千葉市TRPGサークル 活動記録 -9ページ目

千葉市TRPGサークル 活動記録

サークル活動記録です

■第61回 活動記録
 
Ⅰ実施日:2019年9月22(日)
 
Ⅱ実施場所
 セッション実施場所:千葉市内貸しスペース
 
Ⅲ活動内容
 セッション

Ⅳ参加者 計12名
乙、量産型小市民、lamancha、ガリュー、NH、如月テンマ、キョウタ、グェン、天野雀、ミヤ、汐風、コウリュウ(見学者)


Ⅴ活動内容詳細
 
以下3卓にて実施。
 
第1卓:「ダブルクロス The 3rd Edition」 GM:天野雀さん
第2卓:「グランクレストRPG」 GM:乙ハヂメ
第3卓:「超次元カードバトルRPG カードランカー」 GM:キョウタさん

以下、各卓の詳細。

 

 

■第2卓 「グランクレストRPG」 

 

 

【トレーラー】


小国・レラクレムからの従属の申し出を受け入れ、会見の場・ネルスの街へと向かったPC達。
しかし、会見の最中、突如として混沌災害が起こり、PC達は魔境に囚われてしまう。
そして、敵の魔の手は、ロード不在の王都へと迫ろうとしていた。
自らの信念を胸に、王は帰路に就く。
いざ、旗印を掲げん。汝の信念を示すために。

グランクレストRPG 「旗印のもとに」

混沌を治め、聖印に至れ。


【ハンドアウト】

PC①用ハンドアウト
因縁:メルシア 推奨感情 メイン:誠意/サブ:任意
推奨クラス:ロード  

キミは、ロードだ。配下たちを束ね、国を大きく成長させてきた。  
先日、レラクレムのロード・メルシアから従属の申し出があった。メルシアは、若いながらも聡明な女性だ。向こうからの申し出とはいえ、従属を受け入れる以上、キミなりのロードとしての信念を、メルシアに示す必要があるだろう。  
しかし、その機会は、思わぬ形で訪れることになる。会見の最中に発生した混沌災害。キミは、キミ自身の信念に基づいて、この戦いを切り抜けていくことになる。


PC②用ハンドアウト
因縁:イリス 推奨感情 メイン:脅威/サブ:任意
推奨クラス:メイジ  

キミは、PC①に仕えているメイジだ。
キミには、イリスという名の古い知り合いがいる。彼女は、優秀な魔法師であったが、闇魔法師に堕ち、協会やキミと袂を分かった。そんな彼女を、キミはレラクレムとの会見の場であるネルスの街で目撃する。
いかに闇魔法師と はいえ、ひとりでキミたちに仕掛けてくるとは思えない。だが、何か策を弄している可能性は否定できない。警戒しておくに越したことはないだろう。


PC③用ハンドアウト
因縁:ベルクリーク 推奨感情 メイン:猜疑心/サブ:任意
推奨クラス:アーティスト  
キミは、メルシアに仕えているアーティストだ。
レラクレムは貧しく、政情も不安定だ。今後のことを考えると、PC達の国への従属というメルシアの英断をキミは支持している。  
会談が迫る夜、キミは偶然、貴族のひとりであるベルクリークが見慣れない女魔法師と密談を交わしている場を目撃する。ベルクリークは最後まで従属の反対派だった男だ。
キミは、嫌な予感を拭うことができなかった。


PC④用ハンドアウト
因縁:リベル 推奨感情 メイン:同志/サブ:不安 
推奨クラス:なし  
キミは、PC①に仕えている。  
キミには、リベルという親友がいる。リベルは、 キミたちの国の王都の守備隊長だ。キミたちがレラクレムに向かうにあたり、王都の留守はリベルに任せることになっている。リベルは、今度生まれてくる子供のためにも、キミたちの留守中、何があっても王都を守ってみせると意気込んでいる。
キミは、お互いまた無事に会おうとリベルと約束を交わし、PC①と共に王都を後にした。

 

 

【各PC紹介&GM所感】

PC①:レオナルド・サツマ PL:量産型小市民さん

クラス:ロード/スタイル:キャバリアー

 

