北九州から世界へ飛躍 | 東京 後楽園で開業する女性税理士 高橋千亜紀 身近な話題から税金についてわかりやすく説明します。

総合特区

という単語を耳にしたことがあると思います。


ある一定の業種の産業を集積し

国からの財政・税制支援を行っている地域

というイメージは何となくもっていましたが

どういう種類があるか、どこが特区かは、知りませんでした。


26年度税制改正を勉強していたら
この単語に出くわしたので、興味本位で
改めて調べてみました。


総合特区には2種類あります。

① 国際戦略総合特区・・・日本の経済成長のエンジンとなる

  産業・機能の集積拠点の形成

② 地域活性化総合特区・・・地域資源を最大限活用した

  地域活性化の取組による地域力の向上

を目標とした区域づくりのようです。


①②ともに、その区域内で事業を行う法人に対して
投資税額控除・特別償却・所得控除・不動産取得税の免除
といった税制上の支援措置や
交付金の上乗せ等々、メリットがあります。


②は地域の特産を活かした地域の産業起こし的なものもあり

全国に数多いのですが、

①はその分野における国際的ビジネス拠点を作るための

施策なので、現時点では全国7特区しか認定されてない中

なんと!わが故郷の

福岡県、北九州市&福岡市も含まれているのを見つけました。


グリーンアジア国際戦略総合特区
 アジアの活力を取り込み、環境を軸にアジアから世界に
 展開する産業拠点を構築する
という特区に認定されていました。

ほ~すごいじゃん得意げ

認定されて、もう3年近く経つようですが

具体的には何か変化はあるのかどうか

世界へ展開しようとするエネルギーを感じるか・・・

次回帰った時に、ウオッチしてきます。

何かを感じたら、また報告しますね。