ヤマダ電機中国一号店 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

今日のニュースではないですけど、

先週末、

中国北部の瀋陽で、

ヤマダ電機中国1号店が開店しはりました。


ウチも含む、多くの人が、

なぜ、1号店が「上海」でも「北京」でも、「広州」でもなく、また

北部なら「大連」でもなく、

「瀋陽」なのか、と思わはったことでしょう。


社長インタビューに、

「ここが最も適切で、当社(ヤマダさん)進出に厚遇だったから。」

とありましたわ。


これにはちょっと感動するとともに、

今日、或る人からお聞きしたことで、

もう一度このニュースを思い出しましたわ。


聞いた話は、開発区の外国企業誘致についてでしたけど、

まあ、ポイントとしては;


・既に大都市近辺及び国家開発区は、埋まりつつある。

・少し内陸側、及び鎮・郷(地方)開発区については、地方政府揚げて

 外国企業の誘致に躍起になっている。

・ただ、地方開発区に、元々テーマがあるわけでなく、一番乗りした企業の色で

 各開発区の特色ができてくる。また一番乗りは優遇される。

・一番乗りは、大抵台湾・香港企業、次に韓国、そして最後に日本の順(が、多い)。

・よって、日本企業はリスク回避する代わりに、いい場所もとれず、優遇もされない。


…なんかこう、日本人の「奥ゆかしさ」「謙虚さ」の美徳が、

ビジネスで裏返しにあってるような感じですねぇ。


・交渉力(含む:語学力)

・決断力

・行動力


ヤマダさんは、中国の色んな機関・企業と、いろいろお話しされたのかなぁ~なんて、

考えて、今後の動向に興味が湧いてきましたわ。