おおきな木
大きな木は、ぼうやと大の仲良しでした。
ぼうやがいつも一緒に遊んでくれるので、大きな木は幸せでした
ところが
ぼうやは大人になると
もう木のところに遊びに来なくなりました。
あるとき
久しぶりにやってきた
大人になったぼうやは
木に
「 お金がほしい。 」 といいました。
ぼうやが大好きだった木は
自分の枝のリンゴの実を全部あげました。
りんごの実を売れば、お金がもらえるからです。
しばらくすると
大人になったぼうやは
またやってきて、木にいいました。
「 今度は家がほしい。 」
木は
ぼうやが家を建てられるようにと
自分の枝を全部あげてしまいました。
やがて
おじいさんになったぼうやがやってきて
木にいいました。
「 今度は、船がほしい。 」
木は
ぼうやが船を作れるように
自分の幹まで全部あげてしまいました。
こうして
大きな木は
とうとう切り株だけになってしまいました。
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「 無償の愛 」 とは、 このことをいうのでしょう ・ ・ ・ 。
このお話はシェル・シルバスタイン著 「おおきな木」 原題 「Giving Tree」
という童話だそうです。 「Giving Tree、与え続ける木 」
切なくなるほど、木の思い(愛)が伝わってきますね(uu*) 。* 。゜*☆
童話は子供向けになっていますが、是非、大人に読んで頂きたいお話だと思いました
私たちが暮らしている地球も、木と同じように生きています。
そして、私たちに、無償の愛を与えてくれています。
私たちは、地球に甘えてばかりいられないですね ・ ・ ・ 。
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