ボランティアをしている八ヶ岳自然ふれあいセンターの定例会に参加しました。
この日歩いたのはふれせんの北に広がるカラマツ林の小径です。
歩きだしてすぐにリスの足跡がありました。
リスの足跡は何度か見ていますが、こんなに指のあとがはっきり残っているものはあまり見ないです。
皆さん、何かないか探しながら歩いています。
途中、木の葉や苔やらが不自然に散らかっているところがありました。
暫く行くと今度は木の幹に動物の痕跡がありました。
リスなどの動物の爪痕だそうです。知らなければ見逃してしまいそうな跡ですね。
面白い跡も見つかりました。
鳥の羽ばたきの跡です。鳥は飛ぶときに地面を羽で蹴って飛び立ちます。
写真にはありませんがこの羽ばたきの周囲に足跡などもありましたので、猛禽類が捕食してここから飛び立ったと思われます。
鳥に詳しい仲間によると、ツミというモズより少し大きい猛禽類ではないかとのことでした。
木の上をリスが走っていきました。
とても忙しそうにあちらの木からこちらの木へと走り回っていました。
あまりにも動きが速すぎてうまく写真が撮れませんでした。何枚か撮ったのに、写っていたのはこれ一枚。しかもご覧の通りのピンボケです。
途中、雪の上に鮮血がありました。きっとネズミか何かが仕留められたのでしょう。
先ほどの羽ばたきの跡といい、雪面に残された動物の痕跡にはドラマが感じられます。
いろいろ想像しながら仲間と推理するのは楽しいです。
夏は緑の木々に覆われた礼拝所で、奥には八ヶ岳を見ることが出来るそうです。
昨年10月にスタッフの方がここで挙式されたとか。
一般の方も結婚式を挙げることが出来ますので、興味のある方はキープ協会へお尋ねください。
キツネだと思われますが、何か探していたのでしょうか。サークルを描いていますね。