海洋民の生まれで一代で子爵まで成り上がった君主。

内政に力を入れつつ海路を用いた内海での公益で経済も発展させ、名君と名高い。

だが、その実嫁が海賊行為を周辺国家で働きまわっているのは公然の秘密。

「ウチとは関係ありません!」(キッパリ)

 

王都を離れた際に襲撃され魔境に閉ざされるも、兵・民を見捨てぬ志で王都への帰路を進む最中に、戦旗の能力に目覚める。

目覚めた力は「サバイバー」の戦旗。人を生かし、生き残ろうとする思いの形。

戦旗を振りかざしての王都奪還戦に見事勝利し、無事都へと帰参しました。

 

サツハハヤトと呼ばれる精鋭(キリングマシーン)を多数抱えた海洋蛮族国家の君主だが、本人は至って真っ当。

仁義を守り、礼と忠節を弁えた好男子でししたね。

ただ、真っ当なまま国家方針と何の齟齬なく一致しているのが何より怖い……

 

 

PC②:マンナズ・アルティナス PL:グェンさん

クラス:メイジ/スタイル:ウィザート

 

七色の魔術師にしてサツマ領の名参謀・名軍師。

もとはウィッチハンターであり、無慈悲な最終兵器でもある。

 

君主には的確な進言を与え、危機(判定ミス)を好機(振り直し)に変え、戦闘では広範囲&大火力で大奮闘。

文武において八面六臂の活躍を見せた。

 

君主や同僚に対しては物腰の柔らかい男だが、因縁のある闇魔法師に対しては辛辣。

そして戦意喪失した敵部隊が白旗を上げかけたが、彼の最大火力が先に蒸発させてしまったことも。

レオナルド「私は許そう。だが、うちの軍師が許すかな?」

 

PLがグランクレストに詳しく、そのお陰で君主であるレオナルドへの進言がロールとしても内容としても一々素晴らしかったですね。

 

 

PC③グロック PL:如月テンマさん

クラス:アーティスト/スタイル:シューター

 

サツマに対して従属の意を固めたレラクレム領領主メルシアの臣下。

男嫌いの二丁拳銃使いであり、メルシアには同性ということもあり重用されている。

メルシアの聡明さを崇敬しており、今回の従属の決断も彼女の意志として尊重している。

 

会談での襲撃により負傷したメルシアに代わって、彼女が従属を決めた君主・レオナルドの指揮下に編入。

レラクレムの忠誠をその働きによって証明せしめた。

 

如月さんもグランクレストに慣れており、メイジであるマンナズとは別のアプローチでセッション進行にご協力いただきました。

とにかく戦闘では一番槍を決め、一気に敵の頭数を散らすいぶし銀なキャラクターでした。

 

 

PC④:ヴァルヴァ PL:ミヤさん

クラス:アーティスト/スタイル: レイヤー:ドラゴン

 

ドラゴンを模すことでドラゴンの力を振るう、肉体派の戦士。

親がコーヒーのプランテーションで財を成し国家にも多大な貢献をしたことで一代貴族となったが、彼の代で大失敗。

今や大借金を抱える身となっている。しかし幼少時に上質なコーヒーを飲んで育った彼は今でもコーヒーにはうるさく、しかし高級な豆は買えないためタンポポコーヒーを愛飲している。

ちなみに、タンポポコーヒーはサツマ領の主要な交易品、という名前の、「代価も支払わないまま物資を持って帰ってくると略奪になるから、一応の対価として置いて帰るもの」という代物である。

サツマ怖い。

 

サツマ領の仲間であり友人であるリベルに盛大な死亡フラグが立つものの、ヴァルヴァの活躍もあって無事彼が倒れる前に王都への帰還に成功。

友の子どもの顔を見ることがかなった。

 

グランクレスト初体験ということで最初は戸惑われておりましたが、すぐにシステムのキモを捉えて積極的にご参加くださいました。

本来はシンプルに殴って強い&固くて頼れるデータのキャラなはずなんですが。まさかのノーダメージでしたね。

いや、速攻&大火力で敵陣崩壊でしたから……

 

