シュリーナガル⑤~ダル湖編~
シュリーナガルラスト。
インドってこと忘れそうなくらいのどかな光景が続きます。
ダル湖へいざ。
シカラで湖散策。後から調べたら早朝だと水上マーケットやってたらしい。

水がきれいなことに驚いた。透き通ってる。後で行ったガンガーとは大違い。

金持ちインド人観光客もここにはわりといた。(相変わらず外国人はいないけど)

野菜、フルーツ、アイスクリームやさんまであった。小舟でアイスとか、小粋だよな。

ヨーロッパの色だよな、茶色だけで表現できるインドとは大違い。

水の中に暮らすってどういう気分だろう。人は水の近くにいると落ち着くっていうけど、彼らもやはり穏やかでいられるのだろうか。

水の中に根を張りまっすぐに太陽へと向かい花を咲かせる蓮のように何かにまっすぐに向かって生きたい。その何かをずっと探し続けてるんだけど・・・・・

途中、カシミールの伝統であるハンドクラフトの刺繍をする女性達を見学させてもらった。こ~ゆうの見てしまうと、値切るの悪いなって思ってしまうよな。

ダル湖には噴水なんてしゃれたものがあるのです。
ムガル時代のイスラム人たちが避暑地であるこの地域を天国のような楽園に見立てたため優雅な面影がたくさんあるみたい。

楽園の名残で庭園がたくさんある。本当同じような庭園が嫌んなるくらいたくさんある。(しかもどこも有料)

インド人観光客多すぎ。確かに景色はとてもいい。
なんとなく、デリーとかで暮らすインド人共感できるとこないって思ってたけど、実はみんな綺麗な自然や澄んだ空気、ごみの無い世界を求めているのかなと思うと、やはり同じ人間なんだなって安心する。しかしもう少し「どげんかせんといかん」という精神を持ってほしい。

それにしても、聖書に出てきそうなくらい平和でストレスの無い世界だ。

なんとなくこの木たちだけはストレス感じてる気がするけど・・・・・

この子たちに妙に癒されると思ったら、ゆるキャラの素質があるからだな。

ルネサンス絵画のようなダイナミックな雲。
そして雪山が見えますか。これが見たかった。
実はシュリーナガルはトレッキングが主流で、トレッキングもせずに何しに来たのってくらいな場所なのです。そしてそのトレッキングも本気のやつの方で、1週間とか2週間とか山に入るのでとてもビーサン&軽装備の私には無理でした。

雷で倒れた木がドラマチック。なるほど偶然が重なるからこそドラマが生まれるのか。

インドでこんな緑を見られるとは・・・・・(といっても既にあのインドらしい茶色い大地が恋しかった)

最後にダル湖で夕日が見たかったんだけど・・・・・時既に遅し。

翌日、ダラムサラに向けて陸路でロングドライブ。これが・・・・・本当に長かった。
まず途中の都市ジャンムーまで乗合ジープで12時間、そっから夜行バス。しかし朝に着くと言っていたバスが深夜2時頃途中の街に着き、そっから仕方なくタクシーに乗り換え安宿の並ぶダラムサラのマクロードガンジへ。そっから宿探し・・・・・という・・・・・こんなことならジャンムーで一泊しておけばよかった。
それでもホームステイが性に合わなかった私は解放感でいっぱい。

もちろんガードレールも無いような曲がりくねった山道を飛ばすわけだけど、若いドライバーのやんちゃっぷりは半端無かった。
常に反対車線を100km以上でかっ飛ばし、対向車が来た時だけ避けるという、カーチェイス並みのサバイバル。おまけに運転しながら5分おきに電話かけてるし、切り際にアイラブユーとか言ってるし、完全に私用やん!

しかも、ジープはぎゅうぎゅうの9人乗りで、私とこのインド人女性は細いから助手席に二人で座らされた・・・・・それで8時間て。(エキサイティングすぎてあっという間だったけど)
こう見るとこの女性、ブラジルあたりのマリア像みたい。確かにジープの中での心の支えだった。

途中、何度も渋滞が起きるのだけど、その原因が毎回これ。
だからイライラした後に毎度癒されるといういいローテーションだった。

この子たちが道中に広がったり、横切ったり、水浴びしてたり、土手で一斉に餌を食べている姿は何とも圧巻だった。(特に土手にこの百頭あまりのヤギたちがところ狭しとぎっしり並んでいる姿は今までに見た何にも勝る珍光景だった。)

絵に描いたような羊飼いの姿も場所によって民族色が違ってて興味深かった。

景色が本当に素晴らしくて、寝てられなかった。(寝れる環境でもなかったけど)


何もかも帳消しにできるくらいの景色を堪能した。本当に時間感じなかった。(もう二度とごめんだけど)

渋滞で到着遅れてるっていうのにちゃんとチャイタイムはとるらしい。

毎回チャイを私とインド人女性におごってくれたおっちゃん。「俺の写真も撮れ」と。

夜行バスの乗り継ぎギリギリの時間に到着したものの、今度バスが遅れるし、さすがって感じ。なにはともあれ、ダラムサラに着いて一件落着。
シュリーナガル④
ホームステイ先で親族の集まる食事会(宗教的な意味があるみたい)があったので、ごく地味に参加した。
朝からせっせと晩餐会の準備は始まる。
女たちが野菜、男たちが肉担当。食べるのも別室。

すごい量の材料・・・・・百人くらい来ると言っていて大げさな、と思っていたが、実際それくらい来てたから驚いた。てかそんなに人が入る大きな家がインドにあることにびっくり。

鶏とか鳩とか飼ってたけど、殺すところから家でしてしまうんだよな。嫁げないな・・・・・

朝からこんなぐつぐつやってたわりに、皆集まってようやく料理出てきたの夜10時頃・・・・・7時頃から待機してたのに。

で、これ夕方6時頃。できてるのに!てか給食並みに大量。全部茶色いけど全部違う!

