ホワイトカオリン♪ | 【クレイテラピー】チコ流ガイド

【クレイテラピー】チコ流ガイド

【ぷれらんて】は広島県尾道市で活動する クレイテラピースクール&サロンです。
クレイを中心とした講座を通して、心身を整え、身体や心の声を聴きながら、自分を大切にし 自分の力で元気になれるように、お手伝いをしていきます。

こんにちは。

クレイサロン【ぷれらんて】chico@ 青山さちこです。


木曜日は、アロマフランスでクレイの授業でした。


集中講座のケア編の中で、この日はホワイトカオリンとグリーンモンモリオナイトの話でした。




ホワイトカオリンは、湿気のあるところにある酸性岩石から作られています。


岩石が変性していく間に、水に溶けるミネラルが先に流れてしまうので、ホワイトカオリンにはミネラル分は少ないそうです。(ものによっては全然ない物もあるそうです)


構造的に層が少ない分、吸収・吸着の作用も優しいですよね。




そのホワイトカオリンは、メディカルでは天然ケイ酸アルミニウムという名前に変身し、胃腸薬の中に入っていたりするそうです。


空腹時の胃痛や胃潰瘍などの場合、胃の中の酸の分泌が増え、胃酸が増え、胸やけが起こります。


食べ物が胃壁を刺激してしまうので、痛みが来るんですよね。


ここで、アルカリ成分の薬で酸の分泌や胃酸を抑えてしまうと、今度は逆に消化不良になってしまいます。


胃の中を酸性に保ちつつ、胃壁を保護するために、天然ケイ酸アルミニウムが活躍します。


胃壁を保護しながら、余分な酸を吸収・吸着してくれるんです。


ヒリヒリは、早い人だと、20分程度で治まると言います。


クレイ自体の内服はしませんが、クレイが別の形(名前)でカラダを整えているんですね。





ホワイトカオリンは、他にも、瘢痕形成作用で知られています。


切り傷等 傷跡を整えてくれる他、髪の毛が無くなっている場所にクレイパックをすると、毛根が残っている場合は、髪の毛が生えてくることがあるそうです。


毛穴をふさいでいた古い角質層を吸収して毛穴が戻り、毛細血管の血流が戻ってくると、頭皮の色が変わってくるそうです。


この場合、少し柔らかめのペーストを頭皮に押さえつけるように乗せ、乾いたタオルを乗せて30分程度パックするそうですよ。


私は薄毛の知り合いがいないので試せませんが、なんだか眠っている細胞を元気にしてくれるイメージですね。


薄い髪の毛の人は、髪がしっかりして来たり、ボリューム感がでるそうです。





花粉症の季節や乾燥の季節などの、まぶたのかゆみや炎症には、ホワイトカオリンのローションパックが良いそうです。


目のトラブルにいい矢車草のハーブウォーターを加えて作ると、鎮静作用も加わって目のチカチカや疲れに良いそうです。


皮膚トラブルのあるペットにもホワイトカオリンのローションパックは良いそうですよ。





ただ、ホワイトカオリンは作用が優しいといっても、体質によって使うとかゆみが出たりする場合があります。


私の講座を受けに来てくださった方の中にも、ホワイトは合わないという方が何人かいました。



好転反応としてのカユミなのか、体質として本当に合わないのかは、判断がとても難しいのです!


ケアとして出ている症状にクレイを使う時は、やっぱりどの場合も、いきなりパックをするのではなく、薄いクレイローションから始めてほしいと思います。



つづく~^^