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甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

正平君に塗り箸を教える正典さん。金箔の貼り方をベタぼめして、お茶を持ってきた糸子さんに「見てみい。」と同意を求めますが、糸子さんにはさっぱり違いがわからない様子がおかしかったです。正平君も、ほめられても戸惑った表情で、後を継ぐ気はないように見えます。


 店先には小梅さん。まだスペインに帰ってなかったんですね。小浜観光協会の竹谷さんが来ていて、正典さんの塗り箸が少しずつ先代に近づいているとほめてくれます。小梅さんが、正平君がもう後を継ぐように話していて、あれっと思いましたが、その話から竹谷さんは、和田製作所の経営が赤字で、今では合併しなくてよかったと話します。


 喜代美ちゃんが出て行ったのを見計らって徒然亭を訪ねるA子。好きだった人にもう一度会いたい気持ちはわかるけど、いつのまにそんな魔性の女になってしまったんでしょう。


 もう昔のことだからと、「いつ私を好きになったんですか。」と聞くA子。いきなりの問いかけにびっくりしながらも、恐竜の化石が実は喜代美ちゃんのものだったことを正直に打ち明けに来てくれたときだと、草々さんは話します。その姿を見た喜代美ちゃんが、A子にはかなわないと思った瞬間でしたね。今のA子が失ってしまったかも知れない、その純粋な頃の自分を思い出したんでしょうか。A子の表情が変わりました。


 稽古をするから、喜代美ちゃんが帰ってくるまでゆっくりして行ってという草々さんに、A子は稽古を見せてもらえないかと頼みます。

 その時の草々さんの表情は、昔を思い出して何か心が揺らいだような、複雑な表情だったので、あぶないなあと見ていてドキドキしました。草々さんの気持ちさえしっかりしていれば、何の問題もないのですが、そして、草々さんの性格上、そういうことはないと思うのですが、かつては好きだったA子を目の前にしたら、やっぱり心は動くと思うんです。A子も、自分の言動にはっきり気づいてないかもしれないけれど、草々さんの中に残っている自分に対する気持ちを掘り起こそうとしている気がします。


 ひとネタ終わったところで、A子が「影清」をリクエストします。初めてA子が草々さんの落語を観たときのネタです。草々さんが、蜘蛛の巣にかかって糸を手繰り寄せられる獲物のように見えてきます。

 このネタには三味線が必要と聞いて、A子の頭には高校の文化祭の時の自分が三味線を弾く姿が浮かびます。そこへ帰って来た喜代美ちゃんが、草々さんに言われて三味線を弾き始めると、その慣れた様子にA子はショックを受けたような表情をします。当たり前といえば当たり前なんですが、今ではお客さんの前で弾けるくらいの腕前になっている様子は、当時の喜代美ちゃんとと比べるとびっくりするでしょうね。


 今夜、新弟子のことを心配して兄弟子たちが来るので、A子も来てと誘われて、彼女はかなり困ったような表情をします。自分の今の姿を見られることに抵抗があるのでしょうか。


 台所では、木曽山君が流しの下でなにやらゴソゴソやっています。徒然亭へ来ていた四草さんと小草若さんが「何してるんや。」と言うと、「ねずみが出たんです。今お茶を入れますから。」・・・木曽山君の後姿を鋭い目で見つめる四草さん。何か気づいたのでしょうか。


 にぎやかなその夜の夕食時、お造りが足りなくなって届けてくれたお咲さんは、A子の姿を見つけて、なにやら意味ありげに「ふ~ん。」と言って去っていきます。・・・女の第6感でしょうか。


 そこに電話が鳴って、喜代美ちゃんが出ると、びっくりしたように絶句して木曽山君の方を見ます。その視線を感じた木曽山君は、思い当たる事があるのか、ばつの悪い顔をして下を向いてしまいます。


 何がどうなるのか、まだ様子を見ているしかありませんが、来週は大変な事になりそうな予感がします。ドキドキしながら、明日がまた、楽しみです。


 

ブログネタ:ゴキブリとクモとヘビ、どれが大丈夫? 参加中
 ヘビは、全然平気です。クモは、小さいものなら平気です。お椀を伏せたぐらいの大きいのは、ゾクッときます。昔、実家が古かった時はよく見ましたが、今は出会う事がないからよかったです。

 ゴキブリは名前からすでに耐えられないので、我が家ではゴローちゃんと呼んでいます。

 私があまりに怖がるので、子どもは2人とも大嫌いです。でも、夏になると出るんです。たいてい、玄関か、窓のそばなので、敵の侵略を水際で阻止せねばと、エイリアンに立ち向かうリプリィの気分で退治します。

