7回目の調停があった

調停員に軽く挨拶をし、自筆でサインをする

 

婚姻費用については〇〇円で、という事でいいそうです。と最初に話しがあった。

前回の調停で、「一緒に住むことを検討してくれるなら」などと条件を出してきたりしたが

そのつもりはないと伝えていた

 

こちらも、その金額で結構です、と伝え

初めての調停からほぼ丸一年かかって、婚姻費用がやっと決まった

 

 

 

 

 

 

 

 
 
そのあとは、いつから精算し、いくらになるのかを計算し
それをどうやって支払うのかを決める
 
金額が出され、「Chiiさんとしては、どうやって支払ってもらいたいとか希望はありますか」と聞かれた
月々の婚姻費用に、例えば数万円ずつ上乗せして1-2年かけて払う、ボーナス払いにする、
大きく3回にわけて3か月で払う、一括で払うなど色々と言われたけれど
「夫の給与は毎月一回なので月々に分割しても、もらう給与は一緒なので意味がないし
 夫もそれを希望しないと思います。3分割して3か月に分けるのも結局同じです。
貯金から払うと、今後財産分与する分から払われるのと同じです」というと
 
調停員から、
「そうですか、会社の事はChiiさんの方がその辺はわかってらっしゃいますしね
ボーナスで3回くらいで払う、でお話ししてみましょうか?」と言われた
 
私は、きっと夫は今度の夏、冬のボーナス2回で、と言うだろうと思った
別居してからは金額は知らないけれど、それなりの金額をボーナスを貰っているはずだし、
毎月に上乗せでは日々の夫の生活費の負担になるのが嫌だろうから。
夏・冬・夏のボーナスでは丸一年かかるので、私の方がそれは長くていやだなと思った
 
夫の番が終わり、また私たちが入室すると
調停員から「賞与時に3回、4回でもいいんですよ、と言ったのですが、今年度の賞与で夏と冬にお支払いするそうです」と言われた
 
この後、双方が調停室で立ち会って、内容を確認すると言う
えっ。と思わず声に出してしまった
 
弁護士が、「私が代理で出ますので待合室にいてもらえばいいです」と言った
そういう事も最初に言えないんだろうか、と思った
これだけ夫と顔を会わせるのを恐れているのに、私が出なくてもいいと知っているから
先に言う必要がないと思っているのか
 
夫、調停員2人、弁護士で狭い調停室にいるのかと思うと
なんとも言えない複雑な気分だった
 
その後、書類を見ると、双方の住所が記載されていた
私の今の家は、住民票を移していない。
なので実家の住所が記載されていて、それは夫も知っている住所だし今もそこにいると思っているかもしれない
 
弁護士からは日頃から「住所は先方に知らせる事はないので、アパートの住所でも、今のお住まいでも
どこのを書いてもらっても大丈夫ですよ」と言われていたのに
 
もし私が引っ越しの都度、住所を弁護士に更新して知らせていたら
今回、今の住所が記載されてしまっていたのではないかと思う
 
とにかく、婚姻費用は次月分から今回決定した金額なる
これまでもらっていなかった分も、7月と12月に分けて振り込まれる
 
生きていくにはお金がないといけない
 
でもお金を「とれるだけ取ってやりたい」わけではない
やった、よかった。とは、とても思えない
 
感情と切り分けて、事実だけとらえてくださいと言われたけれど
どうしても、難しい。
 
婚姻費用が決まって、ひとつ進んでよかった。そう思わないと。