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我只是在慢慢旅行♪

2019年03月,ようやく実現した長期滞在台湾旅行の記録です。

んーっと理由はいくつかあって,そのどれもがこの先解決できないだろうから,鉄道が近くを走っていて且つ「自力で乗れる」駅があるうちに戻ろう,という判断だ。

まず,直接的な理由は,両腕…特に右腕のダメージが思いの外深刻で状態が悪化する一方であったことだ。

手のひらのマメについては,当初からものすごく気遣っていた甲斐があってほとんど問題はないのだが,その代わり,手のひらよりもカラダ側…手首,肘,肩,首が夜も眠れないくらい痛くて,もうこんなにたくさんの重量ブツ(旅装備一式)を背負って車いすを漕ぎ続けられなくなったのだ。
筋肉痛とかそんな類いの痛みではなく,骨がスジが関節がゴリゴリ削れていくように痛むのでチカラを込めようにも込められないのだ。

その原因が道路の形状,特に雨水傾斜。

google viewで通るであろう道路を全土に渡って調査していたときに,日本より随分マシに見えたので「コレはイケそうか?」と思った。
確かに日本より随分マシな部分は多かったのだが,実際にはマシな区間の数倍の規模でキツい区間があって,終始不自然な漕ぎ方を強いられた。

そして,雨水傾斜があるとどうしても真っ直ぐには進めなくて,振れ幅が数10cmから1m未満くらいの細かい蛇行になってしまう。
でも,車線を跨がない,ということをお互いに意識して守りさえすれば,特に大きな問題はないだろうと考えていたのだが,この考えも甘かった。

このことは,想像以上にこの国の人々に迷惑をかけることになり,腕が痛む以上に胸が痛み,精神的にヤラれた最もツラい出来事であった。

こんなに広い道路なのに,オレを避ける余裕なんていくらでもあるのに,車線を無視しているのはアナタがたの方なのに,とにかく「ジャマだ邪魔だ」とクルマやスクーターからクラクションをビービー鳴らされる。
「お前はもっと端に寄れ!」と罵倒されまくる。
挙げ句の果にはバカ犬を追いやるかのように右手で「シッシッ」とされる。
1日で20〜30回。
嘉義県の県会議員の世話人と思しきヒトや,新竹県の警察官からも
「この国で車いすが通ってイイのは歩道だ。車道しかないのならソコはアンタは通っちゃイカンの」
とまで言われた。
広い歩道があっても↓こういう使い方をしているヒトたちがそう言うのだ。

背後からワザワザ至近距離まで近づいてきて追い抜きざまにビーッと鳴らされる度に
「うっせーなー!何もそんなにイジメんでもイイだろがー!」
と大声で叫ぶようになっていた。

…もうやめよ

オレ一体何やってんだろ?
ずーっと尊敬して憧れていたこの国の人々を,いまオレは憎みまくっている。

本当は腕の痛みなんかどーでもよいのだ。
「クソったれが!バカにしやがって!」
と,泣きながら怒って恨んで憎みながら一漕ぎ一漕ぎ数10cmずつ歩みを進めることにガマンができなくなったのだ。

諸悪の源はオレだ。間違いない。
この国の人々の慣例を乱しているのだから。

雨水傾斜。
コイツがココまで大きく立ちはだかるとは。
やってみて初めてわかった。
ココから先も台湾である以上,ずっと変わらない。

台湾のみなさん,邪魔して申し訳ございませんでした。
でも安心して下さい。もう二度と来ませんから。
昨晩,2200頃に管理人のジイさんがサイト使用料を徴収しにきた。
なんとNTD400も取られた。
「台北駅前の宿より高けーな」
って言ってやったら,
「わしゃ知らんがなー」
って困ってた。
そりゃそうだわな。ジイさんごくろうさま!

