■第61回 活動記録
Ⅰ実施日:2019年9月22(日)
Ⅱ実施場所
セッション実施場所:千葉市内貸しスペース
Ⅲ活動内容
セッション
Ⅳ参加者 計12名
乙、量産型小市民、lamancha、ガリュー、NH、如月テンマ、キョウタ、グェン、天野雀、ミヤ、汐風、コウリュウ(見学者)
Ⅴ活動内容詳細
以下3卓にて実施。
第1卓:「ダブルクロス The 3rd Edition」 GM:天野雀さん
第2卓:「グランクレストRPG」 GM:乙ハヂメ
第3卓:「超次元カードバトルRPG カードランカー」 GM:キョウタさん
以下、各卓の詳細。
■第2卓 「グランクレストRPG」
【トレーラー】
小国・レラクレムからの従属の申し出を受け入れ、会見の場・ネルスの街へと向かったPC達。
しかし、会見の最中、突如として混沌災害が起こり、PC達は魔境に囚われてしまう。
そして、敵の魔の手は、ロード不在の王都へと迫ろうとしていた。
自らの信念を胸に、王は帰路に就く。
いざ、旗印を掲げん。汝の信念を示すために。
グランクレストRPG 「旗印のもとに」
混沌を治め、聖印に至れ。
【ハンドアウト】
PC①用ハンドアウト
因縁:メルシア 推奨感情 メイン:誠意/サブ:任意
推奨クラス:ロード
キミは、ロードだ。配下たちを束ね、国を大きく成長させてきた。
先日、レラクレムのロード・メルシアから従属の申し出があった。メルシアは、若いながらも聡明な女性だ。向こうからの申し出とはいえ、従属を受け入れる以上、キミなりのロードとしての信念を、メルシアに示す必要があるだろう。
しかし、その機会は、思わぬ形で訪れることになる。会見の最中に発生した混沌災害。キミは、キミ自身の信念に基づいて、この戦いを切り抜けていくことになる。
PC②用ハンドアウト
因縁:イリス 推奨感情 メイン:脅威/サブ:任意
推奨クラス:メイジ
キミは、PC①に仕えているメイジだ。
キミには、イリスという名の古い知り合いがいる。彼女は、優秀な魔法師であったが、闇魔法師に堕ち、協会やキミと袂を分かった。そんな彼女を、キミはレラクレムとの会見の場であるネルスの街で目撃する。
いかに闇魔法師と はいえ、ひとりでキミたちに仕掛けてくるとは思えない。だが、何か策を弄している可能性は否定できない。警戒しておくに越したことはないだろう。
PC③用ハンドアウト
因縁:ベルクリーク 推奨感情 メイン:猜疑心/サブ:任意
推奨クラス:アーティスト
キミは、メルシアに仕えているアーティストだ。
レラクレムは貧しく、政情も不安定だ。今後のことを考えると、PC達の国への従属というメルシアの英断をキミは支持している。
会談が迫る夜、キミは偶然、貴族のひとりであるベルクリークが見慣れない女魔法師と密談を交わしている場を目撃する。ベルクリークは最後まで従属の反対派だった男だ。
キミは、嫌な予感を拭うことができなかった。
PC④用ハンドアウト
因縁:リベル 推奨感情 メイン:同志/サブ:不安
推奨クラス:なし
キミは、PC①に仕えている。
キミには、リベルという親友がいる。リベルは、 キミたちの国の王都の守備隊長だ。キミたちがレラクレムに向かうにあたり、王都の留守はリベルに任せることになっている。リベルは、今度生まれてくる子供のためにも、キミたちの留守中、何があっても王都を守ってみせると意気込んでいる。
キミは、お互いまた無事に会おうとリベルと約束を交わし、PC①と共に王都を後にした。
【各PC紹介&GM所感】
PC①:レオナルド・サツマ PL:量産型小市民さん
クラス:ロード/スタイル:キャバリアー
海洋民の生まれで一代で子爵まで成り上がった君主。
内政に力を入れつつ海路を用いた内海での公益で経済も発展させ、名君と名高い。
だが、その実嫁が海賊行為を周辺国家で働きまわっているのは公然の秘密。
「ウチとは関係ありません!」(キッパリ)
