公開されたのは去年??

忘れたけど、そのタイトルを聞いた時、

その内容を知ったとき、

言いようもなく悲しかった。


9.11の日、私はアメリカにいた。

NYとは遠く離れた西海岸。

その日はクラスでペーパーの提出日で、

徹夜をして書いていたのを覚えてる。

そのまま眠い目を擦りながら学校に行くと、

テロがあった。。。というクラスメートの話し。。。


それでも何が何だか解らず、

とりあえず学校はクローズ。


家に帰ってテレビをつけると、

ツインタワーに飛行機が突っ込む映像が

どこのChを回してもひたすら流されていた。


あれはとても晴れた日で、

とても街が静かで、

本当に何でもない日常で、

テレビの中だけが非日常の出来事を

ただ放映していた。


そんなことを思い出しながらこの映画を見た。


どんな内容なのか、どんな落ちなのか、

レビューで知ってはいても、

やっぱり当時の映像が使われている場面では、

涙が出そうになった。


あの出来事があった日、

あの大きな建物が崩れた後、

瓦礫の中で、生死を彷徨っていた人がいた。

その人の安否を気遣い、待っていた人がいた。

大勢の人が、この映画で描かれたような

そんな1日を過ごした人がいた。

その後で笑顔になれた人。

なれなかった人がいた。


映画としては、あまり上手に作れていなかった思う。

アメリカ人が作ったアメリカ人の為の映画だから。

本当はもっと違う大きな意味を持った1日だったはずだから。

でも、誰でも生きている人には与えられた1日があって、

それを懸命に生きている人がいて、そういう権利があること。


でも、生きて帰れた人がいて、そうじゃない人がいたこと。

そこにはアメリカ人だけがいた訳じゃなかった事。

たくさんの民族が生きているNYだからこそ、

たくさんの人が自分の家族を待っていた。

だからこそ、もっと丁寧に描いて欲しかった。

視点を一つに絞って欲しくなかったかな。