貝その6 ジャンボタニシ スクミリンゴガイ の生態 | チェリーの熱帯魚とエビログ

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レッドビーシュリンプ・チェリーシュリンプの魅力に取りつかれ、水槽生活をスタート。熱帯魚にもハマリ、ベタやアピストグラマの繁殖にもチャレンジ。ビオトープでのメダカ繁殖、海水水槽と、アクアリウム全般に関する日常の出来事をつづっています。

おはようございます。デレデレチェリーです🍒
今日もポカポカ小春日和ですね。

それよりも、チェリーさん。
いきなり、その6って、何なんだい?
1〜5まではどこにあるんだい?

って、ご安心ください。ありますよ。


過去記事参照   デレデレ
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貝の生態を調べて勝手に記事にするシリーズです。


とゆーことで、さっそく。

ジャンボタニシ!!

について、書きたいと思います。


先日、けっこうでかめの、タニシを
エビと一緒に採ってきました。



エビがのっかると。


スライムナイト
にしか見えません。
ってゆーのは、おいといて、

採ってきたこいつが、

ジャンボタニシかっ!?
と思って調べたのがきっかけなんですが、

どうも、拾ってきたこいつは、
ジャンボタニシではないみたいです。

おそらく、普通のヒメタニシか、オオタニシあたりかと。稚貝の違いがわかる男、チェリーとしては、このへんは、つきつめていきたいところです真顔


で、なんで、ジャンボじゃないかというと、
形が違うらしい。


巻き具合?の、2段目3段目の間隔が狭くて、貝全体が丸いのがジャンボタニシ。普通のタニシ(ヒメタニシ)はほんのちょっと細長く幅があるそうです。

あと、触覚がタニシが二本。
ジャンボタニシが四本。

とゆーのが違いのようです。
これは、決定的な違いですねウインクわかりやすい。

もう判別に迷うことはなさそーです。



さて。

ジャンボタニシについて。

外来生物ではあるので、放流などはNGですがブラックバスとは違い今の所、飼育までは禁止されてません。


ちなみに、熱帯魚関連で人気のある、
ゴールデンアップルスネール

も同じ仲間なのでご注意くださいませ。

アップルスネールスネール=林檎貝=リンゴガイ🍎

なんですね。そのまんまニヤニヤ
ゴールデンアップルスネールは、アップルスネールのアルビノバージョンを観賞用に固定化したやつのようです。


で、外来生物なので、当然外国から渡ってきたわけですが

原産の野生個体は、南アメリカのラプラタ川周辺。

ラプラタポーン
あのADAラプラタサンドの、ラプラタですって。
サラサラの、砂のイメージしかありません。笑


Wikiによりますと。

日本へは食用として、1981年に台湾から長崎と和歌山に初めて持ち込まれたそうです。

そして、1983年には養殖場が35都道府県の500か所にものぼったが、需要が上がらず採算が取れないため廃棄。

有害動物に指定された1984年以降、廃棄されたり養殖場から逸出したものが野生化し、分布を広げている。

とのことです。
食用   ゲロー

うーん。美味しくなさそー。

サザエとか、バイ貝は、トコブシは大好きなんですけどねー。なんでしょうねー。

食欲わかないですね。笑い泣き

エスカルゴとか、カタツムリのフレンチ?🐌
とか、食べたことありますけど。
なんなんでしょうね。
日本人には受け入れがたいものがありますね。
カルチャーの違いなんでしょうか。


しかも。

タニシなどと同様、体内に広東住血線虫などの寄生虫を宿していることがあり、十分に加熱せず食した場合、寄生虫が人体に感染して死に至ることもあるので、注意が必要である。

だって

恐っ!滝汗

そら、食用に向いてないかもね。。。



まだありました。

卵は神経毒を含むがタンパク性のため加熱により変性し毒性を失うことがマウスへの投与実験で報告されている。しかし加熱食であっても食用に適した味ではなく、中毒例も無いためヒトに対する毒性の有無は不明である。

なんだって、
卵に毒?!

ジャンボタニシの卵といえば
気持ち悪いあれです。


いやー。すごいピンク。
グロテスク。。

これが、毒あるんですって、
結果、天敵がおらず、鳥にもたべられず生存競争に勝ち抜くためにアップルスネールが身につけた能力です。

よくできてますね。笑

ちなみに、ヒアリだけこの卵を食べるそうです。
一時期、話題になりましたね。ヒアリ。
こいつがこの卵をたべてくれるそうです。意外。

でも、そりゃー繁殖しますわな。。
食べられないんですもの。



で、ジャンボタニシとよばれてても、
生物学上は。タニシではないようです。
リンゴガイ科というのがあるみたい。


ジャンボタニシの特徴

巻貝としては歩行速度が非常に速い。
雑食性で、植物質、動物質を問わず、水中の有機物を幅広く摂食するが、タニシ類と異なり、濾過摂食は行わないと考えられている。


つまり、水を綺麗にしないみたいです。

ちなみに、タニシは、濾過機能をもってまして、アオコなどが混じった、緑の水に入れておくと、水を吸いながら植物性プランクトンや苔を取り込み、水を浄化してくれる作用があります。

なので、タニシは、苔取り生体としてはもってこいなんです。動きも、早いし、石巻よりもいいんじゃないかなと思ってます。

石巻貝や、カノコガイは、こんな卵を産むので
水槽の景観を損ねるんですよね。

しかも、雌雄同体で雌1匹でも無精卵を産んじゃうので困ったもんです。

うちの水槽もめっちゃ付いてます。笑
なかなか取れないんですよね。これ。

まー汽水域じゃないと孵化しないので、有精卵でも増えないんですけど。



それに比べて、


カワニナ、タニシ

卵を産まないで、直接、稚貝を放出します。

卵がないのではなく、体内で孵化させて、放出するシステム

まーグッピーと同じです。
卵胎生とでもいうのでしょうか。

だから、勝手に増えるんです。ニヤニヤ


とゆー生態の違いもあったりします。
そこが、ジャンボタニシと、タニシの違いでもありますね。

いやー、貝って面白い。

次は何を調べよう。


でわでわまたねーーデレデレ🍒