股関節の動きが悪いと腰や膝に負担がきてしまいます。
股関節の動きはどうかな?
股関節の動きが悪いと腰や膝に負担がきてしまいます。
股関節はボールペンの先のように先端が丸い系形状で、
人間の股関節は他の動物にはみられない動きをしています。
詳しくいいますと、大腿骨の骨頭、
大腿骨頸部はボールペンの軸のように丸まっています。
これは人間が四つ足歩行から二足歩行に進化していく過程で備わった機能であり、
この頸部のちょっとした形状が内旋や外旋、内転、外転、屈曲や伸展といった
人間独特の股関節の動きを可能にしているのです。
そうなんです。人間の股関節は他の動物にはみられない動きをしています。
股関節は体幹部と下半身をつなぐ人体でもっとも大きな関節です。
股関節の動きが悪いとその分、膝や腰などを使って補おうとしてしまいます。
※これを代償行為といいます。
この代償行為により、膝や腰に余分な衝撃が加わってしまい、
障害が起こりやすくなってしまうのです。
故障する原因の大きな要因が代償行為かと思われます。
股関節を強化するためには、股関節まわりの筋肉に刺激を与えて働きを活発にし、柔軟性も高めていきたいところです。
柔軟性を高めることによって、普段の日常動作も洗練されたものになってきます。
それには焦りは×、徐々に徐々にで結構です。ノンビリと改善していきましょう。
舞踊にとどまらず、普段の日常を健やかに送るためにも、
股関節がスムーズに動くように心掛けたいものです。
股関節まわり強化のトレーニングとしては、
腸陽筋や大殿筋などを鍛えることをお勧めいたします。
<参考動画>
腸腰筋トレーニング
大殿筋トレーニング
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