0500前に目が覚めたら,雨はまだ降っていなかった。
テントの結露もほぼない。
急げばドライ撤収できるかもしれない。

撤収はドライだったが,0730に野営場を発ったら間もなく雨が降り始めた。

初めは小雨だったが3時間後7-11で休憩したときにはとうとう本降りになったので雨具をフル装着した。



33kmを漕ぎきって1500チョイ前に台南駅前の宿に到着。
立地は申し分ないのに格安!しかも最上階の14階!
もちろん火災か地震でも起きりゃアウトだろな。


まずはシャワー…おお!なんとデカい湯舟があるではないか!

「キャッホー!」

信じられないくらいの量の垢が出た。
いつもの入院ん時でもこんなに出ないゾ。

建屋を出て近所の偵察。
インドネシア,ベトナム,タイ,フィリピン,インド…諸外国人向けのメシ屋や生活雑貨屋がたくさんある。

で,晩メシ。


蛤のスープ,ウマいのよ。

今晩は遠慮なく菓子をポリポリ食いまくったる!

…とその前に,近所のコインランドリーでお洗濯。

2000で19℃,風もあるからケッコー寒いけど,風呂上がりに初めての街をブラブラ。
コレよコレ!コレこそオトナの旅じゃん?!

野営場からトイレ棟を挟んで向こう側の屋根付きのバスケコートは2230まで青年達が楽しそうに集っていた。
その頃には湿度は95%に達し,テントには早くも露が付き始めていた。

翌朝0500に起床。ってか目覚ましなしでなんでかこのくらい起きちゃうんだよな。

ダラダラして0800チョイ前に出発。

今日は移動そのものは16〜18km程度だからノンビリ漕いでもお昼前後に到着する予定。
…と余裕をカマしたが案の定雨水傾斜にヤラれてヘロヘロだった。

途中で寄ったGSの身障者用トイレ。

こんな田舎なのにちゃーんと管理してんだ。スバラシイ!

今日の,っていうか今回の旅の一番の目的が,実はココに来ることだったのだ。
烏山頭水庫


ダムなので間違いなく起伏が激しいと予想していたが,予想以上だった。

八田與一氏についてはネットを弄ればいくらでも出てくるから是非彼の事を知って欲しい。
わざわざ自分が言うまでもないが,昔台湾を統治していた頃にココに住んで働いた日本人は本当に素晴らしい人が多い。
中でも八田與一氏の功績は群を抜いている。




激坂を登りきって,ちょうどダムを見下ろせる場所に彼は座っていた。

彼の銅像の前に辿り着いて号泣してしまった。

声をあげてヒイヒイ泣いたのは何年ぶりだろ?

あなたに会いに来ました。
シンドかったッス。
ようやく会えましたね。

この人の苦労に比べたらオレなんざ鼻クソ以下だ。

今日は,この辺りに野営する。
明け方から午前中にかけて雨の予報だから,屋根のある場所を探したけど,ないな。

明日は,夕方までに台南市中心部まで32km前後漕ぐ予定。

野外ステージの客席での野営は意外と悪くなかった。
もっともテントの中は蒸し暑く,蚊もたくさんいたので快適とまではいかないものの,コワいあんちゃんにカツアゲされることもなく無事に朝を迎えたのであった。

すぐ近くの大林駅の「ジリリリリー」の金属音の発車ベルがナイスだった。

0600に起床,今朝はお茶を沸かすのはやめた。
テントの露つきが少なかったので早く撤収できて,0730に大林体育運動公園を発った。

今日は36〜38kmを漕ぐつもりだ。

途中嘉義市を通過するので,どこでもイイから名物の鶏肉飯は食べたい。



お昼前に嘉義市に入って,檜意森活村という施設に一瞬立ち寄ったのだが,ココでラウンドを開始して初めてコーヒーを飲んだ。


泣けてくるくらいウマかった!