王都を離れた際に襲撃され魔境に閉ざされるも、兵・民を見捨てぬ志で王都への帰路を進む最中に、戦旗の能力に目覚める。
目覚めた力は「サバイバー」の戦旗。人を生かし、生き残ろうとする思いの形。
戦旗を振りかざしての王都奪還戦に見事勝利し、無事都へと帰参しました。
サツハハヤトと呼ばれる精鋭(キリングマシーン)を多数抱えた海洋蛮族国家の君主だが、本人は至って真っ当。
仁義を守り、礼と忠節を弁えた好男子でししたね。
ただ、真っ当なまま国家方針と何の齟齬なく一致しているのが何より怖い……
PC②:マンナズ・アルティナス PL:グェンさん
クラス:メイジ/スタイル:ウィザート
七色の魔術師にしてサツマ領の名参謀・名軍師。
もとはウィッチハンターであり、無慈悲な最終兵器でもある。
君主には的確な進言を与え、危機(判定ミス)を好機(振り直し)に変え、戦闘では広範囲&大火力で大奮闘。
文武において八面六臂の活躍を見せた。
君主や同僚に対しては物腰の柔らかい男だが、因縁のある闇魔法師に対しては辛辣。
そして戦意喪失した敵部隊が白旗を上げかけたが、彼の最大火力が先に蒸発させてしまったことも。
レオナルド「私は許そう。だが、うちの軍師が許すかな?」
PLがグランクレストに詳しく、そのお陰で君主であるレオナルドへの進言がロールとしても内容としても一々素晴らしかったですね。
PC③グロック PL:如月テンマさん
クラス:アーティスト/スタイル:シューター
サツマに対して従属の意を固めたレラクレム領領主メルシアの臣下。
男嫌いの二丁拳銃使いであり、メルシアには同性ということもあり重用されている。
メルシアの聡明さを崇敬しており、今回の従属の決断も彼女の意志として尊重している。
会談での襲撃により負傷したメルシアに代わって、彼女が従属を決めた君主・レオナルドの指揮下に編入。
レラクレムの忠誠をその働きによって証明せしめた。
如月さんもグランクレストに慣れており、メイジであるマンナズとは別のアプローチでセッション進行にご協力いただきました。
とにかく戦闘では一番槍を決め、一気に敵の頭数を散らすいぶし銀なキャラクターでした。
PC④:ヴァルヴァ PL:ミヤさん
クラス:アーティスト/スタイル: レイヤー:ドラゴン
ドラゴンを模すことでドラゴンの力を振るう、肉体派の戦士。
親がコーヒーのプランテーションで財を成し国家にも多大な貢献をしたことで一代貴族となったが、彼の代で大失敗。
今や大借金を抱える身となっている。しかし幼少時に上質なコーヒーを飲んで育った彼は今でもコーヒーにはうるさく、しかし高級な豆は買えないためタンポポコーヒーを愛飲している。
ちなみに、タンポポコーヒーはサツマ領の主要な交易品、という名前の、「代価も支払わないまま物資を持って帰ってくると略奪になるから、一応の対価として置いて帰るもの」という代物である。
サツマ怖い。
サツマ領の仲間であり友人であるリベルに盛大な死亡フラグが立つものの、ヴァルヴァの活躍もあって無事彼が倒れる前に王都への帰還に成功。
友の子どもの顔を見ることがかなった。
グランクレスト初体験ということで最初は戸惑われておりましたが、すぐにシステムのキモを捉えて積極的にご参加くださいました。
本来はシンプルに殴って強い&固くて頼れるデータのキャラなはずなんですが。まさかのノーダメージでしたね。
いや、速攻&大火力で敵陣崩壊でしたから……
まずはご参加頂きました皆様、お疲れ様でした。
久しぶりのグランクレストRPGでしたが、慣れたプレイヤーがお二人もいたお陰でスムーズにマスタリングすることが出来ました。
今回はPCレベル5スタート、国としては小国規模、君主は子爵相当と結構な実力・規模を備えたお国を舞台と相成りました。
君主の経歴で海洋民が出て以降、どんどん海洋蛮族国家の様相を呈していくサツマ領の面々を見ているのは本当に楽しかったですw
