいところですが、1,700円は高いかな。

 

歩いて5分ほどにはイオンがあったので、飲食物はここで調達してくると良いです。

コンビニだと駅の中にセブンイレブンがあります。

田舎の駅前って大きな商業施設があるので、都会よりも便利なことが多いです。

 

安定のアパという感じでした。

硬めのベッドが多い中でアパホテルのベッドは沈み込むようなタイプが多いので、好き嫌いあるかとは思いますが、私は好みなのでちょくちょく選んでいます。

 

他にも何気に良いところなのですが、アパホテルは中国人観光客がほぼいません。

理由は各自で調べてもらうとして、その理由的には今後も使わないであろうと思いますので、落ち着いて宿泊できるのもアパの良いところです。

 

 

 

はじめに…

青森県東方沖地震において、地震の被害に遭われた方々へお見舞いを申し上げると共に、一日も早い復興をお祈りいたします。

 

 

 

普通のホテルレビュー記事になるはずだったのですが、宿泊したのは12月6日〜7日ということで、八戸市において震度6強の地震を観測した12月8日の前日、震災直前の様子を撮ることになってしまいました。

 

 

八戸プラザホテルは本八戸駅から徒歩7分ほどの場所に位置しており、目の前をJR八戸線が走っています。

八戸線は単線非電化ですが、日中でも1時間に1本、朝夕だと通学のためにもう少し本数が増えるダイヤでローカル線の割には走っている路線です。

 

八戸線は震災によって、本八戸〜小中野間の『第2柏崎高架橋』が被害を受けたと言われています。

 

 

地元テレビ局の映像を見ると後ろに江陽中学校のグラウンドが写っているので、ちょうどこの区間だと推測できます。

この画像が震災前に撮影した中では一番直近の画像かもしれません。

 

八戸線が高架化されたのは1977年、およそ48年が経過しています。

幸い倒壊はしていませんが、被害が大きく、未だ復旧の目処は立っていません。

 

写真左奥に見えるドーム状の建物はショッピングセンター『ラピア』です。

震災により漏水や壁が崩れるなど被害を受けたのですが、この建物も意外と近くにあります。

こちらは12月11日より一部店舗が営業を再開しています。

 

中はドンキホーテがメインになっている建物ですが、東北にかつてたくさんあったスーパーマーケット『長崎屋』を名乗っている数少ない店舗であり、バスターミナルとしての機能もあります。

 

なお写っていませんが、この写真の右側には倒壊の恐れがあることから避難指示が出ているNTTの鉄塔もあります。

このあたりに被害が集中していたということがよく分かります。

 

 

 

八戸プラザホテルは宿泊施設としてはもちろんですが、地元の方のイメージだと結婚式や懇親会などがよく行われているイメージがあると思います。

実際、私が宿泊した日にも結婚式が行われていました。

 

部屋はシングルで、公式サイトには10㎡と記載されていました。

比較的狭めの部屋ですが、思ったよりは広かったという印象を受けました。

 

机が窓側に上手く配置されているせいか圧迫感がありませんでした。

テレビはそれほど大きくなく、テレビの下に冷蔵庫があり、無料の水はありませんが、お茶やコーヒーのセットはありました。

 

ベッド周りにはコンセントが無いですが、浴室入口付近にコンセントがあるので延長ケーブルでベッド付近にタップを置けるように配慮されています。

なお、コントロールパネルは空調を除いて、きちんと稼働しており、ラジオ機能もきちんと動きました。

空調は別パネルになっていて、集中管理方式なので、暖房と冷房を切り替えることはできません。

 

ちょっと暑かった+乾燥していたので、窓を開けたりタオルを干したりして対応していました。

空気清浄機はありませんでした。

 

部屋としては普通のビジネスホテルなのですが、今回はじゃらんで予約して、土曜に1泊朝食付きで7,225円、そこから青森県限定のクーポンで2,000円引きになったので5,225円、更にステージに応じた割引も適用されたのでかなりお得に宿泊できました。

 

朝食は名物のイカ刺しやせんべい汁、リンゴジュースと青森らしいものも多くあったので、眺めも良かったです。

その眺めが良かったからこそ撮った写真がまさかこういう風に使うことになるとは思いませんでした。