私の練習・番外編
発表会が近づいてきましたので、
少しでも生徒さんの参考になればと思い、
私の練習について書いています。
今日は番外編です。
昔リストの曲にハマって、
数年連続で講師演奏で弾いていましたが、
ある時ステップで弾いて大失敗しました。
どうして私って
大事なところでコケるんだろう
何が足りないんだろう
もしかして体幹が弱いから?
自分が情けなくて、
帰りの車のエンジンをかける前に
バランスボールをネット注文しました!
それから、
毎日ほんとに短時間ですが、
バランスボールで
体幹トレーニングをしています。
バランスボールに乗って、
腹筋、背筋、腕立て、プランクなど。
本来運動嫌いなので苦行です!
1年くらい続けて、
弾く時の感覚が変わってきました。
体幹がしっかりすると、
上半身の無駄な力が抜けて、
フォルテもよく鳴るし、
ミスタッチも減るように思います。
体幹が弱くて身体がブレやすいと、
鍵盤と身体の距離が毎回変わってしまい、
ミスタッチにつながるんだと思いました。
私のように小柄で手が小さい方、
音量が出なくて悩んでいる方、
ミスタッチが多くて悩んでいる方、
体幹トレーニングしてみると変わるかも。
小さい生徒さんも、
足をちゃんと足台につけて、
姿勢よく弾くことが大事です。
お家での環境も整えてくださいね。
私の練習②
今日からレッスンはGWのお休みです。
発表会が近いので、
プログラム作成、集合写真の並び順決め、
タイムスケジュール作成、配布物作成など、
仕事が山積みです。
自分の練習時間とリフレッシュの時間を
どれだけ取れるかは、
仕事の進捗状況次第、自分次第です。
がんばります。
さて、私の練習について。
今回は曲の練習の流れを書いてみます。
譜読みが終わり、
表現やテクニックの練習に入った段階では、
部分練習中心に行います。
指が転ぶところをリズム練習したり、
和音のバランスを整えたり、
メロディーだけ弾いて歌い方を考えたり、
声部を分解して練習したり。
片手ずつ、細かく分解して練習することで、
確実な暗譜にもつながります。
レッスンでも色々な練習法を教えています。
ぜひお家でやってみてください。
そして、部分練習をした後大事なことは、
その前から練習してみること!
例えば、私は、
ある和音のバランスを整えたい時、
まずはその和音だけ練習します。
いいバランスで弾けるようになったら
次は1音前から弾いてみます。
1音前から弾いて大丈夫ならさらに前から。
前から弾いてみると、
部分練習したところが弾けないこと、
よくあります。
部分練習した時は、
理想的な身体の使い方ができていたのが、
前から弾くとできなくなるんでしょうね。
1音→1小節→1段→前の段から
→大きなセクションで弾いてみる
という感じで、
クローズアップして部分練習で磨いたら、
だんだん範囲を広げていく。
前から弾いても上手に弾けることが大切。
もちろん、1日でできるようになるなんて、
ほぼありません!(苦笑)
毎日少しずつやりましょう。
そして、
できるようになってもしばらく続ける、
これが案外大切なように思います。
私の練習①
発表会まであと1ヶ月少し。
私も講師演奏の練習に励んでいます。
私の練習、どんな感じかというと、
まず始めにスケールアルペジオ全調、
ハノンの58番で指を広げます。
時間があれば、減7と属7のアルペジオ、
ハノンの前の方をリズム変奏で弾いたり。
その後、曲の練習に入ります。
これが毎日の練習の流れです。
流れが決まっていると、
気乗りしない日も取りかかりやすいです。
テクニック的な難所が多い曲の時は
曲の中でテクニック練習をして
ハノンはやらない時期もありますが、
やっぱりハノンをやっている時の方が
指の調子はいいかもしれません。
ハノンの良いところは
テクニックやフォームに集中でき、
10本の指を均等に鍛えられるところ。
指がふにゃふにゃだと、
曲を弾いていても上手くいきません。
指を作るって大事!
子どもの生徒さんも、
練習の流れを作っておく、
ハノンを毎日きちんとやる、
この2点を意識していただくだけでも
上手になると思います。