美ヶ原には宿泊施設が3軒あります。そのうちの一つ、「山本小屋ふる里館」は冬季は休業していました。それが今シーズンより営業することになり、そこでのスノーシューガイドとして仕事を戴くことになりました。
1/7より2本連続でふる里館の初仕事に行ってまいりました。
今シーズン新たに仕事をさせて戴く「山本小屋ふる里館」です。
年末年始より暖かい日が続き雪も降らなかったため、地面が出ています。
美ヶ原に登るまでの林道もほとんど雪が無く、不安になりました。ホテルに到着して社長と打ち合わせをした後、下見に行ったくらいです。
ご案内当日は曇りでしたが、風もなく穏やかな日でした。雪は相変わらずでしたが、見てください!
美しの塔の背後にはドーンと北アルプスが広がっているではありませんか!
槍・穂はもちろん、白馬三山までくっきり見えていました。北アルプスだけではありません。八ヶ岳、富士山(写真では分かりにくいですが)、霧ヶ峰、南アルプスもよく見えていました。
お客様が感激して写真を撮っているのは木曽御嶽山です(写真の右端奥です)。
手前のお客様の左肩越しには中央アルプスが見えています。
雪も所々新雪が残っていたので、スノーシューの楽しみも体験していただくことが出来ました。
なかなかいい初日でした。
この日の午後から翌日未明にかけて雪が降りました。
おかげで2本目は1本目とまるで違う場所を歩いているかのようでした。美しの塔の左側の木には見事な霧氷がついています。
そして高原は一面銀世界に変わっていました。
この日も昨日ほどではなかったですが、山を見ることは出来ました。
そして何よりも、ずっと新雪の中を歩けたのが良かったです。
王が頭ホテルまで歩き、帰りは雪上車で戻りました。「ふる里館」のスタッフは社長をはじめ、皆さんいい方ばかりでした。お客様を喜ばせたい、楽しませたいという思いをひしひしと感じました。私もスタッフの皆さんに負けないように精いっぱい頑張ります。