ちりとてちん 2/21 | 甲羅に似せて

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

庭先に現れたA子の目は、どこがどうとは言えないのですが、今の彼女の心の状態を表すような人に心を許さない、挑むような印象を受けます。佐藤めぐみちゃんて、演技派ですね~。「花より男子」の桜子を思い出します。

 口を開いたA子は、以前と変わらない口調と笑顔で喜代美ちゃんに話しかけます。小浜に戻っていると聞いても、喜代美ちゃんが自分から会いに行かなかったのは、草々さんと結婚した今の状況を、どう説明していいか悩む所もあったからじゃないでしょうか。


 「結婚おめでとう。」と言われて、「ごめん。」と頭に当時の事を思い浮かべながら、喜代美ちゃんはあやまります。自分にもあれからいろいろあったから、気にしないでといいながら、その後の消息を喜代美ちゃんに聞かれて、A子は喜代美ちゃんの視線をはずすように縁側の方へ行きながら、裏方の仕事に興味を持って勉強していたけれど、お母さんの具合が悪くなって、一年前から小浜に戻ってきて、今は製作所で箸のデザインを考えたり、ケーブルテレビで宣伝活動をしていると話します。


 「すごいね。お母さんの看病しながら製作所を手伝って自分の夢も実現して。」という喜代美ちゃんに「B子だって19の時の夢を今も続けているじゃない。」というA子。話をしている2人の表情を見ると、何故かA子とB子の表と裏が入れ替わったような印象を受けました。


 天狗芸能では、小草若さんが鞍馬会長に呼び出されて来ています。草若師匠が、亡くなる前に常打ち小屋のことで協力を頼みに天狗芸能に来ていたことを告げ、いずれは草若師匠の後を継ぐ気があるのか、金だけの問題じゃないと、小草若さんにせまります。

 師匠が亡くなった事で、鞍馬会長もいろいろ考えてくれていたんですね。小草若さんは、どういう返事をするのでしょうか。


 草々さんは帰ってきて、A子が訊ねてきた事を聞き、びっくりします。「会いなりますか。」と聞かれて、草々さんは、「いいんか?俺も今なら、あの頃の事笑って話せるかな。」と答えます。

 嫌いで別れたわけじゃないから、再会も微妙ですね。A子が訪ねて来たのも、ひょっとしたら草々さんの方が目当てだったりして。


 そこへお使いから帰って来た木曽山君。ずいぶん時間がかかったと思ったら、商店街を歩いていて前のおばさんがこけたので、絆創膏を買って家まで送っていったので遅くなったという言い訳でした。


 次の日、喜代美ちゃんが通りかかると、縁側には掃除道具が出しっぱなし、台所は洗い物がそのままになっています。今度の木曽山くんの言い訳は、子猫の親を探しまわっていたということでした。


 何故かまた順ちゃんに電話で相談している喜代美ちゃん。その時の順ちゃんの答えに、じーんときました。

 「信じる、信じないは大切なことやない。親が子どもにしてやれんのはひとつだけや。愛してやる事。」

 

 母親になった順ちゃん、さらに人生相談がパワーアップしていて、びっくりしました。まだ子どもがいない喜代美ちゃんですが、おかみさんとして、母のような気持ちで弟子に接するという意味では、順ちゃんに教えられる事がこれからも多いような気がします。


 草々さんが「鉄砲勇助」を稽古している様子を障子越しに見ている木曽山君。喜代美ちゃんは、師匠をよろしくと言って出かけていきます。

 その後ろにはA子の姿が・・・!?


 木曽山君、今日だけはどっかに行かないで草々さんをちゃんと見張っていてくださいよ~。


 それにしても木曽山くんは、ほんとはいったいどこに行っているんでしょうか。そしてA子は草々さんに何の用事があるのでしょう。

 明日が楽しみ・・・じゃなくて、心配です~。