白馬三山に行ってきました。
白馬鑓温泉は道の崩落や浴槽の底が抜けたり、コロナ禍などのトラブルが続き、ここ3年程営業していませんでした。それが今年は営業するというのです。迷わず白馬鑓温泉経由でルートを取ることにしました。スタート地点は猿倉です。
いやあ、暑い日でした。歩いていると汗がポタポタと流れ落ちるような日でした。
この後青紫になるのですが、その前の実が初々しかったです。エンレイソウの実
マイヅルソウの実
マイズルソウは実の色が赤くなっていきますが、私はその前のこの状態が好きです。ユキザサの実
とはいうものの、花もたくさん咲いていました。タマガワホトトギス
レイジンソウ
何度か渡渉します。
花は途切れることなく続きます。タテヤマウツボグサ
テングクワガタ
ニッコウキスゲ
オオバギボウシ
キンコウカ
湿地が好きな花です。この花が出てくると湿地や水が出ている場所が近くにあるということです。ミヤマホツツジ
オオバミゾホウズキ
小日向山のコルを過ぎると道は険しくなっていきます。途中で休憩を取りながら進みます。
ミソガワソウ
ミヤマキンポウゲは大群落で見事でした。
急な坂を上ります。
周りに雪渓が多くみられるようになってきました。
小屋が見え、一瞬立ち止まります。
眼下にはベンガラが引かれた雪渓が見えてきました。
クガイソウ
先ほど見えたベンガラを辿って雪渓を横断します。
遠くに白馬の村が見えました。
キヌガサソウ
サンカヨウ
標高の低いところでは実になっていましたが、高いところではまだ可憐な花が咲いていました。白馬鑓温泉まであともう一息、というところで巨大な雪渓が出てきました。ここまで幾度か出てきた雪渓はツボ足で来ましたが、さすがにこの登りはアイゼンを着けていただきました。
上部には雪がなく、再び花を楽しみながら登りました。タテヤマウツボグサは散っている花びらにも風情がありました。
ウメバチソウの団体さん
いよいよやってきました。
流れている川は温泉です。
到着しました。
お風呂に浸かったあとはもちろんお疲れ様会!夕食は見た目も綺麗なハヤシライスでした。
…続く