結婚式第2部開始は、
新郎新婦の小さいころからの写真を、
パワーポイントでアニメーションも音楽も入れて、
ちょっとしたビデオになったものから始まり始まり。
会場を暗くしても、
こんな感じで盛り上がってしまっている集団を黙らせるのは、
至難の業。
「ちょっと!司会!!『ただ今より、第二部開始です』って言って!!」
「もう一回!聞こえてないよ!!」などと、
台本やリハ―サルにないセリフの指示が飛び、
とにかく言ってみるウチ。
まあ、要はこんな感じなんですわ。
静かに司会や今進行しているものを、みんなで注目する
日本の披露宴とは違うんや、ということがよう分かりました。
だって、ウチがそれでは乾杯に移りましょう!
と言ってしまうと、そのあと、どんなおめでたい四字熟語を並べようが、
ウチのことばを聞いてるのか、あちこちでグラス&テーブルをカンカン鳴らし
はじめ、「早う飲ませろ~!!」と言わんばかり。
ブーケ・トス(というか、もう未婚の女性は決まってたけど)も、
興味ないおじさん、おばさんは、関係なく大声で話し、
時にケータイで話し、タバコ・プカプカ、もうやりたい放題。
こんな感じで、緊張感もなく二部が終わり、
またまたお色直し。こんどは長めのお休み。
ウチら、スタッフチームも円卓へ。
全く食べられへん、と、
覚悟して出かけたのに、
この緊張感のなさと、楽しめばええのや、という雰囲気に
しっかり頂いてしまいましたわ。
(ただし、殻のあるエビやらカニは、キモノやしチョット遠慮しましたけどね。)
第三部の記念品の説明も、
やっぱり、アチコチでの乾杯や歓談の声に負け、
「とりあえず読んだ」程度に終わり、
「中締め」のあいさつも、日側来賓は拍手をくださいましたが、
中側は、「まだ飲むで~」という、雰囲気。
新郎新婦が、それぞれのテーブルを周り、
記念品を渡したり、お酒を注いでコトバを掛け合ったら、
あとはもう、好きなときに帰ってええ、というのが中国式らしいですわ。
まだ食べて飲むひと、そしてホテルスタッフは、
人がいないところからガンガン片付け…
新郎は、まだウチが残っているのを見て、
クルマの心配までしてくれ、走り回ってくれましたが
(なんでウェディング・プラニング会社がちゃんと手配せえへんの?)
無事、事務所の運転手さんの車で帰宅することができましてん。
いやはや、
中国駐在中に、こんな機会をいただけるとは思いませんでした。
DVDも作るらしいですけど、
ちょっと楽しみ。
色々勉強になりました。
謝謝、そして、
お幸せに!