緩急の「急」だけでは… | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

今日の日経朝刊、
JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」が
運行開始から1年、今も爆発的な人気…

そんなニュースを読んで

「なんじゃ、こりゃ。」

と思いました。

小さいカゾクが、
もっともっと小さい小さいとき、
恐ろしい程の電車オタクで、
当時会社員だったウチは、
土日ごとに、小さい小さいカゾクを東京駅に連れて行き、
入場券を買って「生きた鉄道博物館」で
ウチまでテツコになるぐらい、あれこれと電車を見て、
「あれが何系、あれが●●という特急」
と、一緒にはしゃいだものでした。

そして、日本から出て二か国に滞在し、帰国して、
最近になり、小さいカゾクの鉄道熱は少し冷めつつも、
「お母さん、寝台車がなくなっていっちゃうんだね」
と、寂しそうに言っていたのを思い出したんです。


鉄道の高速化で、
電車の旅に旅情や風情などは求められなくなったのかと、
思うてましたけど、
結局スロー・ライフを求める声は根強いんやんか!!!

と、このニュースで、意味もなく、
ちょっと腹立たしく思いましてん。


大体、日本人って、
利便性を求めてお肉の骨を取って売ってるくせに、
美容の為にコラーゲンとか誰かが提唱したら、
急いで豚足とか手羽先とか食べるんです。

一旦スピードを追求しておいて、
ゆったり鉄道の旅も、やっぱり必要!!

みたいな…。


インバウンド、インバウンドって言うてはるけど、
狭い日本、猛スピードで駆け抜けたら、
あっという間に海に出てしまいますよねぇ。



ゆっくり、じっくり、
ええところを見ていただけるようにするのが
ええんでしょうね。



そういうワケで、
我が家には炊飯ジャーはありません。


毎日土鍋炊きごはんドキドキ