鳥海山(2021,9,15) | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

10月に鳥海山のご案内がありますので下見に行ってきました。

鳥海山に登るには多くのルートがあります。山形側から登るのが一般的ですが、今回は秋田側から登ります。ゲートに選んだのは百宅(ももやけ)口です。歩き出してすぐに大清水(おおしず)です。その名の通り、水が豊富に湧き出ています。しばらくは樹林帯の緩い登りが続きます。あちこちに秋が感じられました。マイヅルソウの実オヤマリンドウナナカマドの実ノリウツギ道はよく整備されています。上部が見えてきました。上は晴れているのですが、下からは急速にガスが上がってきていました。屏風岩です。この手前くらいから視界が開けます。

さらに上ったところにあるのが唐獅子平避難小屋です。手間には「唐獅子」のオブジェ人が作ったものではありません。自然が創ったものです。この溶岩からここの名前がついたといわれています。標高は1700m弱ですが、少しずつ紅葉が始まっていました。

その中で秋と夏が同居しているような花々を見ることが出来ます。アザミアオノツガザクライワイチョウミヤマリンドウイワギキョウミヤマキンバイの紅葉上部にかなり近づいてきました。

四角い豆腐のように見えるのは七高山でです。下を見れば雲海が広がっています。外輪ケルンに到着しました。後ろに見えているのが山頂の新山です。

ここに出たとたん、どこから沸いたのかと思うくらい人が多くなりました。大抵の人は山形側から登ってきますが、私の登ってきた百宅口はマイナーなので2~3人くらいにしか会っていません。外輪に出ると山形側からの道と合流しますので突然人が増えるのですね。先ほどまで見えていた豆腐のようなところはここです。七高山。

この手前、左側を下ります。雪渓が見えるコルまできたら登り返します。そこからはひたすら岩登りなのですが、途中写真をほとんど撮っていません。一か所、胎内くぐりのようなところがあります。中に祠が祀られています。山頂です。ここから見た周辺登ってきたのはこんなところです。さきほどの七高山の方角を見ます。日帰りですのでゆっくりしていられません。約束の時間までにレンタカーを返さなければならないからです。すぐに下山を開始しました。矢印通りに降りていくと頂上小屋が見えてきました。10年以上前にここに泊まったことがありますが、私の印象はあまりよくありません。今年はコロナで休業していると聞いています。外輪ケルンまで戻ってきました。あとはひたすら下ります。唐獅子平避難小屋が見えてきました(真ん中あたりです)。シロバナトウチソウでしょうか。

再び樹林帯に入りました。途中で一部だけ紅葉したオオカメノキがありました。

 

15時に下山し、レンタカーは約束の時間の2分前に返却しました。7時間30分の登山でした。

本番では美しい紅葉が見られることを期待したいです。