知識産権 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

今朝、

冷え込んでいたさかい、

何となくローカルニュースでも見ようかいな、

と思って国営テレビにチャンネル合わせてみました。


ほんなら、

「知識産権」(知识产权:ジー・シー・チャン・チュエン 知的所有権)

の特集、してはりましたわ。

中国最大(アジア最大?)のインターネット通販サイト、

「淘宝(タオ・バオ)」、

ここでの偽ブランド物の調査から排斥、

そしてニセモノを買わないようにと啓蒙されている

当局の動きを取材したものですわ。


この番組を見た人間は、

「な~るほど、大陸でも、ニセモノ排除の動きが高まってるんや~」

そんな印象を間違いなく(初めの一瞬は)受けるような、

そんな番組でしたわ。


しかし。


ふと、我に返ると…

この広大な大陸で、

(上海だけでもドデカイのに…)

一歩外へ出れば、地下鉄の駅へ降りる階段、

ショッピングセンター近くの路上、

そして一般に「ド○○ウ市場」と言われるようなマーケット、

どこかで見たような、でもなんかどっか違うようなマークの

ブランドもの、キャラモノ…。


まだまだ「知的所有権」なんて感覚、

市民ベースでは微塵も感じられませんわ。


しかし、それでもなお、

「政府としては、ニセモノは排斥するぞ!!!」

という強いメッセージを、テレビを通じて訴えていく。

こちらの政府には、そういう強いリーダーシップを感じられますわ。


テレビを通じて、「仮免」発言の釈明してる場合じゃないですよ。

日本のリーダーさん。

ねぇ。