で鶏肉飯を発見。

ほーなかなかウマい。日本で似たような味のモノは…ないな。

鶏肉飯を出たらスイーツ屋のおばちゃんと目があったので,一番具だくさんなヤツを注文。もちろん冷たくない温かいヤツ。


通過するだけのつもりの嘉義市だったがまあまあ楽しめた。

お昼を過ぎると舗装道腰の高さでとうとう40℃に到達。
さすがに暑いが雨に降られるよりかはマシだ。


バンバン水分を補給しながらひたすら南下して,とうとう台南市に入った。

今晩の野営場はココ,東山運動公園。1600着。

ちゃんと管理された水場とトイレがある。
この一角でテントを張った。


38kmかー!やっぱり疲れるわ…
昨晩はテントから10mくらい離れたところでジイさまが数人2300前までおしゃべりしていてなかなか眠れなかった。
もしかしたら彼らの毎日の憩いの場だったのかもしれない。

0600に起きて,今朝もテントはシッカリ結露していたから拭いて絞って,西螺大橋を発ったのは結局0830を過ぎていた。

パパイヤミルク。
メチャンコ気に入っている。

今日も台1号を南下。
道の舗装の状態はとてもイイのだが,こう長い距離を漕ぐとなると雨水傾斜が負担になってきた。

雨水を流すために左右方向につけられた傾斜,ね。
フツーのヒトにはほとんど影響はない。
↓水平に見えるけど実際はわずかに右側に傾いている。

もちろん日本よりかは随分マシとは言え…やっぱりキツい。
右の肩とヒジと手のひら。
なんとか負荷が分散するように工夫して漕いでいるつもりだし,コースもなるべく起伏が少なくなるような道を選んではいるのだが,それらが大きく成果を上げているとは言えない。痛みで漕げなくなるのは時間の問題のような気がする。
んー何とかならんかなー?

およそ5.5Hかけて26km漕いで辿りついたのは,嘉義県大林鎮の大林体育運動公園。



巨大な私立病院を中核として,5階建ての集合住宅が密集している。
他の街とは明らかにツクリが違う。


スタジアムの建屋に水場とトイレがあって使えることは確認した。
今日はこの運動公園の周辺のどこかにテントを張るつもり。

遅めの昼メシ食ったら,日向にソーラーパネル出して発電充電しながら木陰でジイさまバアさま達とウトウトして,日没が近づいたらカラダをフキフキしてから野営場を探す。

んーまた野外ステージか。しかも大林駅と運動公園結ぶ動線上か。
少しズレたところならわざわざ入っては来ないだろう。
よし,今日はここにテントを張る。


で,ブラケットが緩んでいたので増し締め。

明日はもう少し頑張って40km近く漕ぐつもりだから,今晩は十分眠って休みたいんだけど,明け方の最低気温の予報24℃,湿度は75%。んーチョイ蒸すな。
今日は20kmしか漕がないつもりなので0600に目覚ましをセットしたのにイヤ〜な夢をみて0530には目が覚めていた。
ヒトに濡れ衣を着せて平気でしらばっくれる,というクズのような主役を演じていた。

「あーオレってとんでもねーなー」

と目が覚めてもしばらくストーリーを引き摺って,今朝はテントがシッカリ結露していたのでそれをウエスで拭いて絞って…と,三義里公園をあとにしたのは0830を過ぎていた。

ところで「↑20kmしか漕がない」ってのがもはやスゲーなと我ながら笑ってしまった。
まあ20kmなら漕ぎやすい道ならだいたい3時間とチョイ。フツーで4時間。メンドーな道で5時間。空荷ならもっと早い。
…とサラッと言ってのけるのももはやオレってスゲー。
フツー漕がんぜ,こんな距離。どうかしてるぜ,まったく。

で,道中思いの外雨水傾斜にイジメられたのでおよそ4時間後の1200過ぎに西螺大橋を越えて雲林県に入った。


今日はこの橋の周辺のどこかにテントを張る。

昼メシの蛤のスープが生姜風味でとっても美味しかった。


年寄り達が集う公園でコンビニで買ったパパイヤミルクをグビグビと飲みながらくつろぐ。



日没前に近くの水場でカラダをフキフキしてから,橋の近くでテントが張れそうなところ…

橋の下はそんな雰囲気ではなかったので却下。
橋の東側,堤防沿いにちょうどイイ一角があった!
なによーわざわざ芝生を刈っておいてくれたん?
んじゃ遠慮なく♪
…と張ったはイイが日没1800が近づくと,だんだん周りのヒトの数が増えてきたような気がしないでもない。
アチャー!もしかしてこの地域の人々の夜の憩いの場だったりして!
またしてもガキんちょの餌食になるのか?!

