王が頭ホテル泊美ヶ原スノーシュー(2017,1,14~15) | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

センター試験のこの日、世間では大寒波の襲来で大騒ぎとなっておりました。

ニュースは大雪警報ばかりでしたが、南岸低気圧が来ているわけではなかったので、関東一帯も美ヶ原も支障をきたすほどのことは無いと判断し、予定通りツアーを行うことにしました。

 

思った通り、問題なくホテルに到着することが出来ました。

その上、先週は雪不足だった美ヶ原はきれいに雪化粧していました。

さっそくスノーシューをはいてハイクに出かけました。

木々はきれいに雪化粧し、一面の銀世界が広がっていました。

スノーシューのいいところは雪面を沈まずに歩くことが出来るとこですが、一気にサラサラのパウダースノーが降り積もったため、さすがにまるで沈まないというわけにはいかず、ちょっと大変でした。

それでも皆さん、健脚のかたばかりでしたので、予定通り王が鼻に到着することが出来ました。石仏はみな寒そうでしたよ。

帰りは車道を素直に歩くことにしました。行きは膝まで埋まる雪の中を歩きましたので、皆さん、内心ほっとしたと思います。

 

王が頭ホテルは人気の宿でなかなか予約が取れないことで有名です。

何故、そんなに人気なのか理由はいろいろありますが、一つはサービスの凄さにあると思います。

その最初が17時くらいからロビーで行われるウエルカムドリンクです。

口当たりのいいリンゴ酒と、飲めない方にはぶどうジュースが振舞われます。

談笑しながら楽しんだ後、お夕食へと向かいました。

 
まずは前菜と食前酒(山葡萄酒)です。
してイワナの塩焼き
腕がないのであまり美味しそうに写っていませんが、何といっても凄いのは焼きながら食卓に持ってきてくれるのです。皆さん、ビックリしていました。
お吸い物は福味鶏の葛うちというものでした。ここまででも十分美味しかったですが、私が一番感動したのはコレ!信州サーモンのフルーツサラダです。
イチゴやキウイ、ラディッシュなどと信州サーモンがサンドされています。ソースは梅ドレッシングです。口に入れると爽やかな甘酸っぱさが広がり、そしてそれがサーモンに妙にマッチするのです。
目で楽しみ、口に広がる意外性に驚き、とても気に入ってしまいました。
お鍋は信州風しょっつる鍋。見た目もおしゃれです。そして小休止のように口休めとしてリンゴのピクルスが出てきます。まるでプチデザートのようでした。
この後に信州プレミアム牛の赤ワイン煮込み、イワナのお茶漬けと続きます。ここに来るまででお腹がいっぱいになり、私はお茶漬けをパスしました。写真はお客様のお茶漬けを撮らせていただいたものです。
そしてデザートです。
お客様は歓声を上げていらっしゃいました。
私がお茶漬けをパスしたのは、これのためのスペースが必要だったからです(^-^)
 
たっぷり二時間かけて食事を楽しんだ後は、スライドショーを見に行きました。
終わって降りてくると、ロビーにはお夜食の用意がされていました。
お夕食は趣向を凝らしたもの、お夜食はシンプルなもの。なかなか考えられています。
こうして夜は忙しく過ぎていきました。
 
翌日は予報では晴れでしたので期待していたのですが、期待通りには行きませんでした。
でも窓には美しい霜の華が咲いていました。
れが見られるのはこんなところです。
霜の華にこのように偏光板をかざすと、ステンドグラスのようになるんですね。
わざわざこれを撮るために、このホテルにいらっしゃる方もいるぐらいです。
 
この日は美しの塔まで行きました。
本来ですと、夏には歩けない牧場内をご案内するのですが、あまりに雪が深すぎて途中でそれを断念し、牧柵内の道に切り替えました。
寒波のおかげで冷え込んでいましたし時折日も差しましたので、ダイヤモンドダストを見ることが出来ました。
美しの塔も寒そうです。でも出来た模様が美しかったです。
 
「また来たいね」。
有難うございます。次回は360度のパノラマをお見せしたいです。