今朝、
冷え込んでいたさかい、
何となくローカルニュースでも見ようかいな、
と思って国営テレビにチャンネル合わせてみました。
ほんなら、
「知識産権」(知识产权:ジー・シー・チャン・チュエン 知的所有権)
の特集、してはりましたわ。
中国最大(アジア最大?)のインターネット通販サイト、
「淘宝(タオ・バオ)」、
ここでの偽ブランド物の調査から排斥、
そしてニセモノを買わないようにと啓蒙されている
当局の動きを取材したものですわ。
この番組を見た人間は、
「な~るほど、大陸でも、ニセモノ排除の動きが高まってるんや~」
そんな印象を間違いなく(初めの一瞬は)受けるような、
そんな番組でしたわ。
しかし。
ふと、我に返ると…
この広大な大陸で、
(上海だけでもドデカイのに…)
一歩外へ出れば、地下鉄の駅へ降りる階段、
ショッピングセンター近くの路上、
そして一般に「ド○○ウ市場」と言われるようなマーケット、
どこかで見たような、でもなんかどっか違うようなマークの
ブランドもの、キャラモノ…。
まだまだ「知的所有権」なんて感覚、
市民ベースでは微塵も感じられませんわ。
しかし、それでもなお、
「政府としては、ニセモノは排斥するぞ!!!」
という強いメッセージを、テレビを通じて訴えていく。
こちらの政府には、そういう強いリーダーシップを感じられますわ。
テレビを通じて、「仮免」発言の釈明してる場合じゃないですよ。
日本のリーダーさん。
ねぇ。