0600起床。
んーなんとかして毎日宿に泊まれんかしら?
0720に宿を発った。

台中市からグルっと東側をまわって彰化県彰化市まではフライオーバーやアンダーパスはいくつかあるけど,平均的にゆるーいながらも下り坂だからとても助かる。

月曜日は休館だってことは知っていたけど,鉄ちゃんとしてはココに立ち寄らないワケにはいかない。

もしかして…と思ったけど,入れてくれんかった。ま,しゃーないわ。

さらに南下する途中で「炒飯」の文字を発見!
炒飯やってる店って実は意外と少ない。
入り口も段差がないしコリャいっとけ!

ンメーわ。唾液腺がキューっと痛くなる。

炒飯屋を出てしばらくしたら…
ヤベーぞ,ウ●チ出そ。

いつかは詳しく解説したいのだが,トイレどーしてんの?と気になっているヒトはきっと多いでしょう?
そーなんです!歩けん人間はトイレが大変なんです!

「んー大村駅のトイレ使えるかなー?」
とソワソワしながら数km漕いでいると,あるGSを発見!



わざわざ別の建屋を作ってくれてんのよ!
なんて優しいオーナーなんだろ!
きっと身内にそういうヒトがいるのかな?
本当に助かった!ありがとねー!

で,今日の野営場は三義里公園。

到着したのが1530くらいだったので,公園にはまだ親子連れや年寄りたちがいた。

なるべくアヤシまれないように,端っこにテントを張っていたら,長身の自分よりチョイ年下くらいのオッサンがたどたどしい英単語を並べて話しかけてきた。
シワひとつないワイシャツを着ている。
もしかしたらこの辺りの民生委員かそういうヒトの可能性もあるから,一人旅であること,汚したり焚火したりして迷惑をかけないから今晩だけテントを張って泊まりたいこと,を話すと快諾はしてくれた。

ただし,その後がいけなかった。

「アンタ歩けんのか?」

と何度も何度も聞いてくるのだ。
決して通じていないワケではない。

いい加減腹が立ってきて,もう出ていけと言われてもエエわ

「もし歩けるのならなんでコレ(車いす)がいると思う?
アンタしつこいぞ。二度と同じ事言わせんな。二度とだ。」

…と冷静に言った。

その後もいろいろ話しかけてきたが全て無視した。

実は数日前にも全く同じ事が起きていた。
そいつはザビエル的な風貌だったので
「アンタ,アタマのてっぺん,髪の毛ねーのか?」
って聞き返してやろうかと思ったけどやめておいた。

「悪気はなかったんだと思うよ」
それは1mmも弁解になっていない。情状酌量の余地0ゼロだ。
悪気があったなら即逮捕だ有罪だ死刑でもイイくらいだ。

ワルギハナイ,ワルギハナイ,ワルギハナイ

あたしゃなーんも考えとらんバカタレです,って白状しているようなもんだ。

悪気がないからこそ大問題なのだ。
ココ台湾にもクソ野郎はいる。

ま,イイや。


で!
しばらくして,今度は10人前後のおばさま達にヤンヤヤンヤと囃し立てられヒジョーに困った。
さっきのオッサンは何度も「アンタ歩けんのか?」と訪ねてきて無礼で不愉快極まりないクソだったが,おばさまたちは
「なんか食べるか?」
「こんなトコで独りで怖くないか?」
「布団あるんか?」
と,優しさで溢れているのだ。
クソ野郎どもとは大違いだ。
台湾のオカンたちよ!気を遣わせてごめんよ〜✋

今日は38km漕いで,腹立つ事もうれしい事もありました。

夜明け前の最低気温が19℃の予報。
寒くて目が覚めることはなさそうだ。

部屋の窓のカーテンを閉めてタブレットのアラームも止めていたのに0630に目が覚めた。
短編の夢を何本か観たが,まあソコソコ眠れた。

0730に朝食を食べに1階へ下りる。
水曜日以来ウ●チをしていないので今ちゃんと食べれば明朝ココを発つ前までにタイミングよくドカンと出てくれるだろうか?

