トラヴェルソのレッスン | 猫笛(リコーダー&トラヴェルソ大好き主婦の糖尿病&卵巣癌闘病日記)

猫笛(リコーダー&トラヴェルソ大好き主婦の糖尿病&卵巣癌闘病日記)

元々音楽日記だったのですが、2019年6月、ステージ4の悪性卵巣癌と診断され子宮全摘、転移していたリンパ節郭清後抗ガン治療を始めました。6回のTC療法、2年間のリムパーザ服用後2022年10月現在一応緩解状態です。また音楽もぼちぼち始めています。


(マリオン先生に見ていただいたドルネルの組曲)


実はこの11月〜12月は立て続けにトラヴェルソの素晴らしい先生方にレッスンしていただけた幸せな1ヶ月でした。少し振り返ってみようかと。


・11月4日 2ヶ月に1回、関西に教えに来て下さる大好きな前田りり子先生のレッスン💕オトテールの組曲を見ていただく。「ビート」を感じながらアウフタクトや音のぶつかるところ、調和するところ等しっかり見極めて密度濃く吹く音をちゃんと掴んで吹くと、、曲に陰影と深みが出てくる気がしました。オトテールの組曲、楽し過ぎ💕


・11月21日 マリオン・トロイペル=フランク先生のプライベートレッスンを受講出来たのです。こんな素晴らしい機会をいただけたことに心から感謝です。噂通り素晴らしい、素敵な先生でした💕トラヴェルソは歌うように、語るように吹く楽器であること、そのために全てのフレーズ、音は完全にシェイプされコントロールされている必要があること、私の場合今1番足りないのが明瞭なタンギング、と音の作り方を教わりました。舌の位置に気をつけてるおかげかこの日以来鳴りがとても良くなった気がする💕


・12月1日 5年ぶりに朝倉未来良さんのレッスンを受けることが出来ました💕4年半前の手術以来、やっとこちらに来られる時にレッスンお願い出来そうなくらいトラヴェルソの調子が戻っているのが嬉しくて、、手術の後、退院した翌日にコンサートに伺ったなあ、という思い出も感慨深く💕通奏低音の響きから求められるトラヴェルソの響き、を感じてその色で吹くこと。もうホントに1音1音、驚くほど彩り豊かな繊細なコントロールの元に吹かれる紡がれる音楽、音、、うっとりしました。一緒に吹けるのも1音1音、音を創るのも楽しい💕


ますますトラヴェルソが好きになった1ヶ月でした。それにしても色々と出来ていないことばかりなのだけど、、毎日の練習が楽しくて仕方ありません。


大切な記念写真💕私の持っているのは主人作のC.Bizeyなのですが、試奏して下さったマリオン先生が「とてもいいです❣️特にこの歌口のところが好きです。」と気に入って割と長い時間吹いて下さったのも感激でした。マリオン先生が吹くと素晴らしい音で鳴る愛器にも感激!


りり子先生に見ていただいたオトテールの組曲。「すごいです!面白いです!この曲!」と教わるのが楽し過ぎて叫ぶ私に「ね、いい曲ですよ、この曲は」と💕