櫛形山(2021,9,10) | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

櫛形山にはいくつものルートがあります。今回は北尾根登山道から登ってきました。登山口のみはらし平 

右に富士山が見えてます。この後あっという間に雲に吞まれてしまいました。しばらく階段が続きます。シモバシラが咲いていました。

急なトラバースが続き、ジグザグの道を登りあげると緩やかな丘のようなところに出ます。鹿の防護柵の中に入ります。下調べで「お花畑」と書かれていましたが・・・。確かに花は多かったです。ですが、ワサワサボサボサという感じで単なる雑草にしか見えなかったのは残念でした。アヤメ平です。ここのアヤメの見事さは有名ですね。一度見てみたいものです。避難小屋の脇から裸山へ向かいました。

途中で面白い風景に出会いました。道を挟んで西と東で景色が違うのです。西はガスがかかっていましたが、東側はクリアでした。樹林帯を抜けたところに分岐があり、ここを上がると裸山です。山頂から白根三山が見えます。

右から北岳、間ノ岳、農鳥岳反対側には富士山・・・のはずですが、それは見られませんでした。

裸山を下り登山道に戻ります。アヤメ平からの道と合流するところにはカラマツの巨木があります。緩いアップダウンをくりかえしながら櫛形山山頂に着きました。不思議なのは地図で見ると山頂はここではなく、さらに南に行ったところなのです。

そこまで行ってみました。三角点がありますが、派手な標柱はありません。あるのは小さな看板だけで、しかも「山頂は向こう」という表示まであります。でもやはりここが本当の山頂だよなあと思いつつ、もと来た道を帰りました。最初はピストンのつもりでしたが、ふと中尾根登山道がどんなか行ってみたくなりました。そこで途中からルートを変更しました。

中尾根登山道にも巨木が点在していました。伊奈が湖を通る林道まで降り、20分ほど林道を歩きました。ミズヒキアケビ

もう秋だなあと思いつつ途中からまた山に入ってみはらし平に戻りました。登り下りは急ですが、山頂部は緩やかな丘陵が続く面白い山でした。