積録を消化していたら、こんな時間になってしまいました。最終回のひとつ前の回って、物語が一気に展開して、次はどうなるの?って、続きがとっても楽しみになります。場合によってはあれが最終回でもよかったんじゃ?って思うくらい。けれどもやっぱり、余韻の残るラストにどっぷりと浸りたい気がします。
今回は何故か、どのドラマも(私が観ているものだけかもですが) 今週一気に最終回を迎えます。その前に、ちょっとこれまで観たものの感想など。
■夏の恋は虹色に輝く
後半、大雅の成長物語として観られるようになって、視聴意欲が出てきました。北村さんは、なんでもソツなくこなし過ぎて要領のいい女という印象になってしまって、なかなか感情移入できなかったのが残念です。竹内さん好きなのに。YUIの曲、切なくていいですね。海ちゃん、がんばれ。子どもは子どもなりに、いろいろ感じているんだよね。
■ジョーカー
世直し的なことって、今の時代ならではで面白いとは思う反面、警察にいるんだから仕事でカタをつけるのが本当じゃないの?と疑問でしたが、偽者の登場でそこのところがつきつけられる形に。忍成くん、こういう役になんとハマることか。ついに冴子が殺され、警察内部の不正ということになると、地下5階にひょっとして、今まで神隠しに遭った犯人たちが幽閉されているんじゃ?などという妄想がふくらんでしまいます。伊達は自分の中で必然性があってやっていたことなのに、結局は何かに利用されていたんだとしたら、哀しいなあ。ラストがどうなるのか楽しみです。そういえばみんな、簡単に倉庫に呼び出され過ぎですよ。
■逃亡弁護士
もっと行きあたりばったりな話かと思ったら、毎回次に引っ張る謎があって、最後まで目が離せない展開がうまいなと感じます。成田の人柄もいいですね。自分が捕まるかもしれないのに、逃亡途中に目にした人たちを弁護士の知識で助けようとするエピソードもいい。逆境に負けて人生をあきらめている人に、あきらめないで戦うことを勧める成田。困っている人を助けたいという自分の芯がしっかりしているので、伝えようとする思いに説得力があります。
■ホタルノヒカリ2
結婚しそうで、なかなか結婚しないホタルとぷちょお。この物語が面白いなあと思うのは、日本って結婚するとすぐ子どもが出来て、夫婦を通り越してパパとママになってしまうことが多いから、夫婦ってなんだろう、他人同士が一緒に暮らすってどういうことなのということを、考えるきっかけになる珍しいドラマだと思うから。野獣は旅に出ているし、チューひとつなかなかしないのも、そういうこと抜きに考えたいという意思表明なのかなと。
わかりあってる2人だけど、ぶちょおはホタルにかなり無理をさせてる気がします。ぶちょおには簡単なことが、ホタルには難しいことなのに。だから瀬乃が「あまり無理させないでください」と、ホタルの事をぶちょおに言ったとき、瀬乃の方がホタルをわかっているなあと思いました。でも、干物女はほっとくとどんどん干物度が増すから、ぶちょおくらいの方がちょうどいいのかもと思ったり。
瀬乃はほんとに魅力的なキャラに描かれているので、もしホタルが瀬乃とくっついたらどうなるのか、ぶちょおが小夏とくっついたら、あるいはその方が幸せなのでは?などと、あれこれ考えていました。ホタルを受け入れる度量があるのは最早ぶちょお以外にないという気はしますが、ぶちょおはどうなんだろう。でも、多分元妻に出て行かれたように、過去、小夏にも振られたような気がしなくもありません。ホタルとのことにとても慎重なのは、そういう過去に対する反省もあったのでは?
そして、後半、ホタルの姉やぶちょおのお父さんが登場してくると、ますます2人の生い立ちに思いを馳せてしまいます。果たして最後はどうなるのやら。何か思索と妄想を掻き立てるドラマではあります。
■GOLD
アスリートのドラマかと思ったら、違いましたね。そこは残念でしたが、毎回びっくりされられて飽きません。この頃のドラマを創る人って、現実を見過ぎていて妄想力が足りないんじゃないかなと思うことがあるのですが、野島氏の妄想力は強烈過ぎて、視聴者が時々追いつけなくなるほどだなあと感じます。えっと、褒めてます。長澤まさみちゃんのこの役、かわいいなあ。彼女、この役に出会えてよかったですね。早乙女ってなんぼのものなんだろうかと苦しくなった時、彼女の笑顔に救われます。
■うぬぼれ刑事
うぬぼれ5がそれぞれ魅力的。後半サダメっちがひとつ頭が抜けて面白いです。毎回お決まりのダンス、うぬぼれ&サダメバージョンはキレがあって素敵でした。うぬぼれとと冴木と里恵の三角関係も、笑っちゃうところと何か深いなと感じる所と。クドカンさんのお話は、荒唐無稽のようで何かしらの真実が散りばめられているようで、そこが笑いながら泣けるというのが、いいなあと感じます。犯人役の女性のチョイスにもうなってしまいます。小泉今日子さんもよかったし、先週の光浦さんも思いがけない印象で面白かったなあ。
■熱海の捜査官
オダジョがカッコよすぎと娘が言っていましたが、ほんとに素敵ですね、星崎さん。死者を蘇らせるとか地中に埋め込まれた電線とか、得体のしれない宗教とか、いろいろ謎に満ちていますが、来週全ての謎が解き明かされるのでしょうか。椎名りんごの気だるい歌声が物語全体を包み込んでいて、なんともいえずいい雰囲気。配役も凝っているなあ。
■ハンマーセッション
物語のどうでもいいところの設定の甘さが、気になるどころか目がテンになることの多かったのですが、ドラマ自体は面白くて毎回楽しんでいます。特に驚いたのが夏祭りの回。夏休みに学校で盆踊り大会をするというのも変だし、その準備を生徒だけでするというのも?でした。全校での行事なのに、準備していたのは蜂須賀先生のクラスだけだったし。そして、太い電気ケーブル3本を、工作用のカッターで一瞬で切断する様子を観て、家族で「それはムリ!」と叫びました。このドラマ枠って、このあとなくなってしまうんですよね。細部の作りの粗さが、そういうことも含めて気になってしまいます。
■美丘
体が動かなくなり、記憶がなくなってきたら、かなり観ているのが辛くなりそうだなと思ったのですが、美丘がその現実を戸惑いながらも受け入れて今を一生懸命生きようとする姿に心打たれます。体が動かなくなった後、もう一度大学に行きたいという美丘。その時やっていたアドラー心理学の講義で、「未来への希望がその人の人格を作る」という話に彼女は共鳴し、自分には大きい未来はないけど明日という小さな未来に向けて生きようと決意します。美丘にかかりきりの太一が、大学や就職など何もかも犠牲にしてしまうのではと、そのことが心配でしたが、美丘が自分と向き合うのを見て、自分もちゃんと自分のことを考えようと決心するのを見て、ホッとしました。生きることって何か、自分と向き合うことの難しさ、大切さを、教えられる気がします。
いろいろ文句を言いつつも、楽しみながら最後まで観ることになりそうです。