セラピスト兼レポーターまつかわちえです。
松田仁さんのお話会、最終回「場」について、中編です。
☆「場」について前編はこちら☆
前編では、要素還元主義と全体論があって、
全体論のためには、要素還元主義が必要、という矛盾について言及しました。
「あ」を、「あ」として聞く時、
→頭の中で実は
「い」じゃないし、「う」でも、「え」でも「お」でもないな…………
と、全ての音が鳴っているんです。
「犬」が、「イヌ」と聞こえて、
四つ足のワンワン鳴く動物だ、とわかるためには、
猫じゃないな、パンダじゃないな、…………
という事をやっているわけです。
これは猫じゃなくパンダじゃなくウサギでもない…
という、「背景」「場」「バックグラウンド」が出来てきた時に、
急にわかるようになるんです。
外国語を勉強している人が、ある時を境に急に解るようになるのは、こういう事です。
ちなみに、顕在意識が処理している情報量は、
20bit~40bitですが、
潜在意識が処理している情報量は、
数百万bit~1千万bit と言われてます。
「背景」が無ければ「図」だけを理解する事は出来ないんです。
(マトリックス・リインプリンティングのプラクティショナーである我々にとって、
なじみ深い「ルパート・シェルドレイク氏」がレジュメに笑
形態形成場、って、マトリックス・リインプリンティングの
テキストに載ってたなぁ…)
+++++++++++以下一部抜粋++++++++++++++++
形態フィールド:
形態フィールドは、「形」の性質を決める活動やふるまいを組織しており、
それらは同じような動きや思考の繰り返しによってつくられる。
形態形成フィールドは、エピジェネティック(細胞外部からの遺伝子コントロール)
の一部である。
Byルパート・シェルドレイク博士
(→ちなみに、マトリックス・リインプリンティングからの流れで私は、
「ブルース・リプトン博士の「思考のすごい力」を買いましたです…
まだ読み途中)
++++++++++++++++++++++++++++++++++
本来、「物質」と「反物質」はペアで(同じ数)存在しているハズ。
でも見渡すと、「反物質」はあまり見当たらない……
これは多分、宇宙のはじまりの時、
おそらく「物質」の方が、微妙~~~に多い状態だった。
これは、クレオド(反復による強化)とも言える。
はじめは、「ちょっと低い所に水が流れた」というだけの現象が、
どんどんどんどんソコが削られていき、やがて深い谷になるような。
つまり、「過去に一度水が流れた所」には、次も水が流れやすいんです。
→この観点で行くと、過去は未来にずっと影響を与えるのです。
(ひょえ~~~でも超納得っ)
1980年代、イギリスのTV番組で、だまし絵を使ったクイズ番組を放送した。
珍しいモノを使ったので、その時の正解率は10%ぐらい。
その後、TVの放送されてない地域で、同じクイズを出したら、
TVで放送された問題に関しては、ハッキリと正解率がUP
(放送されてない問題も正解率はUPしていた)
ライエルワトソンさんの101匹目のサル論もあるよね。
ルパート・シェルドレイクは、
ラットを閉じ込めて水浸しにしていく実験をしました。
(ちなみに、マウスと人間の
遺伝子の数は、ほぼ同じ Byヒトゲノム計画 です。笑)
閉じ込められたラットの、逃げ道は2つあり、
1つは広くて明るい道(ただし電気ショックアリ)と、
暗くて狭い道(電気ショック無し)を用意した。
ラットは、だんだん学習して、「狭くて暗い道」を選ぶようになった。
しかも、その傾向は32代後まで続いたという。
電話を発明したのは「ベルさん」という事になっていますが、
まったく同時期に「グレイさん」も、
実はベルさんより早く発明していた。
しかし、特許の申請が2時間遅れて、
全て電話についての栄誉はベルさんのモノに…
個人個人のやっている事より、
その背景にもっと大きなものがある。
長野オリンピック金メダリストの
元スピードスケートの清水宏保選手は、
(こっそり画像貼るw)
普通の選手は、スタートの合図が鳴ったらなるべく早くスタートするように、とやるけど、
「僕は、自分のタイミングでスタートを鳴らすように空気をつくる」そうです。
(ゴクリ……鳥肌………カッチョイイ~~!)
続く。