ちゃんと朝食を食べるのは…昨年10月の入院以来だw
ん〜健康的。

部屋に戻って,まずウクレレを少々♪

んで今度は鼻毛を切る。
マヌケづら見せつけて申し訳ない✋
道中ずっとモソモソして気になっていた。

それから車いすのメンテナンス。
タイヤにエアを充填しなおして,不自然な緩みガタはないか?を各部に工具を当ててチェックする。


なんと!アンダーネットが破れているではないか!


ココには,ガス缶,尿瓶と水の700mlペットボトルを2本を置いている。

地面まで50mmしか離れていないので,気を付けていたつもりだったが,あー早くもやっちゃった。
で,早速補修。
明日からはもっと気を付けよう。

「この1週間ありがとね。明日からもお願いね。」
と声をかけながら車いすをウエスで念入りに拭き上げる。

実は右手にマメ→水疱ができてしまっている。
明日からしばらくの間は昨日のように一気に200m以上も高度を上げることはないので,おそらく大事には至らないとは思うのだが…
うー今日は博物館や夜市にも行きたかったんだけどなぁ…
うーー苦労して辿り着いた台中なのにこのまま部屋にいるんか?

ま,夜市はこの先にも機会はあるかもしれないし。
水疱をツブしてしまったらこの先漕げなくなる。
うん,夕方ごはんを食べにチョロっと近所に出るだけにしておこう。

1730に宿を出て近所をブラブラしていて見つけた水餃子屋さん。

聞くと台中市内で一番人気のあるお店だそうだ。
まず20個食ってまだ全然足りないけど,んーこれでやめとこ。

今日は車いすのメンテナンスができたし十分休めた。
明日からまた野営場とトイレを探しながらの移動が始まる。
パッキングを済ませたら早く寝よう。

昨晩はたぶん2230くらいには眠っていていたような気がする。
0030と0430に目が覚めたのだが,辺りがものすごく静かなことに驚いた。
特に0430なんか全くの無音。しぃ〜んとして本当に物音一つしない。
15分後「コケコッコー」の第一声の後,0500ピッタリに台鉄の電車が動き始め,公園内にも朝の散歩の人々が現れ始めた。

まあ大都会ではないものの,バス通りに高校もあるしまあまあなトコロだ。
 街の音ってのはほとんど人間の営みが生み出すんだな。

さて!今日は気が楽なようでそうでもないような…。

台中市の中心部に寄るかどうか?
台中市ってのは,チョイと陸側に入ったところにあるので,通常「環島」する連中はわざわざ東に逸れて台中市の中心部に寄ることはしない。
自分は特に型にハマった「環島コース」を正しく辿るつもりはなかったので,ずっと決めていなかった。

いよいよ直前に迫った今朝,FBで応援してくれているみなさんの「そろそろ休んだら?」という助け舟に「待ってやした!」とばかりにバリバリ乗っかって,台中市の中心部に宿をとったのだ。
ちょうど土日ということもあって,自分が泊まれて一番安いところで2泊で¥12,000ととても高いので素直には喜べないのだが…

だから,今日はテントを張る場所やトイレの心配が0ゼロなのだ!
なんて気が楽なんだ!! 

ただし気が重いこともあって…
台中市の中心部ってのは,広い台地のうえにある都市で,おおよそ標高90m前後。そこに辿り着くまでにはほぼ0mから一旦250mまで上がらなくてはならないのだ!