 奴は、玄関のそばに潜んでいて、人が出入りするチャンスを見計らって一緒に入るというのを人から聞いて、なるほどと思いました。

 娘は、以前は結婚するなら顔が良くてお金持ちとか言ってましたが、今ではゴローちゃんを倒してくれる人と結婚するとまで言っています。

 なので、まだ退治できなくて苦戦している時に帰って来た夫は、ヒーローのように迎え入れられ、尊敬を一身に受ける存在になります。私も、この人と結婚してよかったと、その時は心から思います。

 泡を噴射して閉じ込めるタイプの殺虫剤が出たときは、真っ先に買って試しました。

 でも、あれはいけません。

 泡で閉じ込めるだけで、死んではいないので、固まった泡の中で動く様子は、涙が出るほど怖かったです。まさにエイリアンでした。近づけなくて子ども達と息を呑んで見ていると、泡を突き破って出てきたので、みんなで悲鳴をあげて、大変な騒ぎになりました。

 何故、こんなことを熱く語ってしまったかわかりませんが、多分今年の夏もゴローちゃんとの戦いは続きます。暑過ぎると出てこないので、暑い夏になる事を願っています。

庭先に現れたA子の目は、どこがどうとは言えないのですが、今の彼女の心の状態を表すような人に心を許さない、挑むような印象を受けます。佐藤めぐみちゃんて、演技派ですね~。「花より男子」の桜子を思い出します。

 口を開いたA子は、以前と変わらない口調と笑顔で喜代美ちゃんに話しかけます。小浜に戻っていると聞いても、喜代美ちゃんが自分から会いに行かなかったのは、草々さんと結婚した今の状況を、どう説明していいか悩む所もあったからじゃないでしょうか。


 「結婚おめでとう。」と言われて、「ごめん。」と頭に当時の事を思い浮かべながら、喜代美ちゃんはあやまります。自分にもあれからいろいろあったから、気にしないでといいながら、その後の消息を喜代美ちゃんに聞かれて、A子は喜代美ちゃんの視線をはずすように縁側の方へ行きながら、裏方の仕事に興味を持って勉強していたけれど、お母さんの具合が悪くなって、一年前から小浜に戻ってきて、今は製作所で箸のデザインを考えたり、ケーブルテレビで宣伝活動をしていると話します。


 「すごいね。お母さんの看病しながら製作所を手伝って自分の夢も実現して。」という喜代美ちゃんに「B子だって19の時の夢を今も続けているじゃない。」というA子。話をしている2人の表情を見ると、何故かA子とB子の表と裏が入れ替わったような印象を受けました。


 天狗芸能では、小草若さんが鞍馬会長に呼び出されて来ています。草若師匠が、亡くなる前に常打ち小屋のことで協力を頼みに天狗芸能に来ていたことを告げ、いずれは草若師匠の後を継ぐ気があるのか、金だけの問題じゃないと、小草若さんにせまります。

 師匠が亡くなった事で、鞍馬会長もいろいろ考えてくれていたんですね。小草若さんは、どういう返事をするのでしょうか。


 草々さんは帰ってきて、A子が訊ねてきた事を聞き、びっくりします。「会いなりますか。」と聞かれて、草々さんは、「いいんか?俺も今なら、あの頃の事笑って話せるかな。」と答えます。

 嫌いで別れたわけじゃないから、再会も微妙ですね。A子が訪ねて来たのも、ひょっとしたら草々さんの方が目当てだったりして。


 そこへお使いから帰って来た木曽山君。ずいぶん時間がかかったと思ったら、商店街を歩いていて前のおばさんがこけたので、絆創膏を買って家まで送っていったので遅くなったという言い訳でした。


 次の日、喜代美ちゃんが通りかかると、縁側には掃除道具が出しっぱなし、台所は洗い物がそのままになっています。今度の木曽山くんの言い訳は、子猫の親を探しまわっていたということでした。


 何故かまた順ちゃんに電話で相談している喜代美ちゃん。その時の順ちゃんの答えに、じーんときました。

 「信じる、信じないは大切なことやない。親が子どもにしてやれんのはひとつだけや。愛してやる事。」

 

 母親になった順ちゃん、さらに人生相談がパワーアップしていて、びっくりしました。まだ子どもがいない喜代美ちゃんですが、おかみさんとして、母のような気持ちで弟子に接するという意味では、順ちゃんに教えられる事がこれからも多いような気がします。


 草々さんが「鉄砲勇助」を稽古している様子を障子越しに見ている木曽山君。喜代美ちゃんは、師匠をよろしくと言って出かけていきます。

 その後ろにはA子の姿が・・・!?


 木曽山君、今日だけはどっかに行かないで草々さんをちゃんと見張っていてくださいよ~。


 それにしても木曽山くんは、ほんとはいったいどこに行っているんでしょうか。そしてA子は草々さんに何の用事があるのでしょう。

 明日が楽しみ・・・じゃなくて、心配です~。