こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです!
6月のインスタ連動企画
『湿気に負けない体調管理』
今回のテーマは
「梅雨の養生で気をつけたいこと」
です!!
やりがちな失敗を例に
お話ししていきます^^
企画のまとめ記事はこちら↓
注意ポイント① 寒湿に注意!!
梅雨の時期は、
ひんやりとする「寒湿」と
蒸し暑い「暑湿」に分けられます。
実際、先日の佐世保市では
雨で急に気温が下がった日が
ありました。
見えるかな??
ほら!!!
前日まで最高気温が
30度近かったのに、
この日は24度も
ありません。
こういう日は「寒湿」といって
体を冷やさない養生が
大切になるんです。
■対策① 辛温発汗を使う
辛味と温性をもつ
発汗作用のある食材を使って
「汗で湿を出す」方法を
とります。
寒いから
温める作戦ですね!
おすすめ食材は、
ネギ、生姜、大葉、パクチー、茗荷など。
ほかにも、
辛味で温性のものは
使いやすいかと。
ちなみにこの日は、
ビビンバを食べました。
もやしたっぷりで
利尿もしているんだけど、
冷やしすぎないようにコチュジャンで
温めます。
食べているうちに
じんわりと汗をかきましたよ〜。
■対策② 平性の食材を使う
利尿作用のある食材は、
体を冷やすものが多いんです。
代表的なものが
瓜類ですね。
なので、
こういう寒い日は
きゅうりを生で食べるのは
ちょ〜っと避けたい。
(冷やすものは基本加熱して使った方がいいから、
加熱して食べる習慣がないきゅうりは
なるべく避けてるかな)
その代わりに使うのが、
体を温めも冷やしもしない
「平性」の食材です。
お豆は平性の食材が多いので
おすすめです。
とはいっても、
大豆や黒豆、小豆など
完熟のお豆はお腹が張りやすいので注意。
私がよく使うのは、
枝豆やさやいんげんです。
枝豆は冷凍を常備しておけば
ちょこちょこ使えるから
便利ですね〜。
あ、ビビンバに
枝豆入れればよかったな!
(今さら気づく)
注意ポイント② 出してばかりはダメ!!
梅雨は、利尿や発汗で
湿を追い出すのが基本です。
つまり、梅雨の養生というと、
どうしても「出す」話ばかり
しがちです。
でもね、そもそも
体の水分を必要な場所に
届けたり、
いらない水分を
外に出したりできるのは、
臓腑が働いているおかげ
なんです。
とくに水分代謝に関わるのは
脾・肺・腎という臓腑!!
これらの臓腑が弱ると
水分を出すも何も
できなくなるわけです。
これらの臓腑に
ちゃ〜んと栄養あげてますか??
って話なんですよ。
しかも、
利尿や発汗という
「出す」という行為ばかりしてると、
体を動かすエネルギー「気」も
どんどん消耗してしまいます。
とくに、もともと体が虚弱な方、
体が冷えやすい方は、
「出す」ばかりだと
体に力が入らなくなったり、
すごく冷える感覚があるかも。
■対策 「気を補う」
なので、気を補う食材も
しっかりとってくださいね。
代表的なものは
お米、いんげん、キャベツ、しいたけ、
鶏肉、牛肉、エビ、桃、うなぎなど
冷えを感じるときは
鶏肉やエビ、桃やうなぎ
おすすめです。
体がかなり弱ってるな〜と
感じる時は「エビ」を取り入れてみて。
エビは体を根本から支える
「腎」を温める食材です。
腎陽は水分代謝も根本から
支える場所でもあるので
弱らせないように気をつけましょ〜。
ということで、
梅雨の養生の注意点を
お話ししました〜。
とはいっても、
たぶんまだまだ
伝えきれていないことが
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使わないと疑問も出てこないし、
使ってみることで今回のように
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そういう時に、聞いて修正して、
また実践に活かすことができるのが
講座の強みだと思っています^^
不調を感じてからでは遅い!
ぜひ次のシーズンから
備えておきましょう。
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