我が家も、4月からの新年度に合わせ、
住居内の諸々準備のために、宜家(イー・ジィア)、IKEAへやってきましてん。
上海には一店舗、徐家匯(シュィー・ジィア・フィ)という、ちょっと後発で、
ちょっと斬新なお買い物エリア、八万人体育館の近くにあります。
高速道路を降りてすぐ、交通至便なロケーション。
朝10時の開店時間、
週末ということもあって、多くのお客さんが店内に入って行かはりました。
店内は、新加坡のIKEAと全く変わりません。
(日本のIKEAは、千葉に住んでたのに、行ったことありません…)
単位が新加坡ドルちごて、人民元、というぐらいで、
一緒に居たメンバーも「中国とちゃうみたい」。
店内は、中国人のお客さん、そして、
シンガポーリアンでしょうか、顔はオリエンタル、言葉は微妙な英語の人、
そしてホワイトの方々など、様々。
やはり家具を見て歩くと疲れるので、
コーヒー頂くと、ほっとしました。
ステーキやハンバーグ、サラダも美味しそうでしたわ。
ただ、コーヒー・ブレイク中に、防犯ブザーが鳴り、
近くに立ってはった係員さん (「POLICE」の腕章してはりました) が、
宜家(IKEA)が中国に進出したのは1998年、
北京と上海に店舗を構えたのが2004年。
IKEAといえば、欧米、そして日本では低価格戦略を売りにして、
シェアを拡大してはったんですが、
その価格も中国では「低価格」とは受け取られず、
また、郊外に店舗を構えても、自家用車の普及していない中国では
逆に送料が高くついて、なかなか戦略どおりにいかなかったらしいですわ。
しかし、国際都市となった上海では、
駐在外国人が足しげく通い、実際買わなくても、雰囲気を知るために
本当の「ウィンドウ・ショッピング」に来る若者も増えたり…している間に、
中国も経済成長を遂げ、購買力も高まったんでしょうねぇ。
さて、ウチらのお買い物、配送カウンターで依頼すると、
当日配送OK、夕方6時以降とのことやったんですが、
午後2時過ぎに、トラック運転手さんから
「IKEAですけど、あと20分で着きます。家にいますか?」と電話。
「え?!6時過ぎじゃ…?」
「ええ、もう来てます。」
「あ、じゃあ、待ってます。」
果たして、実際ついたのは20分後ではなく、1時間半後。
このあたりは、まだまだ、大陸です。