みなさん、こんばんは
毎度ご乗車ありがとうございます。
桜坂知弦です。
さて、今回は、6月8日に高安車庫で撮影してきた近鉄の新型通勤車両の8A系の様子を載せていきたいと思います。
8A系 留置車両 8A401F 撮影日:2024年06月08日 撮影場所:高安車庫
近鉄が5月31日の未明に24年ぶりに導入する新型の通勤車両の8A系を車両工場から搬出する作業を報道陣に公開したというニュースを見たので、6月8日の土曜日の午後から高安車庫に出かけて撮影してきました。
まずこの一枚目ですが、みた瞬間に、斬新なデザインの車両だなと思いました。
塗装だけみれば、名鉄か京急の車両のようですね。
そして、この8A系ですが近鉄の通勤型の一般車両としては24年ぶり、名古屋線の車両としては28年ぶりの新車だそうです。
お次は側面から顔の部分をアップで撮影しました。
前面には転落防止用のシールドがついていました。
あと、車両連結の際に使用する渡り板は黒色で塗装されていました。
近鉄だと、通勤型の一般車両の渡り板はだいたい白色で、まれに黄色いものがありましたが黒色は珍しいですね。
そして、この車両は渡り板の両サイドについているライトがヘッドライト、顔の上部にある種別と行先の表示幕の両サイドにある小さな三角形のような部分が種別灯になっているようです。
次は、台車と車輪の部分を撮影したカットです。
台車は近畿車両のKD327という台車を使っているようです。
こちらは、制御機器の部分を撮影したものです。
写真左側の箱が補助機器箱で、この中には補助換地スイッチとモニタ端末機と列車無線の電源装置という機器類が入っているようです。
写真右側の箱はVVVFインバーターの装置のようです。
こちらは、断流器と主開閉器とHBという機器類が設置されていました。
こちらは、車両の側面にある種別と行先の表示をする部分です
行先表示の下にある窓の部分は緑色のブラインドのようなものがかかっていました。
お次は2両めの側面を撮影。
赤色い車体に白いラインが引かれていて、今までの近鉄車両にはない塗装の仕方に感じました。
こちらは1両目と2両目の連結面です。
車両を連結している幌はグレーで、転落防止カバーは黒色となっていました。
さて、今度はもう一度先頭部分に戻り、連結器を撮影しました。
連結器が黒色、電気連結器とスカートの部分がグレーで塗装されていました。
そして、こちらは乗車する扉の横に設置されている扉の開閉ボタンです。
おそらく、冬の寒い時期などに車内の温度を保つときなどに使いそうなかんじでしょうか
こちらは、2両目の連結面の下のところにあった車両の記号番号です
サ8A3形と書かれ、その下には近畿車輌2024と書かれていたので、近畿車輌で2024年に製造された車両ということになりますね
こちらは、この8A系から通勤車両に初めて搭載された避雷器です。
最近、落雷による車両故障という話も聞くので、それを回避するための装置ですね
こちらはパンタグラフです。
この8A系は、どうやらシングルアームのパンタグラフのようです
お次は、車両の上の部分を撮影。
赤い車両の上に見える銀色のところは、クーラーの部分ですね。
再び先頭車両に戻って、今度は真横から撮影しました
どうやら、ドアのガラスも緑色なので、こちらの車両はUVカットガラスを採用しているようです。
お次は、1両目と2両目を2両目が大きく写るように撮影。
この8A系は、今までの近鉄の通勤車両よりも濃い赤色になっていますね
もう一度先頭車両に戻り、今度は真正面から車両の顔を撮影。
今までの車両よりも、運転台が高くなっていて、運転士さんの視界が確保しやすくなっています。
正面の顔はシリーズ21の5820系や9820系に近い感じではありますが、運転台の下にヘッドライトが設置されたことや、まるで車のウインカーのようにも思える、行先表示の両サイドにとりつけられた種別灯などは今までにない感じのデザインですね。
そして、運転台のある窓の下には8A401と車両番号が書かれていました。
また、今回の8A系は動画撮影もしてきましたので、こちらも是非ご覧ください。
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この8A系を撮影したあと、そろそろ帰ろうかなと思ったのですが
車庫には、青の交響曲(シンフォニー)の塗装が施された高安車庫の構内用の入換車両が留置されており、せっかくなのでこちらも撮影しました。
その際、ちょうど新型車両の8A系の側面も入ったので、ちょっと強引ですが入換車両と絡めて撮影もしました(笑)
こちらも動画撮影しましたので、是非ご覧ください。
これを撮り、この日の撮影を終えて帰宅することにしました。
最後までご乗車いただき、ありがとうございました。
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