今日はオフィスの朝会で、
出張者の報告などを聞いておりました。
いくつか、興味深い話が。
日本人の多いこの上海、
地理的にも便利なので、
中国進出の足掛かりには、まあ、
入りやすい都市ではありますけど、
いかんせん、
もうモノが世界各地から入って、
ないものは無いぐらい、
さらにグイグイと上がる物価は、
中国進出のメリットの一番であったコストカットも、
まったく意味がなくなってきたような、
さらに開発区も、
もう空きがないような、
飽和状態ですわ。
一方。
競うように開発区、都市部の高層ビル建築を急ぐ
内陸部の各都市も、
どんどん魅力ある消費者市場へと成長をしているようなんですねぇ。
今日話が盛り上がったのは
四川省の省都、成都。
辛いもので有名な四川省、
気候もよくて、水もあり、農作物も豊富に採れるようです。
そんな土地柄からか、
人々は大らかで、悪く言えばあまり働かず、
仕事もそこそこに昼間から遊んでる。
ただ、遊びの種類がないので、
レストランやショッピングセンターはいつも、どこも、
人が一杯。
珍しいものは、(上海人よりもなお)すぐに買ってしまう。
中国市場は、
大きくて、人が多いだけやないんですねぇ。
ケチが多い島国の人々より、
羽振りがええんですわ。
きっと、同じ人数がいる両国の市場を比べても、
片やチビチビ消費、あわよくば貯金、
片や刹那的だけど、チャンスはいまだ!とばかりに購入。
こういうホットなところも、
熱い市場をより熱くしているのかもしれません。