いや、最終的には高度に近代化された海洋軍事国家であることが明らかになりましたが……
唯一残念なことといえば、戦闘であまり危機感をPLたちに与えられなかったことですかね。
ドラゴンゾンビに民衆を壊滅させられかけた時くらいか、皆さんが焦ったのは。
最終戦、もう少し部隊をバラけさせておけばなぁ……
まぁその分、爽快に楽しんでいただけたと思うことにします。
当サークルではあまり立つシステムではありませんが、個人的には好きなシステムですので。
また機会があれば立てたいと思います。その際はまたご一緒できれば幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
■第3卓 「超次元カードバトルRPG カードランカー」
・キャラクター紹介
吉良・ファルトマン
PL:ガリューさん
シンボルカラー:緑
レジェンドカード:ゴールド・フォウル(マジックマスター)
ソウルカードを始めたばかりの初心者高校生。
レジェンドカードにより、戦況に合わせたマジックカードをサーチ、
リスクが大きく扱いにくい印象が個人的にあったクラッシュワームを見事に使いこなしていました。
「俺の相棒」という言葉は単なるロールプレイではなく、本当にそう見えました。
1話で大敗を喫するも、3話になるころにはダークランカーを圧倒するその姿はカードゲームアニメ主人公のそれでした。
水瀬バジル
PL:Lamanchaさん
シンボルカラー:赤
レジェンドカード:プロ市民(強力な一撃)
自然界にしかなかったソウルカードを、一般普及させたHET社のティーティングスタッフ。
記憶障害のため自分が本当は何者なのか、なぜソウルカードを普通に遊べるのか、まったくわからない人。
GMもついつい遊んで知らない交友関係を増やしてしまいました。
レジェンドカードによる攻撃と情報収集に蛮族を駆使するパワータイプ。
シナリオ中では積極的にフラグを抜いて情報収集にまわっていました。
・シナリオ
第1話「カドアカ防衛戦」
ダークランカーが暴れているので、これを倒す。
スタンダードなカードランカーのシナリオを想定していたのですが、
ボスがプレイヤーたちにワンショットキルを決めてしまい、即ゲーム終了となってしまいました。
反省点はたくさんあるのですが、特に
・エネミーデータの調整ミス(火力が高すぎる)
・戦闘に関するルールやセオリーの説明が不十分
この2点が大きかったと思います。
完全にGM側の準備不足です。申し訳ありません。
第2話「偽りの青い鳥」
気を取り直して行った第2話
紅茶うさぎ様の「六分儀ウォーカー」収録のシナリオです。
カードを集めるとトップアイドルになれるという
妄想に取りつかれたアイドルをカードで成敗するこのシナリオ、
1話目で戦い方を理解したプレイヤーたちにより、ダークカードを使う間もなく
ボスが撃破されました。
第3話ショップ大会編
カードゲームあるあるの、大会編です。
詳細は省きますが、3人以上でやるノリでシナリオを回したところ
プレイヤーたちの戦力が急激に上がってしまい、ボスのゴリラは秒殺されてしまいました。
モンキーだったのはGMでした。
・所感
全体的にゲームバランスでは課題が色々と残ってしまいました。
特にボスの強さに関してはテストがもう少し必要そうです。
3話目に使った大会編は、ブラッシュアップだけでなく
NPCを増やして回し方を変えれば延々とカードバトルを続けるシナリオとして、
時間調整などにも使えそうなので、いろいろ試してみたいです。
一方で、ロールプレイの面ではガリューさんはカードゲームあるあるへの理解を示してくださり、
Lamanchaさんは逆にカードゲームあるあるを知らない方からの新鮮なリアクションをいただけました。
どちらもGMとしてとても欲しかったリアクションなので、満足しました。
また、一緒に遊ばせていただければと思います。
(9/27 一時更新)
(10/4 一時更新)