アゲハチョウの羽化抑制法
アゲハチョウ観察
モンシロチョウとアゲハチョウ
飼育中です
冷蔵して羽化のタイミングの調整
に挑戦中
毎日新鮮なレモンの葉を食べて
すくすく育ち
無事蛹になりました
きれいな緑色の蛹
モンシロチョウの蛹と比べると
本当に大きい!
昨年の夏
固くなった葉を食べさせて育った子達より
(一齢幼虫には柔らかい葉を食べさせました)
ずっと若葉を食べて育った
今回の子たちは
ちょっと大きく育った気がします
柔らかい葉だと
量を食べられて
大きく育つのかな?
夜に蛹を見ると
うっすら黒く羽が透けて見えてきました
モンシロチョウは
蛹になってから
5日くらいで羽が透けはじめて
羽の形位はよく見えるのですが
アゲハチョウは
蛹の殻が厚いのか
ここまで来ないと透けて見えません
昨年はこの変化に気づいていませんでした
でも
蛹化してからの日数も考えると
明日には羽化するかな?
と
子どもたちとワクワク
朝になって
はっきりと羽が透けて見えてきました
このまま放置していれば
午前中に羽化してしまいます
子どもたちは幼稚園と小学校
幼稚園の送迎に出る前に
容器に入れて
冷蔵開始!
2段階に分けて冷蔵して
タイミングを調整することもできます
凄いですね!
幼稚園小学校が終わって
公園でたくさん遊んで帰宅
蛹を取り出して
白熱電球で温めます
アゲハチョウは28度か29度が適温だそうで
27度以下だと
時間に大きくばらつきが出てしまいやすく
30度だと羽化に失敗してしまうそうです
そしてなんと
モンシロチョウは30度で良いらしい
本当に繊細ですね
最高最低温度計が活躍です
育苗箱に付けていたのを
一時的に取り外しまして
28度に温度を上げました
最初温度が低めだったのと
冷蔵のタイミングが早かったのか
1時間以上かかりましたが
無事に羽化
モンシロチョウに比べ見ごたえがあります
授業時間内に
羽化する様子を子どもたちに見せたい
という気持ちから
研究されていた方がいたのですね