修業時代 第16話 敗者復活戦 | シェトミタカ通信

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続 就職への道【16】敗者復活戦

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サテライトホテルヨコハマさんへ就職試験のご挨拶に伺いました。


横浜調理師専門学校からは私以外に同じクラスの田盛君も参加です。


なんかその時点で、前回の新横国際の就職試験を思い出し嫌な予感がしました(汗)


新横国際の時は同じクラスの児島君も受験して彼が採用、私が不採用でしたからね…。


まぁねぇ、
もう今回は田盛君だろうと遠慮はしません!
(前回も遠慮したつもりはないですけどね…。)

『こっちは大分から上京して一人暮らしだし、生活かかってんだ。地元の上永谷に住む田盛には負ける訳いかねぇって!!』と私が本気なような冗談を言うと、

『トミタカ お前、九州の実家帰って魚でも飼ってろよ!遊びに行ってやるから〜俺も負けねぇって。』と田盛も反撃。


田盛君は最初からサテライトホテル狙いで、私は新横に落ちて敗者復活戦みたいなもの。


友人がライバルになってしまう就職試験、しかし就活も終盤になると覚悟も決まってきます。
今回がダメでも幾らでも何社でも受け、きっと良い就職先を掴み取ってやる!そんな気持ちですね。




『こんにちは!横浜調理師学校から来た冨高 と申します。』フロントに挨拶に伺うと、


フロントスタッフからレストランの席に私と田盛君は通されました。


しばらくすると、人事部長の伊武さんがいらっしゃり、今後の試験の日程や調理部の業務の内容などを説明してもらいました。

サテライトホテルは日本交通のグループ会社で、サテライトホテル後楽園やタクシー会社、エレベーターの会社など八社程のグループ会社のひとつで、あの頃はヨコハマスタジアムでプロ野球が開催された日は常宿にされてる阪神タイガースなど球団があり、サテライトホテル後楽園では優勝したチームのビール掛けもあったり…。

私は全く存じていませんでしたが、田盛君がサテライトホテルを選んだのもなんとなく分かるような気がしました。


最後に調理部の日野山さんも呼んで挨拶をし、サテライトホテルを後にしました。


* * *


翌週、


僕と田盛君は

ホテル志望の他の受験生と一緒に、

サテライトホテル内の宴会場で就職試験に挑みました。




私達の運命は如何に!!



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本日は入学式でした

さぁ新しい生活がスタートですね