私の修業時代③ はじめの一歩
横浜のスペイン料理店ではじめたアルバイトが本格的な料理の世界への最初の一歩でした。
高校卒業し、水産高校での下宿暮らしの少ない荷物を横浜に送り私も3月末には上京。
まずはバイト探さないとなぁ〜と、
アルバイト雑誌を100円で購入。
レストランっぽいところを探し、 、
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
初心者歓迎
*レストラン カサ デ フジモリ*
☎︎045-◯◯◯ー◯◯◯◯
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
何となくピンときたのか、この カサ デ フジモリさんにアルバイトの面接の電話をし、横浜駅西口の地下街のお店に面接に伺いました。。
お店に入ると
『おはよー!』ってホールスタッフが明るく挨拶してくれます♫
…店内はやや薄暗く、でもオレンジ色のキャンドルで照らされスペインの家庭的な暖かい雰囲気。。
『おはようございます〜!』私も元気な挨拶を返し、出会った瞬間からラテンの陽気とちょっと大人な、今で言うスペインバルの雰囲気が気に入りました。
遥々九州大分から出て来た何者でもない田舎者の少年を、受け入れてくれた事がうれしかったですね。
まだホームシックとかでは無かったですが、、正直誰かと話し、安心したかったんだと思います。
面接はトントン拍子に進み、私も今の上京してきた状況を説明し、じゃあキッチンの皿洗いからスタートして見ようかと決まりました。
平日は調理師学校が終わって夕方5時から閉店の9時まで。土日はランチタイム前から閉店まで。休みは週に1回。
最後に厨房に挨拶すると、、
『ブエノス ディアスー!』と声をかけられました!!
※ Buenos días (ブエノス ディアス) = Good day
buenosは「いい」、díasは「日」という意味で、「おはよう」と「こんにちは」を兼ねる。英語のhelloに相当。スペイン語。
〜ーーーーーーーーーーーーーーーーーー〜