紫のカップ水色のカップ | あとりえまかろん まかろんのへや

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ちいさな家族、まかろんとの日々をたいせつに紡いでいきたい‥ちいさな歩幅でゆっくりふたり歩いていきます。
つないだ手、いつもいつまでもはなすことなく‥



きらきら



  きらきら



「硝子のなかの」星花火あそび



初夏のお日さまのなか



微笑みつづける星花火



お日さまがかえってきた





笑っていよう


数年もっとまえまでの

星花火がふつうに花市場にあったとき

ママの日、に、お世話になったかたがたにおおくりしてきた、星花火の鉢たち


その星花火たちも

あちらこちらのお庭できっと

ゆらゆら揺れながらふうわりふわり

笑ってくれてるのだろう

それがうれしい




そして、その花をみたとき、ふと

ちいさなふわふわ、のことをおもいだしてくださるかたが‥

もしも、おひとりでもいらしたなら‥

なおうれしい




ボクはママからねえねへ

母からの娘へ


さいごの最幸の贈りもの




ずっとずっとずーっとこうして

ねえねとママとさんにん

寄り添って暮らしてきた


〜ママはじぶんがカメさん、ねえねはうさぎさんだといって

このおにんぎょうセットをだいじにしてた

そのウサカメにワンがプラス


 さんにんの暮らし




ボクはママに笑顔をとりもどすために

お家にやってきた

そして、ママのそばでふんばるねえねを支えてきた


あの西日のじかんの約束をおぼえてる


さいご、だなんてまるきりおもいもしないねえねをそばに

ママは、とつぜん

なんどもなんどもなんどもほんとなんども

ボクの名前だけを叫びはじめた


そうして、ふと我にかえり

「さっちゃん、あなたはやさしい子。はやくまかろんのところへかえりなさい♡またね♡」

と手を振った


ちょうど西日が後光のように母の背にさしこんでいた


あのとき、ボクはお家でママの声がきこえたんだ


  ねえねをお願いよ


そんなママの懸命の声がきこえた


だから

ボクはねえねをまもらないといけない

ねえねのそばでねえねをささえてやらないといけない

それが、ママからボクに託された使命


なので、あの日からは

ボク、まかろんがママろん


これからもずっときっといつもいつまでも



お茶じかんは、この日のためのカップ


あるかたの喜寿お祝いにとえらんだカップが

あまりに気にいり

ママの喜寿がきたらプレゼントしようと

あまりにあまりに気の早いプレゼント用意


紫の歳にはまるで足りずお空へいったママ

ママにわたせないまま

というか、みせてもいなかった


さっさと一緒につかえばよかったのに


紫のカップと

まかろん水色のカップ


ふわふわケーキは

心和さまのもの


季節限定の



山椒に



苺と



桜‥


さんにんなかよくいただきます


   母も父ももひとりも、そして‥‥も

   紫の歳にはとどかなかった


そんなママへのおくりもの



星花火のなかのボク



この色鉛筆画をことしのママへ


ボクとねえねより



絵のもとのイメージはこんな


数年もっとまえまで、星花火がふつうに花市場で手にはいっていたときは

ママの日、に、お世話になったかたがたに

星花火の鉢をおおくりしてきた


 母の空への旅立ちをともにしてくれた花

 星と花火の花

 天の花地の星


そして、数鉢は手元にのこし

庭やベランダでまかろんガーデナーさんがそだててきた


いまは、もう手にはいらない星花火たち

なので

星花火のなかのボクの色鉛筆画

をお願いしたのが、もう数年前のこと


そんな絵がきょねんとどいた

きょねんの6.9&10のママのために、と

額装の日程もあわせて手元に届いたのが

         2023.5.8

あの日の二日まえ

つまり、「ある意味」

ちいさなふわふわ、の「さいごの絵」になりました


それからしばらく

この絵は封筒に大切につつまれたまま母の部屋

とはいえ、傷ませないために梅雨入りまえにはと

ぎりぎりのタイミングで額装


この一年とすこし

星花火のなかのボクは

そっとねむっていました


だけど

星花火も水色に染まり

ママの日がやってきて

〜ことしは、一般的には13回忌、というそう



ボクはねえねにいいました


ねぇねぇ♡ことしは

ママに、ボクとねえねふたりからのプレゼント

ちゃんと贈ろうよ

ボクはそうしたいよ‥と‥



星花火という、とても繊細な額紫陽花をたくさんたくさん描いていただくという

‥作家さまにはたいへんなご面倒をおかけした絵m(_ _)m

お洋服はこれ、おリボンはこれ、とこまかなリクエストm(__)m










はからずも、あまりに思いがけないタイミングになったものの

この絵は

ふたりぐみから母へのたいせつなラブレター


あの日からしばらくずっと

まかろんを守ってくれなかったママなんか大大大嫌い!!

ママへの贈りもの、なんか!!したくもない

そんなきもちでいましたが


一年の日々をかさねるうち

母のふかいかなしみ、ぜつぼう、祈り

そんなものも娘の心につたわってきたきがします

なにより、母は


まかろんたら!!

まだ!でしょっ!!!

さっさと帰りなさいっ!!!

と、まかろんを追いかえしてくれました


なので

この絵をやはり

あのシャボン玉とおなじ




  ふたりから母へ

  やくそくの贈りもの


とします


ふたりはこれからもいつもいつまでも

手をつないで歩きつづけると

つないだ手はけっしてはなさないと


  itsumo issho

      towani love



この花冠は11年ちかくまえ

ボクが5歳のときにいただいたもの



ボクはあのときからもあのときまでも

いまもかわりません


ねえねの白馬の王子さま




雨あがり


  きのうきょうひづけのかわるころママの日

  そしてまいつきの十日   


  ♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝まかろん♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝


 🐾母からのさいごの最幸のおくりもの🐾



まぁちゃん&チビ

お留守番よろしくね


きょうはママの日ふつかめ

そして、ご馳走の日の十日


やさしい美味しいばしょへ


  いってきまぁす🐾


そのまえに

まさかまさかの☆やさしすぎる偶然の

本日オープンお祝いにも

ごあいさつにすこしだけお顔だし