企業さんのかかりつけ医として | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

<弊社HPからの抜粋です> 

 

経営改善のサポートのため、初めて企業さんを訪問すると、

社長さまは大抵不安そうな顔をされていることが多く、

私がどういう人間なのか、どこまで話せば良いのか、

大体信用できるのか?という表情でいらっしゃいます。

 

たとえば、

 

「スーパーに行って卵を買う」

「美容院に行って髪を染める」

「テニススクールに通う」

 

等と聞けば、どのような商品やサービスを、いくらで受けられるか、

簡単にイメージできますが、

 

「企業の業績を改善するためにコンサルタントに来てもらう」

「改善計画策定のために、コンサルタントを雇う」

 

というのは、

どこからどこまでが依頼事項で、いくらなの???

(補助金や助成金も色々ありますが…)と、

サービスも金額も、普段出会うモノではないので、

想像つきませんよね?

 

それも、業績が悪いときにお話するなんて!

本当に話して良くなるの??と、疑心暗鬼になるのも理解できます。

 

中小企業診断士になって15年。

診断士に成り立ての頃は業績悪化の原因について、

企業さんが開示してくれないから分からない!思っていたのですが、

今は「企業さんが開示してくれないようなコンサルではまだまだ修行が足りない!」と思えます。

 

だって、中小企業診断士は、企業さんのかかりつけ医ですからね!

不安な社長さんに笑顔になってもらうこと。

その笑顔は社員の皆さんを勇気づけ、苦境でも一緒に進もう!という力にもなります。

今日も、お電話をくださった社長さんの電話の向こうの声にパワーを感じたので、

こんなコラムを書いてみました。こちらです。