エゾシカの骨の標本づくりやっていました①(鹿の死体写真あり。閲覧注意) | ちぶれ。~育児と虫と化石の4コマ漫画~

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札幌在住の男児三人の母。現在合気道と放送大学と化石と昆虫採集が趣味。息子たちと一緒に北海道で生き物と触れ合う毎日を過ごしています。

お久しぶりです。随分ブログ更新していませんでした。

理由は

1:エゾシカを一頭貰ったので骨の標本づくりで忙しかった

2:コロナでほぼ一家全滅していた

3:私だけ後遺症でず~~っと咳が止まらない

 

主に3の原因で漫画描いたりできていなかったですね。しかしコロナってしつっこいですね~。発熱の後は1週間くらいバカに拍車がかかったというかブレインフォグ?頭がず~~っとボーっとしていました。1か月以上前に発症してまだ咳だけ時々出ますよ。どんだけしつこいんだコロナ。

 

子供達は各自3日で全快していましたが。高校生の長男だけ味が分からないとかしばらく言ってましたが全員回復しました。

 

私だけだよ、ズルズル回復遅れたの・・・。

 

それはそうと、本題です。

 

まず、昨年末にひょんなことから地元の猟師さんと知り合いになりまして。

 

エゾシカの肉をいただいたら、腕の良い猟師さんが仕留めた上に処理も完ぺきだったので美味しかったのですね。

 

で、何度か肉を受け取りに猟師さんの自宅に伺った際に旦那が「鹿の解体を見てみたいものです」と言いました。

 

私もヒグマの頭骨見て興奮して(貰えなかったけど)、シカの骨格標本を作ってみたいものですとポロっと言ったんですね。

 

そしたら、くれました。鹿丸ごと一頭。

 

本来なら仕留めたその場で解体して肉だけ持って帰って来ているらしいですが、今回はご厚意で丸ごといただきました。

 

今回は血抜きと内臓の処理はしてある状態です。オスの若いシカですね。

 

遠距離から三脚に付けたライフルで首を撃ちぬいています。

 

何度か仕留めたシカを見せていただいていますが、皆首を撃ちぬかれてる。凄いな~。

 

「さあ、始めましょうか」と旦那が猟師さんに話しかけて解体ショー始まる。

 

・・・さすがにその写真は公開しないほうが良いでしょうね。猟師さんも写ってますし。

 

この後シカを吊るしたまま

 

1:皮を剥ぐ

 

2:首を切り落とす

 

3:皮下脂肪を取り除く(脂は臭くて美味しくない)

 

4:前足、後ろ足を切り落として捌く

 

5:首の肉やらロース部分を切り取る

 

6:肋骨にナイフを入れてハンマーでナイフをぶっ叩きながらリブを切り落とす

 

7:切り分けた部分の肉の脂や傷んだ部分、スジなどを切り取って肉の塊に切り分ける

 

・・・だったような気がします。

 

で、それらの肉やら脚やらと生首を車に積んで持ち帰ったものの、置く場所が無いので玄関フードにひとまず安置。

 

 

脚見えてる!脚!

 

さすがに全部は食べきれないので、アウトドア仲間やジビエに興味のあるご近所さんに配りました。

 

プロの食肉業者が捌いた肉では無いので火はキッチリ通して食べるんだよ、と猟師さんからの伝言も各自に伝えて無事にエゾシカは皆さんの胃袋に収まりました。

 

で、残ったのは脚の先やら脊椎や腰骨周り。

 

そして生首。

 

さあ、標本を作るぞ!

 

次回に続く。