 

まずはご参加頂きました皆様、お疲れ様でした。

久しぶりのグランクレストRPGでしたが、慣れたプレイヤーがお二人もいたお陰でスムーズにマスタリングすることが出来ました。

今回はPCレベル5スタート、国としては小国規模、君主は子爵相当と結構な実力・規模を備えたお国を舞台と相成りました。

君主の経歴で海洋民が出て以降、どんどん海洋蛮族国家の様相を呈していくサツマ領の面々を見ているのは本当に楽しかったですw

いや、最終的には高度に近代化された海洋軍事国家であることが明らかになりましたが……

 

唯一残念なことといえば、戦闘であまり危機感をPLたちに与えられなかったことですかね。

ドラゴンゾンビに民衆を壊滅させられかけた時くらいか、皆さんが焦ったのは。

最終戦、もう少し部隊をバラけさせておけばなぁ……

まぁその分、爽快に楽しんでいただけたと思うことにします。

 

当サークルではあまり立つシステムではありませんが、個人的には好きなシステムですので。

また機会があれば立てたいと思います。その際はまたご一緒できれば幸いです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

■第3卓 「超次元カードバトルRPG カードランカー」

・キャラクター紹介
吉良・ファルトマン
PL:ガリューさん
シンボルカラー:緑
レジェンドカード:ゴールド・フォウル(マジックマスター)
ソウルカードを始めたばかりの初心者高校生。
レジェンドカードにより、戦況に合わせたマジックカードをサーチ、
リスクが大きく扱いにくい印象が個人的にあったクラッシュワームを見事に使いこなしていました。
「俺の相棒」という言葉は単なるロールプレイではなく、本当にそう見えました。
1話で大敗を喫するも、3話になるころにはダークランカーを圧倒するその姿はカードゲームアニメ主人公のそれでした。

水瀬バジル
PL:Lamanchaさん
シンボルカラー:赤
レジェンドカード:プロ市民(強力な一撃)
自然界にしかなかったソウルカードを、一般普及させたHET社のティーティングスタッフ。
記憶障害のため自分が本当は何者なのか、なぜソウルカードを普通に遊べるのか、まったくわからない人。
GMもついつい遊んで知らない交友関係を増やしてしまいました。
レジェンドカードによる攻撃と情報収集に蛮族を駆使するパワータイプ。
シナリオ中では積極的にフラグを抜いて情報収集にまわっていました。


・シナリオ
第1話「カドアカ防衛戦」
ダークランカーが暴れているので、これを倒す。
スタンダードなカードランカーのシナリオを想定していたのですが、
ボスがプレイヤーたちにワンショットキルを決めてしまい、即ゲーム終了となってしまいました。
反省点はたくさんあるのですが、特に
・エネミーデータの調整ミス(火力が高すぎる)
・戦闘に関するルールやセオリーの説明が不十分
この2点が大きかったと思います。
完全にGM側の準備不足です。申し訳ありません。

第2話「偽りの青い鳥」
気を取り直して行った第2話
紅茶うさぎ様の「六分儀ウォーカー」収録のシナリオです。
カードを集めるとトップアイドルになれるという
妄想に取りつかれたアイドルをカードで成敗するこのシナリオ、
1話目で戦い方を理解したプレイヤーたちにより、ダークカードを使う間もなく
ボスが撃破されました。

第3話ショップ大会編
カードゲームあるあるの、大会編です。
詳細は省きますが、3人以上でやるノリでシナリオを回したところ
プレイヤーたちの戦力が急激に上がってしまい、ボスのゴリラは秒殺されてしまいました。
モンキーだったのはGMでした。


・所感
全体的にゲームバランスでは課題が色々と残ってしまいました。
特にボスの強さに関してはテストがもう少し必要そうです。
3話目に使った大会編は、ブラッシュアップだけでなく
NPCを増やして回し方を変えれば延々とカードバトルを続けるシナリオとして、
時間調整などにも使えそうなので、いろいろ試してみたいです。
一方で、ロールプレイの面ではガリューさんはカードゲームあるあるへの理解を示してくださり、
Lamanchaさんは逆にカードゲームあるあるを知らない方からの新鮮なリアクションをいただけました。
どちらもGMとしてとても欲しかったリアクションなので、満足しました。
また、一緒に遊ばせていただければと思います。

