パルコプロデュース、長塚圭史脚本×河原雅彦演出
そして星野源主演
観て参りました
長塚氏好きの子には「恐いよ」と
聞いてはいたのですが
ほんと恐いです
人間の愚かな部分をえぐられる感じ
この感覚味わったことがある…と考えていたら
思い出したのがイソップ童話
特に覚えているのが、木の皿のお話
ある夫婦が祖母をないがしろにして、
一人だけ家族と違う木の皿に
ご飯をよそって出していました
それを毎日見ていた子供が
ある日、木で皿を作り始めたのです
親が何を作っているのか尋ねると
「お父さんとお母さんのために
作っているんだよ」と答えます
そこで2人は祖母への行いを反省するのです
無邪気なようでいて、子供心に衝撃を受けました
素直に教訓として受け入れられない感じ
それがないとわかんないの?人間は…って
切なく、悲しく、そして、恐かったのです
そういった後味でした
いや、決して、悪いものではなかったですよ
個人的には、後半、野波さんが
「もう目も鼻も我慢できないよ…」と
ポロポロ泣くシーンがあるのですが、
その姿に、性別は違えど、
亡き叔父の、晩年のやるせなさが重なって、
胸が苦しくなりました
ペンチでつねられているみたいに
本当に胸が痛くて、悔しくて、泣きました
人間はバカだけど、
バカだと知っている人間でいたい
バカだから人を愛したい
いや、決してクサい台詞が言いたいわけじゃなくて、
これは絶対、貫きたい
人生の命題です
今、この瞬間を通り過ぎて行った
貫けなかった人たちに懸けて
