今日は一日雨。
鬱陶しい梅雨の一日でしたけど、
朝はまず、オフィスの若いナショナルスタッフ向けに、
研修。
ウチの研修もシリーズになってまして、
今日は9回目。
エクセルのピボットなどを使った管理方法、
さらには中小企業のIT活用概論。
日本語も上手で、
向上心ムキムキのスタッフだけに、
大変熱心に聴いてくれはりました。
(大体、エクセルの用語を日本語で説明してわかるんやから、スゴイでしょ?)
また、
職場が体系的に若手教育の場を設けているわけではなく、
完全にオン・ザ・ジョブ・トレイニングやので、
知識を吸収するのが大好きな人たちは、
今日のように「講義」というと、目を輝かせて出席してくれはるんです。
一方、
その講義が終わると、
ウチは某展示会場で現場に立ってるまた別の
若手ローカルスタッフ、いやもう、新卒の若いお姉さんのヘルプに
行きましてん。
彼女も日本語専攻なんですけど、
レベルは先ほどの方々よりもうんと下で、
何しろ仕事の経験も何もない。
さらに、
展示会場という、人(訪問客)はいても、
基本的に一人ぼっちと闘わなければいけない時間と空間にいる
不安さもあってか、
ウチが行くと、物凄い嬉しそうな顔して迎えてくれはるんですわ。
初めは
「頼りないな~。まあ、若いし、仕方ないか。」
と思い、
レポートの書き方、現場でのお客さんへの対処の仕方なんかを
説明してましてん。
すると。
ウチが「見本やで」と書いたレポートのフォーマットそのままで、
自らレポートを日本語で書き、ウチにもccで送ってくれました。
確かにまだまだ稚拙さが残る文なんでけど、
現場の状況を伝えようという気持ち、
ここが問題だと思うから、自分はこうしたい、という考えが
強く伝わってきてました。
やっぱり、
シゴトっていうのは、習ってやるだけのモノやありませんねぇ。
自分でガンガン取り入れて、失敗もしてみながら、
自分のものにしていくものなんですわ。
後者の若い子は、きっと自分の力でどんどん吸収していってくれると思いました。
また、前者の「知的・若手」スタッフさんたち、
こちらには「自分がどう考えるのか、そして相手をどうして効率よく動かせるか」
と、
マインドの持ち方をなんとか実践の中で、
植えつけていけたらな…なんて、
他人を教育できる立場でもないですけど、
共に学んでいきたいと思います。