9/10 住吉大社 裏千家献茶式 | 【ブログ】裏千家 シュミネ茶道教室 || 大阪・心斎橋 || 西田宗佳

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大阪・心斎橋駅上がってスグの「シュミネ茶道教室」。
お稽古や教室の様子、茶の湯周りのことや、西田宗佳の歳時記・日常なども、生徒の皆さんに読んでもらえるよう徒然書いています。

皆さん、こんにちは! シュミネ茶道教室です。
昨日9/10(月)、社中3名とともに、裏千家ご奉仕による「住吉大社 献茶式」に行ってまいりました。
本殿の前にテントが設置され、そこに130席ほど椅子が並べられるのですが、屋内ではなく外での行事なので、毎年の事ですが炎天下の中、着物で長時間の参列はなかなかの苦行です(汗)
 
↓) 朝7:40頃、住吉大社に到着。
お茶の世界はいつも朝早いですが、それ故に早朝の清々しい神社仏閣にお参りさせていただく機会にも恵まれます。
 
 
 
 
鳥居をくぐると正面には「太鼓橋」がお出迎え。
まずは社中と待ち合わせしている「吉祥殿」に向かいます。
住吉さんは境内がとても広いので、緑や池を見ながらちょっとした朝の散歩気分。
 
 
 
吉祥殿での受付を済ませて、本殿前の椅子の席取りへ。
献茶式は10時からですので、席を確保したらそのあとお茶席(本席)に入るため「神館」へ。
 
↓) 玄関先で北支部のK先生にお会いして、私たちの写真を撮ってくださいました。
 
 
↓) 本席の私たちのすぐ後ろには、樹齢千年のご神木が鎮座され、迫力あるオーラを感じながらお茶をいただきました。
(↓画像はネットから拝借)
 

↓) 茶席のあとは本殿に戻り、猛暑の中でしたが、滞りなく献茶式が執り行われました。
(途中、海外からの観光客ご一行が団体で傍まで攻め寄せてきて焦りましたが…)
(↓ 画像はネットから拝借)
 
 
今年は坐忘斎お家元の名代として、宗家からはご次男の敬史さんがお勤めされ、今日庵の業躰さん、支部のお偉い先生方、ご重鎮、町の先生方、道具屋さん等、たくさんの方々が参集されて、大阪の同門の結束を感じます。
移り変わる時代の中で変わらぬ文化を守り伝えていくことは簡単なことではなく、どんな時も粛々と力を合わせて大きな行事を担ってこられた大御所の先生方のお姿を見ると、頭が下がる思いです。
副席(立礼席)では、たまたまタイミングに恵まれ来賓席にお相伴させてもらうことができ、ラッキーでした。
 
↓) 帰りしな、太鼓橋を渡って帰ることに。
 
 
↓) お恥ずかしい写真ですが、あまりの急こう配に着物だと足元がおぼつかず(汗)
 
 
登のも降りるのも一苦労です。
 
 
↓) 副席(立礼席)で出されたお干菓子、紅白の御紋菓には「姫松」が描かれています。
本席でのお茶杓は銘「住よし」、棗は「住吉蒔絵」、香合は「姫松」でした。
 
「我見ても 久しくなりぬ住吉の 岸の姫松 いく代へぬらむ」
(古今和歌集)
 
 
 
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《 シュミネ 茶道教室 》

~大阪・心斎橋~

(裏千家: 西田 宗佳)

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