 

 

(9/27 一時更新)

(10/4 一時更新)

■第60回 活動記録
 
Ⅰ実施日:2019年8月4日(日)
 
Ⅱ実施場所
 セッション実施場所:千葉市内貸しスペース
 
Ⅲ活動内容
 セッション

Ⅳ参加者 計10名
量産型小市民、ヨッシー、陸、朧龍、NH、如月テンマ、コードウ、グェン、天野雀、スガイ(見学者)


Ⅴ活動内容詳細
 
以下2卓にて実施。
 
第1卓:「ゴブリンスレイヤーTRPG」 GM:グェンさん
第2卓:「ダブルクロス The 3rd Edition」 GM:量産型小市民さん

以下、各卓の詳細。


■第1卓:「ゴブリンスレイヤーTRPG」 


5月頃に発売された新作システム、ゴブリンスレイヤーTRPGを遊びました。
TRPGあるあるを題材のひとつとする原作小説作品の「らしさ」をうまく落とし込んだ、ド王道なファンタジーシステムでした。
見学者さんを交えてのサンプルPC4人パーティーでの冒険です。

【PC紹介】
●名前:ヴァイト(PL:コードウさん) 只人/戦士/男/
商家の生まれで、先輩騎士にあこがれて冒険者になった駆け出し剣士の陽気な青年。
小剣・盾持ちのヒーロースタイルで出発したものの、1話目にして現実に打ちのめされてしまう。
名前のアクセントはアルバイトでもBite(かみつき)でもない。武器との相性は「殴り:〇(マル)」

●名前:セリ(PL:朧竜さん) 森人/野伏・精霊使い/女/
エルフの宮廷に出入りしていた楽士。部下に仕事を押し付け、新たな英雄譚を求めて森を飛び出した。
演奏技能と楽器は未所持(エアプ)だけど、酒場の注目を集めるほどの早引き技術を持っている……はず。
弓の名手として活躍するはずが、途中から破壊魔法の魅力に目覚めてゆくことに。

●名前:バラライカ(PL:ヨッシーさん) 鉱人/戦士/女/
葉巻をくわえた火傷顔(フライフェイス)な女ドワーフの元部隊長。髭は剃る派。
部隊の全滅を機に冒険者に転向し、遺族に渡すためのお金を稼いでいる。
ドワーフらしい芯のある性格で、戦闘スタイルはかなりクレバー。慈悲はない。

●名前:禿頭神官(PL:見学者/スガイさん) 只人/神官/男/40歳
15の頃から知識神の神殿に勤めてきた中年神官。純後衛だけど脱ぐとムキムキな投擲マシーン。
冴えない上司の姿を見て、ああはなるまいと冒険者の世界に足を踏み入れる。
ゴブスレ原作式ネーミングのせいでイニシアチブや行動宣言のたびに色々ひどい。
行動値7のハゲ、投槍いきます!


【プレイ風景】
今回は「邪教徒に追われていた行き倒れの騎士を助けて寺院まで連れてゆく」という護衛シナリオ。
邪教徒が追手として放ったゴブリン達とのチュートリアル戦闘から始まります。

 ヴァイト「(ころころ)あれ、ソードって命中かなり低い?」 セリ「ダメージ1たりない!」
 バラ姐「ゴブリン程度の攻撃なら盾受けで弾いて……防御ピンゾロ」
 禿頭「騎士の傷を治しましょう。自動失敗。2回目はちゃんと発動しました」
 GM「いきなり神様の声が遠いですね……(※初期PCが1日に使える呪文は2回分まで)」

GMもイニシアチブ管理にてんやわやしながらも、冒険者たちは着実に敵を減らしてゆき無事勝利。
治療した騎士を連れ、近くの集落で見張りを立てながら一晩休憩を取りました。
そして2日目、森の中を進んでたところ、先回りしていた邪教徒の追手たちの襲撃が発生します。

