今日のニュースではないですけど、
先週末、
中国北部の瀋陽で、
ヤマダ電機中国1号店が開店しはりました。
ウチも含む、多くの人が、
なぜ、1号店が「上海」でも「北京」でも、「広州」でもなく、また
北部なら「大連」でもなく、
「瀋陽」なのか、と思わはったことでしょう。
社長インタビューに、
「ここが最も適切で、当社(ヤマダさん)進出に厚遇だったから。」
とありましたわ。
これにはちょっと感動するとともに、
今日、或る人からお聞きしたことで、
もう一度このニュースを思い出しましたわ。
聞いた話は、開発区の外国企業誘致についてでしたけど、
まあ、ポイントとしては;
・既に大都市近辺及び国家開発区は、埋まりつつある。
・少し内陸側、及び鎮・郷(地方)開発区については、地方政府揚げて
外国企業の誘致に躍起になっている。
・ただ、地方開発区に、元々テーマがあるわけでなく、一番乗りした企業の色で
各開発区の特色ができてくる。また一番乗りは優遇される。
・一番乗りは、大抵台湾・香港企業、次に韓国、そして最後に日本の順(が、多い)。
・よって、日本企業はリスク回避する代わりに、いい場所もとれず、優遇もされない。
…なんかこう、日本人の「奥ゆかしさ」「謙虚さ」の美徳が、
ビジネスで裏返しにあってるような感じですねぇ。
・交渉力(含む:語学力)
・決断力
・行動力
ヤマダさんは、中国の色んな機関・企業と、いろいろお話しされたのかなぁ~なんて、
考えて、今後の動向に興味が湧いてきましたわ。