個性の尊重と競争は、それぞれに大事 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

昨日はカゾクの一人が前期の通知表を持ち帰り、

今日は別のカゾクの運動会の準備日で、

土曜日やというのに、午前中は平日同様に家を出、

ウチも準備委員ということで、

出ておりました。


…にしても、感じるのは、

時代の流れ、ではあるんでしょうけど、

通知表の表現が、分かりにくい。

どうして分かりやすい段階評価にしないのか?

生徒が傷つかないように、よくない、苦手、というところを

なんとな~くオブラートに包んだような表現にしているような、

そんな風に見えてしかたないんです。


運動会も、

なんか競ってんのか、競うごっこだけしてんのか、

”頑張っている”ことにだけ応援をしてくれ、というような、

なんか競うこと、良いと認めてもらうことを

遠慮しているような雰囲気に、

ちょっと不思議な気持ちになります。


通知表が全てではない、

速く走れる子だけの運動会じゃない、

そんなこと、分かってますけど、

個性は個性として、上位を争う、真剣に競うという場を

少なくする、というのはどうなんでしょうか。

こういうことこそ、少数社会の家庭ではなくて、

学校生活ならでは、やと思うんです。


子供には成功体験が必要で、そのためには

できるだけ褒めることも大事でしょう。

でも、負けたり失敗したりして、

悔しかったり、恥ずかしかったりという思いもして、

それをキモチや技量の両面で克服する、

ということをトレーニングしていかないと、

国際交流とか海外ビジネスに携われる大人が

育たないと思うんですけど。


思いっきり緊張してもストレスに感じるのではなく、

その緊張をエネルギーに変えて、

「ここ!」と言うときに

最大の力が発揮できるような、

そういうパワーって、物凄く大事やと思います。