 ヴァイト「先手を取ってゴブリンから奪った小槍の投擲。(ころころ)ソードより強い!」
 GM「痛打表も参照して……槍は邪教徒の目にクリティカルヒット。気絶じゃ済まないです」
 

邪悪な陰謀のセリフもそこそこに、一撃で退場させられてしまいました。かなしい。

残るはボスのホブゴブリンと取り巻きゴブリンたち。セリがボス狙いで火炎魔法を飛ばし、一撃必殺しかけますが惜しくも削り切れず。
後方に隠れていた邪教徒の回復魔法で勢いを取り戻したホブゴブリンが大金棒を振りかざし、盾役のバラライカの体力を一撃で半分に削ってしまいます。
戦いは一転、ピンチのムードに。このシステム、部下を【統率】しているボスキャラはかなり頑丈です。
GMの想定ではクライマックスは、避難先の寺院に乗り込んでくるボスたちとの防衛戦を想定していました。
逃走リソースも残ってるし、ここは敵味方ともに仕切り直しかなと思いきや……。

 「いや、邪神官が呪文回数を使い切った今が好機」
 「ホブゴブリンは逃がすな、ここでやっつけろ!」
 「因果点(※判定リソース)を切ってでも移動妨害だ!」

と、逆に火が付いてしまう手負いの獣めいた冒険者たち。
盾役のバラライカを禿頭神官が回復で支えつつ、投擲・弓射撃などと合わせて確実に取り巻きから減らす方針に転向。ホブゴブリンを孤立させた後でセリが再び火炎魔法を叩きみ、前衛たちの猛攻を入れて正面からこれを倒しきりました。

***

ホブゴブリンとの戦いを経て、報酬を受け取った冒険者たちの勢いは留まることを知りません。
後編は『廃墟化した大聖堂に乗り込み鐘付き塔の機械をもう一度動かせ!』というミニダンジョン攻略。

 バラ姐「毒矢は挑発でひきつけて盾で封殺。前金と仲間から借金して買ったトマホークで念願の強打攻撃!」
 セリ「成長は回復魔法より範囲攻撃の《石弾》取ります!ボスには《火矢》攻撃で……(ダメージダイス8個)」
 ヴァイト「あの日あこがれた先輩に取り戻してもらった小剣はもう売り払った!ホブゴブリンから取ってきた大金棒を無理やりクリティカルさせて痛打!骨折・ダメージ70点越え!」
 GM「今日のシステムはアリアンでしたっけ?(笑)」

 ※ゴブスレTRPGの初期PC攻撃力は1ケタ~十数ダメージくらい

 禿頭「成長タイミングで魔法回数を増やしておいたので、回復魔法を残しながら《聖壁》のバリアも貼れますよ。達成値19?」
 GM「ボスの攻撃ならワンチャン破って後衛に攻撃が通るはず!バリア越しに攻撃!」

 ……通りませんでした。二回り格上のボス、圧殺。
一番の強敵は道中の「眠り粉の罠+階段落下ダメージ」だったようです。

●所管
斥候不在PTなので罠を踏みつぶしながら突き進む、「叩き斬る(ハックアンドスラッシュ)」なシナリオ風景でした。
そんな中でも「『ゴブリンなんて奇襲してきても大した相手じゃないさ』……と言って仲間に見張りを任せ一番に寝ます」とか、「夕飯にお肉を一品付けてもらうために道沿いで一曲歌っておひねり集めてみますね」といった、駆け出しの冒険者らしいケレン味ある旅のロールプレイが見れてGMも楽しかったです。

次にGMをする機会があればどっしり腰を据えて、ワイルダネスやダンジョンを1話かけて遊んでみたいなと考えています。
参加いただきありがとうございました。

 

 

 

