胎児発育不全で入院~出産まで→①②③
産まれてくるまで、どうして小さいか原因不明だったちいさいくん。
産まれた後はまあまあ不明でしたが……
推定体重1700g~1800g前後。
実際産まれた体重は1700gちょっと。
ほぼ推定体重通りでした。
今のエコーはかなり信ぴょう性があるみたいですね。
2000gには届かず、でも1500gは超えました。
低出生体重児。
1人目もカンガルーケアはやってなかったので、今回も特別抱っこしたいという気持ちは強くあったわけではありません。
人のを見るとやればよかったな……と思うくらい。
産まれてすぐ、管を通し、モニターをつけて保育器の中に入った赤ちゃん。
抱っこしたい!!と思うのも怖いくらい小さかったです。
産後すぐ赤ちゃんはNICUに入院しました。
夜になってから小児科の主治医に、どういう状態なのか、どういう処置をこれからするのか話を聞きました。
それまで、赤ちゃんと会うことは出来ませんでした。
・不規則抗体抗E抗体・抗c抗体陽性母体から出産
ん……???
ちょっと待って……
不規則抗体……増えてる!?!?
まさかの2種類陽性になってました
子供を産む度増えていくのだろうか?
叩いていく度ビスケットは増える……
みたいな……?
子供を産む度不規則抗体増える……笑
この影響で黄疸が強く出ているというよりも、よくある新生児黄疸でしょうとのことでした。
光線治療は既にはじめているようでした。
光線治療とは、赤ちゃんの黄疸を治療する処置です。
青白っぽい光を赤ちゃんに当てます。
日サロみたいな感じです笑
・一過性多呼吸
酸素濃度が低いそうです。
保育器の中に酸素を補い、様子を見て少しずつ減らす処置をしますと言われました。
一過性ですので、特に心配はいらないとのこと。
・低体温
体温が正常児に比べて低く、自分で体温を保つことが難しいそうです。
保育器の中でぬくぬくと慣れるまでは過ごすようです。
・SGA児
コレは、長くなるので別記事にまとめます。
コチラ→僕はSGA児
なぜ小さく生まれたのか、という部分は不明でした。
ただ小さく生まれたことで正常児とは違い、手助けが少し必要なので、入院することになりました。
2500g以下が低出生体重児。
しかし2000g以上か以下かそこは大きいなと感じました。
同じ低出生体重児で産まれても2000gを超えて生まれた赤ちゃんはお母さんと一緒に退院出来る場合もあるそうです。
実際同室の方で翌日出産した方は36週の早産で、赤ちゃんは2400g。
母子同室でしたし、一緒に無事退院されました(*^^*)
早産か否か
2500g以上か否か。
赤ちゃんにはたくさんのボーダーがあります。
たった1日、たった数100gの違いで
入院が必要だったり、
経過観察が必要だったり。
大人にとっては
たった1日。
たった数100gが大きな違いでした。
まだちゃんと会っていない旦那さんは話を聞くのが不安だったみたいでした。
未熟児センター内に携帯は持ち込めません。
手荷物も持ちません。
衛生的手洗いをして、マスク。
靴にはカバー、滅菌服。
その後NICUで再会したちいさいくん。
保育器の中でうつぶせになって光線治療を受けていました。
メルちゃん人形くらいのサイズでした。
手も足も頭も小さくて。
保育器に手をいれて、そっと触りました。
眠っていました。
小さいけど、確かに生きていた。
確かに暖かかった。
ああ、よかった。
私ちゃんと間違いなく産んでた。
赤ちゃんがそばにいないから、
本当に産んだんだろうかって不安だった。
夢だったかな?と。
ああ、生きている。
嬉しかった。