Rさんの続き⑥
初めてのSEXをしてからの平日1週間は、ずっとヒヤヒヤ
と、とりあえず返信は来るぞ…
あれっ、いつもは私がハートの絵文字を送ると、次の返信にハートが大抵入ってくるのに…来なかったやばい…
そして木曜の仕事後、私は少し不安を感じながらも次の約束の話を持ち出した。
「今度の日曜は、本当に水族館へ連れて行ってくれるの?」
付き合い始めてから初めて、
その夜に返信が来なかった…。
早朝6時台によくLINEをくださるRさん。
その時間を越えたら終了のサインかも…
そう思ったら、一睡もできなかった。
夜な夜なスマホをいじったり
頑張って目を閉じたり。
外がすっかり明るくなって、スマホをいじっていたらやっとLINEが
ヒヤヒヤしながら開く…
「もちろん、水族館行こう♪」
気にしすぎだったのかな…
ひと安心。
SEX後に、換気したいと窓を開けたRさんを、
私のアソコの臭いが気になったのかも知れない
と不安になったり(体臭コンプレックスがある為)、一眠りして家族団らんに戻ってしまったこと、メールに愛情が感じられないこと、たくさんたくさん不安に思ったけれど…とりあえず次には繋がった
水族館は、事前にネットでチケットを購入してくれていた。
この日に初めて聞かされたのですが、Rさんは副業として株などのトレーダーをしているそう。
この日、どうしても買いたかったモノがあったそうなのですが、ネットバンクの障害が起きていて買えなかった。
入館ギリギリまで仲間と連絡を取ったりそわそわしていたが…諦めたRさん。
「魚たちが1000万円に見える」
そんなことを漏らしつつも、一緒に楽しんでくれた。
閉館時間に外を出て、車を走らせる。
コンビニに立ち寄り、「今日は楽しかった?来週はどうしよっか」と締め括りに入っているような空気が…。
この日は、アプリの有料会員期間がやっと終わる日で、0時を迎えるまで一緒に過ごそうと約束していたんだけど
「オカンが甥っ子を一人で面倒見てて…熱を出してるから心配で…。妹夫婦はもう一人の子の運動会で…。」
夕方18時を回っているし、
運動会からは帰っているでしょう…?
とりあえずイオンでも行ってご飯食べようかという流れになり車を走らせた。
が、何だか私の家が近くなり…
「ごめん、他に迷っていた買いたいモノがあってさ、ちょっと行ってきていい?」
えっ…
「戻ってきてくれる?本当に?」
戻ってくれることを約束し、私は車を出た。
思っていた時間以上に連絡が来ず、お腹が減ってしまったので、“ご飯を炊きました” “卵かけご飯を食べました”と実況LINEを送信。
22時過ぎだっただろうか、やっと連絡が来て…半ば諦めていたけれど、私の家まで来てくれた
ぐったりした様子のRさん、結局甥っ子の面倒ばかり見ていたと。
えーっと、副業の件はどこ行った?
0時を回っていなくともアプリの有料会員が切れていたようで、退会手続きを進め始めた。
が…終わったか終わってないかの所でスマホの充電が切れるというアクシデント
スマホと共にRさんも電池切れ。それからすぐにじゅうたんの上で眠りについてしまったので、しばらくそのまま寝かせたほうがいいと思い、私は静かにシャワーをしたりして明日からの仕事に備えた。
1時半頃に目覚め、寒いと仰ったためベッドで寝なよと促す。
それから時々、私の身体を弄んだり…耳元でグーグーとイビキをかかれたり。
でも、一緒に居られる時間は幸せ
ただ気になるのは…
「何も食べてないんだけど」と言い戻ってきたRさんのお口から、ニンニク臭。
水族館デート中は車内でも感じなかったけれど。
また嘘つかれました…?
3時のアラームはスキップし、4時のアラームでさすがに起床し、解散。
この日に初めてすっぴんを見せることになったわけですが、全然変わらないと言ってもらえた
Rさんは帰宅後、アプリ退会のスクショと共に水族館の写真を送ってくれた。
夜のおねんねを共にした影響なのか、それからの平日1週間はRさんからのLINEが実に甘い
先週とは明らかに違い、1ステージ上に行ったような感じがする。
木曜は、電話しようねと言っていたのですが…
夜にスタンバイしていても連絡来ず。
眠ってしまったようでした
これを含め、すれ違いが多く私は待ちぼうけになることが多い
私が暇すぎるからかも知れませんし、HSP気質だからかも知れませんが、着実にモヤモヤを積み重ねているのでした…。
つづく