■第2卓:「ダブルクロス The 3rd Edition」

《ダブルクロス卓:偽りの太陽に手を伸ばすもの》

【今回予告】
変わらない日々に飽きた人々。
望んでも得られない強さを、ひたすらに求める男。
彼らの思いは、一人の、嫉妬に燃える研究者の元で収束する。
いてつく冬から、暖かな春へと変わる頃。
彼らは、動き出す。

「偽りの太陽に手を伸ばすもの」
Double Cross
―――それは、“裏切り”を意味する言葉―――


【PC紹介】

●"炎獅子(ガオレオン)" 鷺宮玲雄(16、男)  PL:天野雀さん
 キュマイラ/サラマンダー

「特別、か……。俺は(特殊だとは思うけど)特別じゃないし、それで不満はそんなにないよ」

 かつて実の父親がジャームとなり、それがきっかけでオーヴァードとなったのちにジャームに目覚めた。
 1週間後の任務ののちに高校に帰ってきた途端、クラスメイトにこんな言葉を聞かされることに。
 『ねえ君、"特別"になりたいと思わない?』

●"第1殲滅部隊" 加賀裕也(18,男)  PL:陸さん
 エンジェルハイロゥ/モルフェウス/ノイマン

「オーヴァードの何たるかを教えてくれたのは、先輩!あなたじゃないですか!」
「(銃を取り出しながら)ほう、よく俺がこれを持っていることに気づいたな……」

 戦闘用素体として作られたチルドレン。同じコードネームをもつ仲間がいたが、他の素体は全滅したらしい。
 かつて世話になり、任務で死んだと思われていた先輩が敵となったため、戦いに赴く。
 事なかれ主義と自己紹介していたが‥‥‥総じて発言と行動は殺伐としていた。

●"虚の看視者(ヴォイド・ウォッチャー)"  四条双葉(15,女)  PL:NHさん
 オルクス/バロール

「はぁ‥‥やはり人間はクソですねぇ(動物をなでつつ)」
 人造生命として作られたエリート。同ナンバーの姉妹がいたが、既に帰らぬ人(タイタス)となっているらしい。
 彼女が動物好きであるため、学校と街の2か所にある支部拠点はいずれも動物であふれている。
 陰謀を働かせる"ユニット・メイカー"に対し、気だるげにしつつも巧妙に情報収集をし敵を追い詰めていく。
 
●"鮮血の銃弾"  室井駿(29、男)  PL:如月テンマさん
 ブラム=ストーカー/モルフェウス
「父とは、関係のないことですので」

 名門の警察一家に生まれたが、大きな失敗を経てエリート街道からドロップアウトし、警察学校からノンキャリアとして刑事になった。
 かつて派出所で同僚だった巡査が焼死体となって発見され、そこにオーヴァード事件の気配を感じて調査に赴く。
 総じて大人らしい、冷静な振る舞いが特徴的だった。

 

(8/6一時更新)

(8/11一時更新)

(8/13更新完了)

■第59回 活動記録
 
Ⅰ実施日:2019年7月28日(日)
 
Ⅱ実施場所
 セッション実施場所:千葉市内貸しスペース
 
Ⅲ活動内容
 セッション

Ⅳ参加者 計14名
乙、ヨッシー、lamancha、ガリュー、陸、たざわ、NH、如月テンマ、キョウタ、コードウ、グェン、天野雀、take、汐風


Ⅴ活動内容詳細
 
以下3卓にて実施。

第1卓:「トーキョーN◎VA THE AXLERATION」 GM:天野雀さん

第2卓:「ダンジョンズ&ドラゴンズ5th」 GM:takeさん
第3卓:「英雄武装RPGコード:レイヤード」 GM:コードウさん
 

 

第1卓:「トーキョーN◎VA THE AXLERATION」 

 

映画『プロメア』を見て、「あ、これイブキPC1のシナリオじゃん」と思った私はたぶんN◎VA中毒者なのかもしれない。

そんなことを思いながら作成したシナリオになります。

時期的にどうかとも思ったのですが、告知終わってたし新しいシナリオ作る余裕もないからそのまま続行させていただきました。

 

