えいとキャベツ
今日出勤すると、シェフがえいを仕入れて、さばいていました

えいには独特の臭みがあって、それを除くために塩・牛乳に一時間ほど浸けて流水で流した後 クールブイヨンで火を入れていました。
「フランス料理でえいを食べるの?」と思っていた私に、「十皿の料理」という本を開いてくれました

斉須政雄さんの本で、「えいとキャベツ」というページ。
斉須さんが、ベルナールさんとランブロワジー開店の時に披露したmenuです。
高級食材ではない、どこででも手に入るものを使って、そのおいしさを最大限に引き出すのが彼らのやり方。
試行錯誤して出来た酸っぱいソースのインパクトが、お客さんに印象づけ、「また食べたいなぁ、あのすっぱいの」と思わせたそうです。
その文章ばかりの本から、シェフがオーブン前で何やら作っていたのが「えいとキャベツ」の一皿。えいの食感は不思議!繊維が多く淡白ですが、バターとシェリービネガーで作られたソース。酢なのにまろやかになっている…!これと良く合い、とても美味しい

斉須さんは、うちのシェフが尊敬するシェフです。作る事に対してとても真面目。
作り出された歴史を知ってから食すと、より深く味わえる気がします。
作り手の色んな思いがあって、料理が存在しているのです。美味しい、美味しくない、だけで片付けられるものではないのです。
今日からmenuに登場します
ぜひ一度食べてみてくださいね