「しまった…忘れとったわ…」

もう宿は予約したしキャンセル不可だし,行くしかねーな。

0800に中山公園を出ておよそ8.5Hで32kmを漕いだ。



もーホントに坂道キライだわ。
こういう時のBGMはやはり!

宿で,ネトネト天然ポマード状態のアタマをガシガシ洗って,久しぶりに鏡をジックリ見たら,メチャンコ日焼けしとる!
ずっとヒリヒリしている首は水疱ができていた。

いや〜シャワーってのは天国ね!
入院んときに久しぶりにお風呂に入れるのもうれしいけど,今日のシャワーは格別だ。

「おお〜気ん持ちエエーーー!」

アタマガシガシしながら思わず声が出た。

充電もヤバかったのよ〜。充電し放題のありがたさ!

で,宿から15分くらいのコインランドリーでお洗濯。
気温は24℃。シャワー後の外出がこんなに気持ちイイなんて!知らんかった!

ココは日本なんかより数段イカしたなかなか小洒落たコインランドリーだ。
先客の青年は乾燥機を回している間ひたすらけん玉の練習に練習に励んでいた。


洗濯を終えて,宿に戻る途中で海鮮mix粥。


台中市にはたくさんのお茶屋さんがあって,どこも工夫を凝らしていて美味しいらしい。
洗濯の前後に2軒ためしたが,どちらもウマい!

今晩は早目に寝て,「ベッドメイク要らんよ」って言っておいたから明朝はダラダラ遅くまで寝て,たくさん漕がない範囲でブラブラ散歩するつもり。

昨晩は通霄駅の駅舎内で夜を明かした。

2200頃,駅の待合室にいる客は3人。

2310の終電のチョイ前,窓口にシャッターが下ろされる頃には,あるオッサンだけが残った。
なんかわからんことをブツブツとつぶやいていて他の客も相手にしていなかった。

待合室全体の灯りが消え,一部の照明が残るだけになると,オッサン風上へ移動しやがった。

昨晩は外は風が強くて,駅舎とは言え,エントランスと改札口は開けっぱなしだ。

そのオッサン,クセーのなんの。
体臭口臭,たまに屁。
臭そうなキャップをかぶった雰囲気は60歳台。プロのホームレスっぽくはない。
カミさんに家を叩き出されて行くアテがない,という風貌。
それにしてもこのニオい,2週や3週でこうもニオうか?

自分は,固定いすに座って車いすを前に反対向きに置いて,座面に脚を投げ出して寝袋にくるまっているから動けないのだ。

で今度は,絶叫おばさん。0200過ぎ。
遠くの方から大音量の独り言が聞こえて来て,とうとう建屋の中に入ってきやがった。
薄目を開けて見ると40歳台くらい。
しばしオレを観察してから2つ隣に座る。

ダンナか息子か上司が気に入らないんだろうか,誰もいない空間に向かって腹の底からの大絶叫でまくし立てる。
建屋を出たり入ったりして0400過ぎまで。

最悪だわ。

0500になると窓口のシャッターが開いた。
さ,今日も1日が始まる。

ああ,とにかく今日は眠りたい。
次の寝グラを探しに0700に通霄駅を出た。

あーーイカン,今日こそは漕げん。全然チカラが出ない。

早いとこテント張れるトコ見つけて眠りたいのだが,昨日からヒトが住むエリアを漕いでいるので,なかなかイイ場所が見つからない。

20km漕いだところで本格的にヒジが痛くなってきた。
運良く1kmほど離れたところに小さな公園を見つけて,隣接する施設のおねえさんに一応一声かけてからテントを張った。


今日も風が強かったが明朝にかけて止むらしい。

1330くらいから夕方のお散歩のおばさん達の気配に気づくまで1830くらいまで眠れた。

起きてテントん中でなんだかんだしてて,2000から至近距離で花火大会が始まった。
左鼓膜が破れるかと思うほどの圧だ。

寝るぞーーーーー