正直、とてもこんな種類食べられなかったので、皆ビニール袋に入れて持って帰ってた。で、それを冷凍保存しておいて食べたい時に自然解凍して食べるみたいで、シュリーナガルを発つ時に律儀に渡されたけど、凍ってるし荷物になるし途中でバクシーシ(金品などのほどこし)をせがむおばあちゃんに渡した。

写真を撮る雰囲気ではなかったので無いのだけど、最初に紹介した女性達の部屋で女性が隙間なく座って4~5人でひとつの大皿をつつく(もちろん素手で)というもので、その大皿にどんどんこれらの料理たちが盛られていったのだった。
味はどれもおいしかった、けど本当待ちくたびれておなかすきすぎてかえってあまり食べられなかった。

左から二人目!ここへ嫁いだシュミレーションしてみて、無理だった。(何様)
ブレイクタイム。常にチャイ飲んで手作りパン食べてる状態だったからこの後お腹いっぱいになったのかも。

TOSHIBAの文字。この街来て日本人(どころか観光客も)一人も見なかったぶん、これ見てちょっと安心してた。

インドの国技といっても過言ではない、クリケットをするご近所さん。
(てかサッカーや野球してる人見かけなかった。皆クリケット)

戻ってまたチャイいただきます。真ん中の穴の部分にお湯が入ってるとかそんな感じだった。

キッチン。立派。普段は日替わりで女性たちが料理してるみたい。やはりカレーだけど、辛くなくておいしかった。

ここに嫁いだ一人の若いカシミール美人が去年行われた結婚式の写真を見せてくれた。この家で式が挙げられたという。(結婚式だからヘナもばっちり)

花嫁はこんな風に登場。ベールというよりおばけごっこしてるみたい。

彼女、カシミール一の美しさといっても過言ではない!
ボリウッド女優のような彼女は(褒めてるよ)一年ですっかりこの家に馴染んで肝っ玉母ちゃんっぷりを発揮していた。「その頃は綺麗だった」と言った彼女を見て少し考えてしまった。お金持ちの家に嫁いだけど、自由なんて一つも無い。幸せってなんなんだろう。

それにしても、婿完全にマハラジャだ・・・・・
ボリウッドの世界。どうしても悪そうに見えてしまうのは私だけだろうか・・・・・

結婚って二人だけの問題じゃないからって言うけど、恋愛結婚できるだけでもありがたい事なんだな・・・・・とか色々考えてしまった。
てか恋愛結婚できるのかさえ謎だけど・・・・・
シュリーナガル③~オールドシティ後編~
気付いたら七夕・・・・・インド書いてる場合じゃない!
しかし、あいにくの雨です・・・・・彦星、会えないじゃん。
仕方ないし、インド続けます。
茶色い街って素敵。


このあたりでは珍しく丸いモスクのようなものも。
何がいいって、観光地化されてないところ。といってもパキスタン紛争の前は結構な観光地だったみたいだけど・・・・・
全部が細長い。
やたら緑の建物が多くて、緑は神聖な色と言っていた。
川がまた雰囲気出してる。
今はほぼムスリムだから皆あの帽子かぶってる。
茶色い街並みからカラフルが目に飛び込む。
更なる感動が突如やってきた。

見よ、この素晴らしいモスクを。完璧なるシンメトリー。

閃光のようなまぶしさの中、最上級の美が現れる。

おしゃれとか意識してないでしょう、潜在美的感覚でしょう。それがすごい。

すごい緑のモスクだと思ったけど、よく見ると結構カラフルで、更に興奮。

女性が入れる雰囲気ではなかったので子窓からのぞく。

ため息・・・・・これでもかってくらいシャンデリア。

面白いと思ったのが靴箱。何も入って無かったけど、実はこっちも帽子用だったのかな。

イスタンブールのブルーモスクといい勝負だ・・・・・グリーンモスク。
レッドモスクなんてないかな。

入口振り返ると鳩いっぱい。

モスクの側面をぐるりと一周。またまた感動。

裏側も抜かりない!どこから見ても200点!

観光客もいない神聖な場所だし、信者は皆モスクの中だから、、裏側には誰もいない。美術館独り占めしてる気分。

普通のトラックさえデコデコでアートだから毎回目で追ってしまう。

同じ21世紀と思えますか。

ノスタルジーの合間に香る生活臭で現代に呼び戻される。

このあたりは職人さんが多いらしい。

インド人だって働く時は働くんです。


雲の下に城が見える。雲の上だったらラピュタできたのに。

歩いて帰ろう。

ハウスボートに洗濯物がカラフル。

この日見た全てのもの、願わくばずっと変わらないでいてほしい。

















