栗沢山と甲斐駒ヶ岳(2021,9,6~7) | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

S観光バスのツアーのご案内で栗沢山と甲斐駒ヶ岳に行ってきました。

仙流荘から北沢峠までバスが走っていますが、土砂災害で道が不通になりおまけにコロナということもあって去年は運休していました。今年は運行していますが、道路の復旧工事はまだ行われていて直通バスが北沢峠まで入れるわけではありません。仙流荘からのバスは藪沢までしか走っていませんのでそこで下車し、道路わきの歩行者用の道を歩きます。その先に北沢峠まで行くシャトルバスが待っています。今回のツアーは北沢峠に11時到着でしたので、こもれび山荘のお弁当を小屋内で食べてから出発しました。北沢峠から山梨方向に下った途中から沢沿いの道へと降りていきます。長衛小屋の先の橋を渡るとすぐに栗沢山への登り口です。樹林帯の中を登っていきます。徐々に傾斜が厳しくなり樹林帯を抜けると岩場となります。山頂が見えました。山頂から見たアサヨ峰方面いつ雨になってもおかしくない天気でしたので、早々に下山します。途中からみた甲斐駒ヶ岳残念ながら上部が見えませんでした。仙水峠まで降りてきました。また明日、ここまで来ます。本日の宿泊地仙水小屋に到着しました。夕食はハンバークでした。食べ始めてから写真を撮りましたので汚い感じですみません。左の部分にはキャベツの千切りが載ってました。仙水小屋は確か刺身の夕食が売りだったと思いますが、コロナ禍でそうも言ってられなくなったのでしょう。個人的にはハンバークのほうが安心できていいと思います。

翌日は5時に出発しました。ここのところヘッドランプを点けてのスタートばかりですね(^-^;

仙水峠の手前で振り返るとモルゲンロートでした。昨日も来た仙水峠から今日は逆方向に登ります。樹林帯の道が続き、だんだんと段差の大きい岩が出てきます。

深い樹林帯を抜けたところから昨日登った栗沢山が見えました。くの字に折れ曲がって手前に落ちてきている尾根が仙水峠に繋がっている尾根です。駒津峰まできました。甲斐駒ヶ岳が目に前に迫ってきます。駒津峰からは一旦下ります。そして六方石に出ます。ここから登り返します。途中から振り返って見たところです。真ん中の岩がゴツゴツしているところが先ほどの六方石。左側が駒津峰から下ってきた尾根です。

この先は花崗岩のザレ場が続きます。美しいけれど歩くのは大変なその砂地を黙々と上がりやっと頂上に到着しました。黒戸尾根からのルートだと直下はこんなです。甲斐駒ヶ岳は信仰の山で黒戸尾根には石仏などが多く残っているのです。

風もなく穏やかないい日でした。周りの山々が良く見えていました。

ぐるりと見まわすと・・・富士山と鳳凰三山三角の山は北岳、その右側は間ノ岳。その奥、ドーム型の山は塩見岳仙丈ケ岳。カールがよく分かります。木曽御嶽山乗鞍岳(左)と槍・穂高連峰八ヶ岳 

山頂には私たち以外誰もいませんでした。お昼を食べゆっくりしてから下山しました。仙水小屋まで戻り北沢峠へと下りました。

山も小屋も貸し切り状態で天気も良く楽しめた山行でした。