日帰りで木曽御嶽山のご案内に行ってきました。
御岳ロープウェイで一気に七合目まで上がります。ここからは延々と木の階段が続きます。
女人堂に到着です。
ここは御嶽山では最も古い山小屋で明治初年から営業しています。その昔、女人の登山が許されていなかったとき、女性たちが参拝した御堂からその名がつけられています。
古くから山岳信仰のある御嶽山では今でも講の信者の姿を見かけます。
女人堂のすぐ上にある西国開基。ここからさらに5分ほど上がったところが結界(俗世と神の領域の堺)です。
足元にはわずかにイワギキョウが残っていました。ここから三ノ池へ向かう道です。残念ながら今は通行止めです。
石室山荘が見えてきました。
この山荘辺りが九合目です。
振り返ると紅葉が綺麗でした。
皆さん黙々と登ります。
石室山荘の上にある覚明堂を過ぎると右側に二ノ池が見えてきます。そして山頂もはっきりしてきます。
山頂直下にあった山小屋は撤去されシェルターになっていました。
ここでお昼にしました。
お昼の後、全員で山頂に行きました。山頂にもシェルターが出来ていました。
帰りは歩けなくなったお客様がいたりして大変でしたが、怪我無く無事にその日のうちに下山出来て良かったです。
2014年の噴火以降では初めての木曽御嶽山でしたが、あちこち通行止めになっていたり山小屋がシェルターになっていたり、その傷跡はまだ生々しかったです。私にとっては衝撃的な山行でもありました。