YUIの曲にひかれたのと、
あとは気まぐれで借りてみた。
けど、感動してしまった。。。
これは実話なのかしら??
昔、この映画で扱われたのと
同じ病気の女の子のドキュメンタリーをみたのだけど、
その子は、スカンジナビア半島のどこかの国の子で、
昼間は家の中で過ごして、
夜になると、両親と防護服を着て出かけていた。
寒さの厳しい国で、
道路の脇には雪が高くつまれていて、
月が出る夜道を、幼い、子供らしい声をあげて歩いてた。
その映像がすごく残っていて、
それを思い出しながら見た。
これは一応恋愛映画になるのかな??
それでもそれに偏らずに、
病気を受け入れながらも、
自分らしく生きようとしている
素直な女の子をちゃんと描いていて、よかった。
最後、主人公が死んでしまった後、
YUIの主題歌だけど、
それをバックに、残された人たちが
ラジオから流れてきた曲を聞きながら、
彼女の事を思い耽っているシーンの連続。
あれは良かった。
素敵な演出だった。
この映画で1番良かったのは、
麻木さんが演じたお母さん。
静かで、それでも子供を慈しんでいる姿が
綺麗だった。
最後の、そのシーンで、
旦那さん役の岸谷さんの横で
静かに曲を聞いている姿は本当に綺麗だった。
ウォークマンを聞きながら、
空を見上げている塚本君も素敵だった。
私好みの映像が多くて、
見て良かったと思えた一本になった。