格好悪いときこその格好つけたがり | あいとゆうきのほんや(本屋)

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5千円札


先日、5千円札をどこかに落としてしまい、
若干、へこみ気味の今日この頃です

あ~こんなことなら、落とす前日に
買うかどうか悩んでいたCDを
買っときゃ良かった。
そうすれば私の財布に5千円札自体が
存在していなかったのに。。
善は急げとはこのことだよ、全く
(って、ちょっと違うか?)

とにもかくにも5千円札さまが立派に
世の役に立っていることを願うばかりです
雨に濡れて、ぐしゃぐしゃになって
人様に踏まれているなんてことがありませんように
どうかご無事で


そういった様々な思いを抱えながら
書店員は今日も陳列をしています

基本はお客様のニーズに合わせて
棚を作ることを心掛けています

しかし本当にわくわくする瞬間は
お客さんが、たまたま開いた本を
夢中になって読んでしまう、
ことを想像しながら作る書棚です

最前面に並べる本を選別しつつ、
ささやかながら売り場から
「LOVE」と「PEACE」を叫んでいるのです

学歴やら技術やら名誉やら富やら
世の中には、手にしたいものが溢れていますが、
お客様に手に入れて欲しいものはただ一つ
手放しで愉しめる瞬間を感じてもらうこと

「LOVE」と「PEACE」
私のポッケにはこれしか入っていないから
それを手渡すしかないのです
でもこれを常備していると
日々、愉しいアイデアがザクザクわいてきます

理工書の棚前の床に座り込んで、
読み耽っている男子学生が一人
その光景を横目でちら見しながら
ほくそ笑む、怪しい店員一人
それはエプロンを身にまとった
小さな革命家なのです