【PC紹介】

PC① 天神橋満 タタラ●/イブキ◎/カブト PL:NHさん

火災で家族を失って以来、炎に魅せられてしまった。その後、もっとも炎を近くで見れるという理由でシルバーレスキューに入隊した。ただし美しい炎で人命が失われるのは(善悪問わず)嫌う。

 

設定はからしてヤベ―奴とわかるキャスト。人を燃やす悪い炎は放水銃で鎮火だ。

でも、人に被害を与えない火災は放置しておくよ!だってきれいな炎だもんね。

 

ディフェンダーとしての仕事より戦術・加速装置のコンボで味方のCS上げに貢献した人。その行動はゲストがやる行動では…?キータタラなだけあって炎への執着は人一倍でした。

 

PC② “不夜城”星ハセヲ イヌ◎/カブトワリ●/カブト PL:乙ハジメさん

ブエナIЯAの紛争地区出身の元傭兵。戦場にて受けた大火傷の治療を目的にN◎VAへ訪日。以後、傭兵業から足を洗い、ブラックドックとして新しい生活を始めている。

 

イヌを組んでないことに違和感を覚えてしまう私はこのサークルに染まってきたのかもしれない。乙さんがイヌをやることに驚きを覚えたのは良く覚えております。ええ。キャストは真面目なイヌといった模様。主義主張から③のヨッシーさんとよくからんでいた。戦闘ではディフェンダー兼アタッカーとしての立ち回りを見せた。

ただ、OPでNPCを肉壁にしようとしたのは忘れねぇからな。

 

PC③ “任侠JK”樫村仁美 カブキ◎/カタナ/レッガー● PL:ヨッシーさん

樫村組二代目組長の樫村仁美。元ストリートチルドレン(孤児)、ストリートで野垂れ死にしそうな所を年老いたレッガー(前組長:樫村明夫)に拾われ養女に。
養父からは実の娘か孫のように大事にされ、組員からは妹のように。そんな家族を襲撃で失い、組の再興のため今日も今日とて、女子高生と組長の二足の草鞋。

 

色物レッガーやってやんよ!とのヨッシーさんでしたがふたを開ければ真っ当な常識人枠に。なあに、N◎VAの街じゃJKの仁侠なんて普通普通(脳死)

 

彼女の存在が今シナリオのタピオカミルクティーの引き金となった。今時のJKはタピ活しないとな!!

エキストラに囲まれながら組長として仕事しつつ、ハセヲに「お義父さんはこんなこと望んでないぞ」的な説得ロールをされ、タピオカミルクティ片手の白夜さんから依頼を受けるマルチなキャストでしたね。

 

戦闘面ではラッキーストライクを軸に頼れるアタッカーでした。

 

PC④ ラファエル・リード、トーキー◎/フェイト●/ハイランダー PL:Lamanchaさん

報道に携わりながらも自ら主体的に動くのではないRL的にはあまり見たことがないタイプのキャストでした。「真実に何の価値がある」はキーフェイトがいうと重みがヤバいやつ。

でも、ハンディカメラを常備していないトーキーであることを忘れてはならない。

 

マネキンを組んでないことに違和感を覚えてしまう私はこのサークルに染まってきたのかもしれない。(二度目)

話としては非常にRLの考えの通り動いてくれました。PC③以降はあんまり深く考えてないからね。

戦闘面では支援型として再行動に対決:不可をぶち込んでくるキャストでしたね。奥義とって選択肢を狭めるのはゲストの行動では?(二回目)

 

【雑感】

 

お前ら、炭素型生命体は我々炎熱型生命体の燃料でしかないんだよォ!!

はい、N◎VAの街の連続放火事件を追っていたら、地球をインベーダーから防衛するシナリオになりました。

まぁ、話が大きくなるのはよくあることですね。

シナリオ描写と情報項目がリンクしてPLが「ああ、そういうことか!」とシナリオをつかんでくれるのはRL冥利に尽きます。

Light on Fire:~に火をつける

 

あとはPC③の合流の仕方とミドルの時間配分が課題かな。

 

楽しい時間をありがとうございました。また、機会があればよろしくお願いしますね。

 

 

(7/29一時更新)

(8/13一時更新)